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「都市想像会議」とは
都市想像会議

異なるジャンルの人々をつなげ、新しい都市を想像し、創造していくための会議です。

近代社会が成熟したいま、新しい社会は新しい都市構造に宿るといっても過言ではありません。新機軸(イノベーション)を生むには、想像力(イマジネーション)と創造力(インベンション)が必要です。さまざまな課題が顕在化している現在、これまで分断されてきたジャンルを横断し、課題を直視しながらも未来を見据える、都市への想像力が最も必要なのではないか。そんな思いからシブヤ大学が立ち上げたのが「都市想像会議」です。

社会にはさまざまな課題がありますが、それぞれ個別に考えるのではなく、ジャンルを越えて考えるべき時代になっています。特に、これまで分断されて議論されがちだった福祉、介護、交通、まちなみ、起業、公共、土木などさまざまな課題を新たな神経系としてつなぎなおし、個別の課題の奥に潜む本質的な課題に向き合う必要があります。

これから私たちが都市をデザインしていくための議論を積み重ねていくことで、都市に対する想像力をたくましくし、あらゆる意味でイノベーティブな都市づくりへの提案を蓄積し、未来につながる指針を探っていく。それがこの会議の目的です。

第八回テーマ

法律×都市

2017年2月28日(水)19時〜21時 ヒカリエ8F COURT

登壇者

  • 齋藤貴弘

    齋藤貴弘

    弁護士 ニューポート法律事務所

  • 水野祐

    水野祐

    弁護士 シティライツ法律事務所

  • 左京泰明

    ファシリテーター

    左京泰明

    シブヤ大学学長

  • 紫牟田伸子

    ファシリテーター

    紫牟田伸子

    編集家/プロジェクトエディター/デザインプロデューサー

都市を楽しくする法律とは?

法律というと、私たちの行動を規定しているかのように思われますが、本来は私たちのアクティビティのために、みんながより良く使えるものとしてのルールのはずです。いま社会が大きく変化しつつある中で、私たちがクリエイティブかつ楽しく生活したり活動していくために、どういった法律=ルールのあり方があるのか、法律とどう付き合っていったらいいのか、というのが、第8回都市想像会議「法律×都市」の問いかけです。

そこで、今回は弁護士のお二人、風営法改正に尽力された斎藤貴弘さんと、著書『リーガルデザイン』(フィルムアート社)を出版されたばかりの水野祐さんのお二人に来ていただきました。都市をもっと楽しくしていくための法律との向き合い方、ポジティブな捉え方、これからの私たち自身がつくる未来のルールのあり方まで、非常におもしろいお話が展開され、盛り上がりました。

都市想像会議第八回「法律×都市」左:齋藤貴弘さん、右:水野祐さん

左:齋藤貴弘さん(弁護士/ニューポート法律事務所)、右:水野祐さん(弁護士/シティライツ法律事務所)

日常に生活していくなかで、法律と出会う場面は多々あります。特にまちづくりや新しいアクションを展開する際には、法律が邪魔に思えるときもあります。これまでの会議でも、法律や規制の話はどこかしら出てきました。例えば、道路でパフォーマンスをするには許可がいるとか、図書館法の話とか、また、渋谷区で「男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」ができたこと、風営法の改正などが行われること等々。そこで、「法律は読み取ることも必要である」「法律は改正されることもある」「新しい法律がつくられることもよくある」の3つのポイントがあるのではないか、というところから話を始めました。

都市想像会議第八回「法律×都市」スクリーン