おとなの社会見学03 ~首都高速道路 at 代々木PA編~
先週金曜日は首都高さんとの特別授業。開通前の代々木パーキングエリア(PA)で、都市型PAの最新型としてそこにこめられた様々な工夫や、首都高が現在取り組む様々な事例(環境対策、エネルギー対策等)について講義して頂きました。
印象的だったのは、生徒の方々はもちろん、先生をお願いした首都高の皆さんが本当にいきいきと授業に参加して下さったこと。「普段なかなか接することのない利用者の方と直接いろんなお話ができコミュニケーションが取れたこと。これは、これからのすごくモチベーションになります。」どんな仕事であれお客さんの笑顔を見ることが一番のやりがいになります。素敵な笑顔に、とてもうれしくなりました。
おじさん
朝、事務所に向かう途中も頭はフル回転だ。一日の打ち合わせや進捗が気になる案件など、意識は視線の先のアスファルトではなく、頭の中を勢いよくめぐる。
事務所に着くと階段を掃除するおじさんの姿が目に入る。その場所からして、かなり前から仕事をしているようだと察する。思い立ってすれ違い際に挨拶をする。
「おはようございます。」
おじさんは下を向き、ゴミを集めながら応える。
「おはようございます。」
事務所に入り、PCの電源を入れながら、窓を開ける。電気はつけない。なんだか暑い気がするし、自然光でも十分明るいからだ。立ち上がるPCの画面を見つめながら朝一で返信するメールのことを考えていると、パッと電気がつく。一瞬、何が起こったのかと思う。
扉の方を見ると、向こうの方でさっきのおじさんがにやっと笑っていた。ああと言って僕もにやっと笑った。
メールを打ちながらもちょっとの間、幸せな気分だった。
一日以上経った今も、ふと思い出してそのことをこうして書いている。
一日の終わり。頭の中はクタクタになっている気がする。
でも、こころは、どれだけ使っただろうか。
エファップ・ジャポン
PR・広報のプロフェッショナルを育てるエファップ・ジャポンさんから講師にお招き頂き、先週と二日間に分けて授業を行いました。テーマを設定し、それに対しグループ毎に企画提案をしてもらうという実践型の授業。今回のテーマは、「シブヤ大学の地域(コミュニティ)への浸透・根付きのためのコミュニケーション戦略」。たくさんの素晴らしいヒントを頂きました。子どもの教育に着目したものや、キャンパスに焦点を当てたもの、はたまたギネス記録に挑戦など。生徒の皆さん、一生懸命取り組んで頂き、ありがとうございました!!
授業風景<2008年4月19日>
昨日はあいにくの天候の中、多くの方々に授業にお越し頂き、ありがとうございました。毎月のことではありますが、やっぱり天候をはじめ事故やトラブルなどの心配はつきもので、無事に開催出来るといつもほっとします。皆さま、ありがとうございました。
GENERATION TIMES 10号!!
ASOBOTの川村さん。入魂の一冊を抱えて。
シブヤ大学の授業企画を担当する、ASOBOTチーム渾身の一冊、ジェネレーションタイムズ。記念すべき10号が完成しました。今回のテーマはずばり、「時代」。節目を迎える10号の特集として、その名をテーマに据え、この100年という時代を振り返っていきます。僕も今じっくり読んでいます。現在先行的に、ラフォーレ原宿で無料で配布しているそうなので、渋谷に来られた際はぜひゲットして下さいね。
さてさて、今日は第③土曜。授業の日です。何とか天候が回復して良かった!まだ風が強いようなので、気をつけてお越しください!それでは皆さま、良い週末を!!
ホープフル・モンスター
「dictionary」の最新号が届く。クラブキングさん、ありがとうございます。
茂木健一郎さんの「ホープフル・モンスター」のお話しを読む。
引用~「ホープフル・モンスター」というのは進化生物学上の概念。進化の過程でいろんな試行錯誤の中で多種多様な生物が生まれてきますが、当然、その後に勝ち残れる種は限られています。でも、勝ち残ることができなかったにせよ、もしその種が勝ち残っていたらどういう進化をしたんだろうってわくわくする種がいっぱいいた。そんなわくわくするような大きな希望を孕んだ生き物が「ホープフル・モンスター」なんです。~引用おわり
お世話になっている経営者の方が、自社の工場の壁に大きく掲げている言葉。
「強いものが生き残るのではなく、環境に適応したものが生き残る。」
ダーウィンの進化論の言葉だそう。
現代、そしてこれから生き残るための、組織のあり方、事業のあり方とは。
適応とは?なにをどのようにすることか。考え抜こう。やってみよう。そして、
シブヤ大学は"わくわくするような大きな希望を孕んだ「ホープフル・モンスター」"になろう。
30歳
30歳になろうとしている人が書く日記のプレゼント。
「左京さん、なんかこういうの好きそうだと思って・・・。」
・・・、好きそうですか?
寄藤文平さんは、著書「死にカタログ」のなかで死にについて考え、自分にできることとして、
「毎日、ちょっとずつ折りたたんでおく。」ということを仰っていましたが、あらためて考えると
30歳は、それまでをふりかえるのに、ちょうど良いタイミングのような気がします。
さらに寄藤さんの言葉、
「ときおり死のほうから自分をふりかえってみる。死を前にしても、自分の人生に押しつぶされないように、できるだけまっすぐ、死に向かって毎日を折りたたむ。」
30歳に、これまでと、これからを考え、折りたたみの具合を確認すると、また気付けることがありそうです。
やっぱり"好きそう"ですね。ワタベくん、ありがとう!
こつこつと。
すっかり間があいてしまいました。この間、2007年度の決算、シブヤ大学のウェブサイト改変、そんな中PCの故障があったり、そして、怒涛の勢いで新年度を迎えたり。
2008年度も、どうやら益々勢いを増して過ぎていきそうです。
日々目まぐるしく色々なことが起こる中で、先にも書きましたが、ウェブサイトのリニューアル、皆さんご覧頂けましたでしょうか。ウェブチームがこつこつと本当に頑張り、様々な新機能が追加されました。以前から気になっていた授業申込みの都度の個人情報の入力も、学生登録機能の追加で一度で済むようになり、早速多くの方に使って頂いています。
そんな訳で、2008年度、嵐の中にも目標を見失わず、こつこつと、前進していきたいと思います。
追伸、写真はウェブチーム。その着実な仕事ぶりに、感謝!!