ビジネスモデル研究会
(左から、流通科学大学、清水さん、横山さん、石井学長、小生、関西生産性本部、西田さん)
今日は財団法人関西生産性本部の、ビジネスモデル研究会にお招き頂いて
シブヤ大学の取り組みについてお話させて頂きました。
研究会としてNPOを取り上げるのは初めてのことだそうで、本当に光栄です。
以下、今回お声掛け頂いた流通科学大学、石井学長のお話のメモ。
なるほど、と思うところが多かったです。ありがとうございました!
●技術力と並ぶ日本の財産は、信頼の蓄積された地域のコミュニティ
シブヤ大学の地域活性化策としての可能性
●お金だけではない、ものを作り出す人の動機
●人をお金で集めるのではなく、理念への共感から集まってくる
●ある東北の都市。駅の上に直結した大きなマンション。近郊の住民が移り住む。
近郊の人が減り、一方でマンションに住む人同士の関係性は乏しい。
街が人でにぎわうために、商業だけでは足りない。
市民の主体的な活動がおのずから人と人との繋がりとにぎわいを作る。
●中心部分はnon for profit。周辺にfor profitの仕組み。
(中之島から眺める大阪の街。右上の方に大阪ドームが見えます。)
昨年に続き
昨年に続き、今年度も母校のラグビー部の
コーチングスタッフとして関わらせて頂くことになりました。
授業やイベント等、シブヤ大学の業務に支障のない
週末の時間を使ってグランドに足を運ぶ予定です。
個人的な想いは、少しでもクラブに恩返しが出来ればということですが、
学生スポーツの現場に関わることで得られる、
「コーチング」や「クラブマネジメント」といった分野の学びは
シブヤ大学の運営にも必ず活かすことが出来ると思っています。
職員会議@渋谷区役所
今朝は週に一度のシブ大事務局会議。
来週末、4月、5月の授業の進捗確認等々。
さあ今日も一日張り切っていきましょう。
恵比寿キャンパスミーティング@恵比寿ガーデンプレイス
現在、新年度計画のミーティング中。普段は早朝ですが今日は夜。
シブ大は昼間様々な仕事をする仲間が集まるので、ミーティングは早朝か夜なのです。
しかし、そろそろ体がアルコールを欲する時間。がんばろう(笑)!!
ダイアログ・イン・ザ・ダーク 打合せ
シブ大のスタッフもファンが多いダイアログ・イン・ザ・ダーク。
参加者から多くの手紙や感想がよせられる素晴らしいプログラムです。
今回の授業は、まずはDIDを体験してもらうことを主とした作りですが、
今後は、企画自体の連携だったり、アテンドの方がシブヤ大学の授業に参加したり、
様々な形で連携していければと思います。
今年で10周年のDID、現在も常設を目指し活動を続けています。
残念ながら授業の抽選に漏れてしまった方も、通常のDIDプログラムへの参加は
常に募集していますので、ぜひ参加してみてください。
ガレット
今年度、シブヤ大学では
「平成21年度地域新事業創出発展基盤促進事業
(コミュニティビジネスノウハウ移転・支援事業)」(ナガイ・・・(笑))
という経済産業省の助成を受け、
全国の姉妹校の立上げサポートを行っています。
今週は助成対象の15の団体が集まり、
成果報告会を行いました。
もちろん、助成金によって活動が促進されるのは有り難いこと。
でも、まずは、助成対象として選んでもらったことが、素直にうれしかった。
ひたすら手探りで走ってきたこれまでに、一定の評価をしてもらったと思ったから。
でも、うれしい気持ちも、乾いた土に水がしみこむようなもの。
一瞬が過ぎれば、ケロっと忘れてまた次へ。
ひとつの自信として携えて、もっともっと高いところを目指したいです。
今日は、あんまりいい天気だったので
事務所にいた全員で、いつもより少し
足をのばして、学生特典もあるラフェ・デリースへ。
お店の雰囲気はマーサさん(写真、右)の人柄そのもの。
カッコいい店員さん。最高においしいガレット。素敵です。
フロントランナー
先週、「いわき市まちづくり連携会議」という
いわき市市民協働課が主催する、市民と行政の協働の
まちづくりのための勉強会に伺った。
「ライバルはアメリカ西海岸。僕は100年後の
いわきのために、今、仕事をしている。」
パネルディスカッションで、大勢のいわき市民を前に
照れることもなく、偉そうに振る舞うでもなく、
現実に実行している人だから滲み出る迫力で語る、
いわきフラオンパクの里見さんがカッコよかった。
いわきアリオスの前田さんが今"壁"を感じているという
限界集落での活動は、現代の僕らの壁でもあるのだろう。
様々な土地に行き、魅力的な人々に出会って思う。
東京で起こっていることが時代の最先端ではなく、
それぞれの土地で100年先を見据え活動する人々こそが、
現代のフロントランナーだと。
(いわきアリオスの前田さん、FMいわきの高木さん、いわき市市民協働課の夏井さん)
種にとっての土のようになりたい
9月に迎えたシブ大の三周年から、
あっという間に三か月が経ち、今日は大晦日。
"光陰矢のごとし"。月並みですが、そんな実感です。
今年もいろんなことがありましたが、
中でも、すごくうれしかったことは
新たなシブ大の役割に気づいたことでした。
役割というのは、自分たちの得意なこと。
社会に対して差し出せる価値ということです。
"自分たちは、誰のために、なにを提供するのか"。
常に忘れてはいけない組織運営の肝ですが、
初めからすべてが分かるのではなく、
やりながら気づくこともある、とあらためて思いました。
気づいた役割。それは、種と土の関係に似ています。
これは、松井さんのブログにあるメモ。
~松井さんのブログから~
左京くんと話していて、彼は次のようなことを言っていたと記憶しています。
(言葉は筆者のもので、あくまで自分の理解ですが)
種がある。これは人。
この種に対して、ああしなさい、こうしなさいという指示はない。
種の中には芽を出して、びゅーっと育つものがある。
そういった種が芽を出し大きく育つための「土壌」となるのが、シブヤ大学。
土壌がないことで育たない種もある。
土壌があって勢いよく育つ種もある。
~引用おわり~
これまで、授業やゼミやサークルや、その他の
様々なプロジェクトが、参加して下さる方にとって、
ヒントや刺激、何かのきっかけになったらいいなあ
と思ってきました。もちろんそれは変わりません。
今は、それに加えて、シブヤ大学という場そのものが、
そこでの人と人の関わりが、まるでゆたかな土壌のように
人をいきいきと育むものになれたら。
シブヤ大学に関わってくださる人にとって、
種にとっての土のような存在になれたら、と思っています。
来年も、たくさんの種が芽を出せるように
しっかりと土を耕していこうと思います。
今年も一年、本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
(※2009年の活動を振り返るページを作りました。もしよかったら覗いてみてください。)
三周年を迎えて
ご報告が遅くなりましたが、9月19・20日の二日間、
無事にシブヤ大学文化祭と三周年記念パーティを開催することが出来ました。
様々な形でご協力頂いた皆さま、本当にありがとうございました。
パーティの席でもお話しましたが、
三年前にスタートした時には想像もつかなかったような
景色が目の前に広がっている気がします。
スタッフも、関わって下さる人もたくさん増えました。
本当に嬉しく、また有難いことです。
1800人収容の開校式の会場に普通の会議室用の
プロジェクターを持ち込もうとしたド素人集団も、
多くの助けもあり、これまでに大きな事故やトラブルもなく
授業の運営を続けることが出来ました。
でも、人が増え、やれることが増えた今、
もう一度、シブヤ大学の原点に立ち戻りたいと思う。
参加してくれた人に居心地よく感じてもらったり、
関わってくれた人が何か持ち帰れるような場でありたいと工夫したり、
誰かに助けてもらったらありがとうと感謝の気持ちを伝えたり、
困っている人があれば何かできることはないかと思案したり、
そんな風に人と関わろうとする心構えにプロも素人もない。
組織の規模も、ノウハウや経験も、関係ない。
人や仕事に対して、ド素人のひたむきさと緊張感を忘れない。
四年目も、泥臭く、こつこついきたいと思います。