2007/06/26
素敵な先生
今朝は、職員会議&授業チーム嘉村さんの誕生日お祝いから、スタート!!
お昼からは以前、シブヤ大学でも授業をお願いしたことのある勝俣さんのところへ、
シブヤ大学の理事でGeneration timesの編集長でもある伊藤さんとお話を伺いに。
市場原理や、公の役割など、お忙しい授業の合間を縫って
色々と教えて頂きました。
「大学もね、最近は生徒がお客様なんて言うけど、あんまり言い過ぎるのはどうかと思う。
だって、生徒が「面白くない」と思うことは、出来なくなっちゃうでしょ。
もちろん、教え方としての工夫や、伝え方なんかは大事だと思う。
でも本当に大切なことは、ひょっとしたら今はそんなに面白いとは感じないかもしれない。
それでも、10年後20年後になって、「あの時の話はそういうことだったのか」と
あらためて思い出すかもしれないしね。
学生よりも少しだけ長く生きてきて、少しだけ物事の研究もしてきた僕たちは、
10年20年経ってもヘコたれない、これは真理だと、大切なことなんだと信じることを
学生に教えたいんだよね。」 さらっと仰られる教育観がすごく素敵でした。
「もう次の授業が始まるから、バス停まで送ってくよ!」と、
ずんずん歩いて行かれる勝俣さん。あわてて後を追う僕ら。
短い時間ながら、貴重なお話が聞けたことに本当に感謝です。
尚、大学の先生である勝俣さんのことを、「勝俣先生」と呼ばない理由については、
昨年12月2日の日記をご覧下さい。
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19:07:07