都市想像会議
第8回「法律×都市」
都市を楽しくする法律とは?
- Shibuya Hikarie 8F クリエイティブスペース 8/ COURT
- 齋藤 貴弘 [弁護士]、水野 祐 [弁護士]、左京 泰明 [シブヤ大学 代表理事]、紫牟田 伸子 [編集家/プロジェクトエディター/デザインプロデューサー]
- 参加費
- 無料
- 定員
- 80名
- 参加対象
- どなたでも
- 当日の持ち物
- 筆記用具
- 申し込み方法
- 上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。 - 【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入りください。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来かねる場合がございますのでご留意ください。
【参加】授業の途中退場はご遠慮ください。「日時」に記載しております授業時間にフルで参加できるものにお申込みください。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場での撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承ください。 - ※1:本授業の抽選は2017年2月8日(水)に行います。 (抽選予約受付は2月7日(火)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2017年2月28日(火)10時まで先着順でお申し込みを受付いたします。お電話、メールでのキャンセル待ちの受付はしておりませんのでご了承ください。
都市の新しいアクティビティを考えていくとき、いつも “法律”の話が出てきます。
図書館の話をしたときも図書館法の話が、祭りの話をしたときにも道路交通法の話が出てきました。
なにか新しいことをしようとするときに、法律が私たちの行動を規制している壁のように思えて、考え込んでしまうこともあります。
でも一方で、渋谷区が昨年制定した「男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」や「風営法」の改正など、新しいアクティビティを支える条例や法律もできてもいます。
法律は誰のためにあるんだろう?
その疑問に対して、今回ゲストに来ていただくおふたりの弁護士は、
「法律は世の中をアップデートしていくためにある」
「伸びていく芽を伸ばすためにある」
と即答されました。
そうか。そうであるなら、私たちは、新しいアクティビティに合った社会のルールを自分たちの側から考えていく必要もあるんじゃないか。
そんなわけで、私たちの都市のルール=法律について考えてみたいと思います。
■登壇者
齋藤貴弘(弁護士/ニューポート法律事務所)
水野 祐(弁護士/シティライツ法律事務所)
■ファシリテーター
左京泰明(シブヤ大学学長)
紫牟田伸子(編集家/プロジェクトエディター/デザインプロデューサー)
「都市想像会議」とは?
新機軸(イノベーション)を生むには、想像力(イマジネーション)と創造(インベンション)が必要です。人口減少や高齢化などの課題を抱える日本の都市の未来像を想像し、日本ならではの都市文化を世界に発信できる都市づくりを市民主体で考える場が「都市想像会議」です。
分断されてきた福祉や介護、交通、まちなみ、暮らし、企業・起業などを横断的に議論し、知見をつなぎあわせ、都市に対するリテラシーを育み、都市の神経系をつなぎなおして新しい価値と実践を行うことを目指し、2015年6月1日以来、「マイノリティ」「祭り」「才能」「図書館」「社会的企業」「10代」「観光」と都市を多様なテーマで切り取りつつ、これからの社会の在り方を見定めたいと思っている人々とともに、公開会議を行っています。
これまでの都市想像会議
第1回「マイノリティ×都市」
第2回「祭り×都市」
第3回「才能×都市」
第4回「図書館×都市」
第5回「社会的企業×都市」
第6回「10代×都市」
第7回「観光×都市」
都市想像会議 議事録
先生
[ 弁護士 ]
齋藤 貴弘
弁護士(ニューポート法律事務所)。2006年に弁護士登録の後、勤務弁護士を経て、2013年に独立し、業務拡大に伴い2016年にニューポート法律事務所を開設。幅広い企業クライアントの法律業務を取り扱うとともに、近年は、ダンスやナイトエンターテインメントを規制する風営法改正をリードするほか、外国人の就労ビザ規制緩和などにもかかわり、各種規制緩和を含む各種ルールメイキング、さらには規制緩和に伴う新規事業支援にも注力している。
ニューポート法律事務所
[ 弁護士 ]
水野 祐
弁護士(シティライツ法律事務所)。Arts and Law代表理事。Creative Commons Japan理事。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(リーガルデザイン・ラボ)。京都精華大学非常勤講師。その他、FabLab Japan Networkなどにも所属。著作に『クリエイターの渡世術』(共著)、『オープンデザイン参加と共創からはじまるつくりかたの未来』(共同翻訳・執筆)、『デジタルで変わる宣伝広告の基礎』(共著)、連載に『法のデザイン インターネット社会における契約、アーキテクチャの設計と協働』(Business Law Journal)などがある。
シティライツ法律事務所
[ シブヤ大学 代表理事 ]
左京 泰明
1979年、福岡県出身。早稲田大学卒業後、住友商事株式会社に入社。2005年に退社後、特定非営利活動法人グリーンバードを経て、2006年9月、特定非営利活動法人シブヤ大学を設立、現在に至る。著書に『シブヤ大学の教科書』(シブヤ大学=編 講談社)、『働かないひと。』(弘文堂)がある。
[ 編集家/プロジェクトエディター/デザインプロデューサー ]
紫牟田 伸子
美術出版社『デザインの現場』『BT/美術手帖』副編集長、日本デザインセンタープロデュース室チーフ・プロデューサーを経て、2011年に個人事務所、2017年株式会社Future Research Institute設立。「ものごとの編集」を軸に企業や社会・地域に適切に作用するデザインを目指し、企業や地域の商品開発、ブランディング、コミュニケーション戦略などに携わる。
主な著書に『シビックプライド:都市のコミュニケーションをデザインする』、『シビックプライド2:都市と市民のかかわりをデザインする』、『シビックエコノミー:私たちが小さな経済を生み出す方法』など。
教室
Shibuya Hikarie 8F クリエイティブスペース 8/ COURT
2012年4月26日に渋谷駅前に新しく開業した複合タワー『Shibuya Hikarie』の8Fにあるクリエイティブスペース「8/(はち)」。そのフロアの中心に位置するコミュニティスペース「COURT(コート)」は、グリーンカーペットが印象的な、気持ちのよい空間です。作り手と使い手、個人と社会、地域と東京など、この場所を通じて世界とのつながりをつくるための広場です。
- 所在地
東京都渋谷区渋谷2・21・1・8F
電話:03-5468-5892
※場所の確認以外でのご連絡はお控えください。
授業内容や出欠、遅刻等についてのお問い合わせ、ご連絡はシブヤ大学事務局までお願いします。
最寄駅:東急田園都市線、東京メトロ副都心線「渋谷駅」15番出口直結。東急東横線、JR線、東京メトロ銀座線、京王井の頭線「渋谷駅」と2F連絡通路で直結。