シブヤ大学

多様な読み方、本を通じた自己紹介【8月活動報告】


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はじめまして。よのなかゼミ生の代見と申します。(初参加)。
8月30日のゼミ活動についてレポートさせていただきます。

今回の読書会では、
課題本: 西村佳哲『自分をいかして生きる』(2011、筑摩書房)
について各自の意見•感想を交わそうということで7名(内初参加の方が2名)
の方が集まりました。
進行としては、順に発表していき都度みんなでそれについてワイワイ
言い合おうというシンプルな流れで。

キーワードやフレーズとして主なところでは、
◼︎シブヤ大学
◼︎can⇆will⇆must
◼︎お金
◼︎自分らしさ/工夫
◼︎失敗⇆学び⇆実感
◼︎自己肯定
◼︎比較/劣等感
◼︎矛盾/バランス
◼︎産まれた環境
(◼︎イタリア?(笑))

それを軸に各人感想•意見を紹介すると、
◼︎シブヤ大学の目指す一つの価値として、"普通の人"が"いる"仕事が出来る場所でありたい。
◼︎なんでもやる、とにかくやるアイデアそのものよりもそれを実行・実現することに価値があるのでは。
◼︎Can(できること)/Will(やりたいこと)/Must=やらなければならないことやお金を稼ぐことでなく、大事なことと訳されているのはとてもしっくりくる。
◼︎仕事のやり方、姿勢に自分なりの工夫を入れていくことで自分がいる仕事に繋がっているのではないか。また、その工夫=クリエイティブな仕事に繋がるのでは。
◼︎自分への試練は自分の存在を確認出来る、且つ、乗り越えられる。
◼︎関係資産を作っていくことで、自分が自分でいることを認めてくれる存在を築きたい。
◼︎自己肯定感の形成は、他者との間(外から)からだけでなく自分の中(内から)からも作っていけるのでは。(生きてきた経験や育ってきた環境なども影響)
◼︎いるだけで認められていた環境(幼少期)が大きく関わっているのでは。
◼︎自分の気持ちが動くこと、ちょっとでも力が出ることを続けていくと自分自身が明確になっていくという筆者の言葉から自分を後押しされる感覚があった。
◼︎何事も技術以上にその内容の面白さを知ることで、よりその中に自分らしさ=工夫を入れていけるようになりそれが結果として自分がいるということに繋がっていくにではないか。
◼︎他者との間でしか自己肯定感が作れないという思いから、他者とのコミュニケーションが苦手な故に自己肯定感を育てられない矛盾を感じている。
◼︎自分を認められない理由を探ってみるのもいいのでは。
◼︎自分の価値観を探すべきで、比較相対して悩んでいてもしょうがない。
◼︎消費者側の立ち位置でいるとどうしても動きが悪い。まずは実行、体験することで物事の楽しさがわかれば消費者側としていることもなくなる。エラー&トライでいけば実行も早くなる。

(かなりはしょっていますが。。)という感じでした。

最後に本自体の感想として、
◼︎自分自身が明確な人もそうでない人にも開かれている
◼︎筆者自身がこの本にいる、また自分もいる感覚がある
◼︎言葉が優しく、悪魔のささやきにも聞こえる
などでした。

全体として、考え方の違いだけでなく各人の生きてきているバックグラウンドという要素が混ざった感想や意見の1つ1つはこの本を通した自己紹介を聞いているようでした。

次回は少し間が空きますが、10月4日(土) 10:30- になります!
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ここからはゼミ長の大竹がお伝えします♪

【☆次回予告☆】
よのなかゼミ10月号
日時:10月4日(土)10:30~12:30
場所:シブヤ大学事務所
テーマ:「社会課題を解決するヒト・モノ・コトのブレスト大会」その2

9月はシブヤ大学「文化祭」ということで、毎週授業があります。
そのため、ゼミ活動はお休みにさせていただいて、10月の第1週に設定しました。
4月に引き続き「社会課題を解決するヒト・モノ・コトのブレスト大会(その2)」と題して、ゼミ生が気になっているNPOや社会起業家やプロジェクトなどを共有する集まりを開きます。
この集まりをきっかけにシブヤ大学の授業が生まれるかも・・・・!?

参加ご希望の方は、「活動説明と参加方法」をお読みになった上で、下記アドレスまでご連絡ください♪
お問い合わせ:y.otake.shibuya☆gmail.com(☆を@に替えて)