授業風景<2007年7月21日>
「ハンディキャップサッカー」についての授業。
どのテーマでも、限られた時間のなかで、深く掘り下げて学んでいくのは大変。
講師の方はもちろん、サポートスタッフも非常に苦労されたのではないかと思います。
でも、「今日は良いきっかけになりました。」とアンケートの声に多かったのは、
なによりの褒め言葉だと思っています。
着物の文化、礼儀作法の授業。畳の上で行う授業もなかなかです。
大人気「お箸の授業」、MOTTAINAI学科で復活です。
第二回目ということで、マイ箸作りもありました。
「もめん綿」で座布団作り。
実際に手を使って何かを作る、考えてみると普段の生活ではあまりない気がします。
だから、たまにやってみると、思わぬ発見や気づきがあるんです。
先生のお手本に、みんな「おお~っ」と自然に歓声があがります。
「じゃ、ここまでやってみてください。」先生の声がかかると、
一気に真剣な表情に。でも、ホントに楽しそう。
「人間の手は訓練次第でナノ単位まで感じることができます。」
そんな言葉も、先生の手さばき、お手本を見ると納得できます。
恒例の打ち上げも、なんとなく和風を意識して(笑)。
松本商人大学校
松本市役所と市内の若手商業後継者の方々が、商都松本の次世代を担う人材を育成する
ことを目的として設立した勉強会「松本商人大学校」に講師としてお招きいただきました。
題目は「地域密着型の新しい町作りの仕組みと生涯学習について」。
毎月の授業を作っておきながら、自分が先生役になるのは全くのど素人(苦笑)。
講義の時間まで少し余裕があったので、市内を歩き回りながら授業内容を考えます。
シブヤ大学という仕組みを作りながら、いつも意識するのは他の地域での応用性。
渋谷だから出来ることももちろんあると思いますが、それぞれのコミュニティの特性に
応じたカタチもきっとあるはず。そんなふうに思っています。
授業の内容はシブヤ大学をどのように運営しているか、という仕組みとそのポイント。
後は、実際に参加して頂いた皆さんに街に「シブヤ大学」の様な仕組みを作るとしたら
どんな授業、どんな面白い仕組みが出来るでしょうか?というチームに分かれての
発表形式にしました。
すると、アイデアが出てくる出てくる。やっぱりその街に暮らす方々は、その街の魅力を
一番知ってます。当たり前なんですけどね。
シブヤ大学として校外学習に出かけたいようなメニューもたくさんありました。
例えば「梅雨時期の上高地から見える星空はオーロラより感動する。」
「松本の街にはカッコいいバーが沢山集まっている。」などなど。
ぜひ松本がより一層楽しい街になればいいなあと思いました。
よく取材などで「○○大学」を他の地域でも作りたいと言われたらどうしますか?
と聞かれますが、答えはもちろん、「全く問題ありません!ぜひ頑張ってください!」です。
特急「あずさ」。初めて乗りました!
松本駅。
椅子の並べ方の工夫なんかは慣れたものなんですが、肝心の講義が・・・。
「なまこ壁」の蔵。
ご馳走様でした!!
時代が子どもに影響を与える
グリーンバード、今朝は広尾高校の生徒さん達と掃除。お疲れさんです!
高校一年生だそうで、考えてみると年齢はほぼダブルスコアなんですよね。
「成長してないなあ」と日々反省しながらも、確実に年齢だけは経ています。
そして、彼らの様子を眺めながら、自分には「もう15歳の人間が何を考えているのかは
分からないのだ」とあらためて認識しました。それは決してネガティブなことじゃなくて、
ごくごく当り前のこととして。思考や感覚が様々な後天的要因に影響を受けるものとして、
多感な時期を送る時代が違えば、きっとそれらは違うものになるはずですよね。
たとえば、
「彼らはどんな人生を歩みたい、或いは歩む、と考えているのかなあ?」
などと想像してみました。が、やっぱり分かりませんでした。
時代を動かす「大人」の皆さん、がんばりましょう!
どんな子どもが育つかは、どんな大人がいるかにかかってますよ、ね。
今日はこれから長野(松本)に行ってきます!!
ダッシュ!
参院選いよいよ公示。街頭演説、若い人も結構いました。
オレンジ・アンド・パートナーズさんと打合わせのため神谷町へ。東京タワーが近いっす。
オレンジ・アンド・パートナーズさんのオフィスの受付はなんとバイテン。オモシロい!
打合せの方もとっても面白かったです。秋くらいに向けての新しい企画を準備中です。
「カムラさんまだかなぁ。」
「あっ、来た!」の図。
日々勉強
会食。最近色んな方に会わせて頂くことが増えた。本当に感謝です。
一昨日書いたことまさにそのまま。毎度、真剣勝負。だからこそ磨かれる。
本々、人に会うこと、自分の思っていることを誰かに話すのは、得意じゃない。
どっちかと言うと、かなり苦手。自分だけで完結したい性格。
他人に否定されたり、馬鹿にされて傷つくのは嫌だし、怖いから。
でもある時「自分は何も知らない、何も出来ない。」ということに気付いた。
「小さい自分」に気付いた。すると、
「じゃあ、自分に出来ることは何か?それを成長させるにはどうすればいいか?」
すごく前向きになった。そしてずいぶん楽になった。
何も知らないなら、知れるよう努力すればいい。誰かに尋ねればいい。
何も出来ないから、出来るようになるために努力すればいい。
どうしてもダメなら、誰かに手伝ってもらえばいい。
小さいから、大きく成長すればいい。何事も成長の糧として謙虚に捉えればいい。
以下、昨日お会いした方から頂いたヒント。
・別の道を選ぶとき、人間関係をゼロリセットする人と、積み上げる人がいる。
積み上げる人の人生は自ずと豊かなものになる。
・仕事に対し使命感を持つ。それが力になる。
・常に考える。そうすれば、目の前を通り過ぎるチャンスを逃さない。
・浅い考え。あともう一捻りが、価値を生む。
※箭内さんも同じことを言っていた。「すごいことを思いついた!」と思ったら、
「そのアイデアは1000人がすでに考えている」と思った方がいい。
そこから本当に素晴らしいアイデアになるには、もうひとジャンプが必要だ、と。
・どこを見据えるかで、最初の一手が決まり、結果が決まる。
※見据える到達点は、最初、周りには全く分からない。見据える本人だけが知る。
日々勉強。