シブヤ大学

シブヤ大学は、
“見つける学び場”です。

シブヤ大学は、まちのあらゆる場所を教室に、多様な授業を開催しているNPO法人です。
2006年の開校以来、開催した授業は1,400講座以上。これまでに36,000人以上が参加しています。

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最新授業レポート

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白いごはんが教えてくれたわたしの「好き」

先生が大好きな「お米」の話を通じて、参加者自身の「好き」を追求するこの授業は、気持ち良い冬晴れの日曜日に、ゆったりと座談会形式で行われました。このレポートも、先生や学生の皆さんの発言をなるべくそのままに、当日の雰囲気をお伝えします。————————————————————和室で輪になって行なった今回の授業は、先生(以下桃子さん)の自己紹介から始まりました。アメリカで生まれ育った中村桃子さんは、RICE GIRLという肩書きでお米の良さを広げる活動をされています。日本に帰って来て名刺を作る際に肩書きが必要になり、自分の「ゆるキャラ」を考えるように「RICE GIRL」と名乗ったのがきっかけです。桃子さんのRICE GIRLと名乗るまでのお話を聞いて、参加者の皆さんにも自分の「ゆるキャラ(肩書き)」を作ってもらい、それを元に自己紹介を行います。「ライフスタイル追求家」「カフェガール」「楽学人」「自称アーティスト」「ジャスミン」「いいね!が口癖」などなど、個性的な「ゆるキャラ」が揃いました。————————————————————早速、桃子さんの「好き」のお話に入ります。桃子さんは、お米を通じて「好き」を教えてもらったと言います。海外で生まれ育った桃子さんにとって、故郷である日本との接点のひとつがお母さんの炊いてくれるお米であり、いつからかお米を探求したいと思うようになります。日本に帰国した桃子さんがまずやりたかったのは、一番美味しいお米を探すこと。しかし、たどり着いたのは、「選ぶことができない」という事実でした。お米には500ほどの品種があり、さらに食感、生産者、生産地などを組み合わせると数え切れないほどの種類があることに気付きます。また、日本人がいつも食べているお米についてあまり考えていないことにも驚いたそうです。そこで桃子さんが取り組んだのが、四季に合わせてお米の品種を選ぶこと。「買う」という行為は、自分で1つのものを選んで投票することであると桃子さんは言います。暦に合わせて色々な品種をブレンドした季節の玄米ブレンドを四季に合わせて購入できる取り組みを作ることで、お米の奥深さを日本人に感じてもらう活動をされています。桃子さんの「好き」のお話を聞いたあとは、参加者の皆さんそれぞれで自分の好きなモノ・ヒト・コトを書き出してもらいます。皆さんの「好き」が出揃ったところで、次は桃子さんがお米に行き着くまでのお話です。————————————————————桃子さんは、アメリカで暮らす中で、幼少期から幾度となく「あなたは何にパッションを感じるか?」と質問されることがあり、その度に「自分にはそんなに情熱を持てるものがない・・・」と返答に困ったと言います。感情表現が豊かで、自分を強くアピールをしなければならないアメリカを自分の居場所とはなかなか思えなかった桃子さんにとって、故郷である日本とのつながりを感じられたのが、「メディアと食べ物」でした。録画して送ってもらった日本のドラマやバラエティー番組、そして毎日の食卓で食べる和食。自分が大好きだったこの2つをもとに、料理番組のプロデュースすることを決意します。日本のテレビにあるような、エンターテインメント性のある料理番組をアメリカでやりたいという思いで、「料理の鉄人」のアメリカ版を作るプロデュースチームで数年間働きます。この仕事を通して、自分が「食を伝えること」が好きだと気付き、さらに今では、「日本人にこそ和食の良さを伝えたい」と思っているそうです。桃子さんにとって「好き」とは、「好奇心」。自分の中から生まれるちょっとした声や興味に自分で気付いてあげること、そしてその興味を追求することで、ここまで来たと言います。「好奇心」とは、「好きという奇跡を心する」ことだと思うんです、という桃子の言葉が印象的でした。————————————————————最後に、参加者それぞれが自分の好きなモノ・ヒト・コトの中から1つを選んで、それを好きになったきっかけと、自分の「好き」の感情を表すキーワードを発表してもらいます。好きなコト:スキューバダイビング昔から泳ぐのが好きだった。海の中の神秘的な生物にハマった。海の中に潜るとリフレッシュされる。「好き」とは、「人生のその時その時で欠かせないこと」好きなヒト:旅先で出会う嘘のない笑顔をくれるヒト初めての場所は不安だけど、私自身が笑顔でいると、それに応えてくれるヒトがいる。旅に行くと自分が良い人間になれる。「好き」とは、「幸せ」「心と体が喜ぶこと」好きなコト:街歩き観光というよりも、とにかく歩くこと。風景を楽しみ、なるべくスマホも持たずに、道に迷ったらその辺のヒトに聞く。「好き」とは、「共感」好きなコト:家事断捨離して300キロくらい捨てたことがある。そこから部屋の掃除を毎日するようになった。そこから家事が好きになった。「好き」とは、「あたたかくて心地よくてやさしい気持ちになれること」好きなコト:家事・自炊自分で自分の生活を作り上げることができる喜びがある。家事は自分を大事にすること、自炊は自分の健康も作っていくもの。「好き」とは、「世界を広げる、ワクワクするもの」好きなコト:山登り子供ができるまではインドア派だったが、富士山には一度は登りたいと思って、富士山に登ったらハマった。自分の脈の音が聞こえ、生きている感じがする。足の裏の感覚も、葉の上、石の上の感触もあり、五感を感じる。「好き」とは、「ワクワク」好きなモノ:ラーメン子供の頃からずっと好きで、仕事疲れや旅先で食べるラーメンは嬉しい。これからも必要な食べ物。「好き」とは、「新しいものに出会うこと」好きなコト:カフェ巡りもともと好きでも嫌いでもなかったが、一人暮らしをして隣の人がうるさかったので逃げ場として行ったら落ち着くので好きになった。静かなカフェが好き。自分が好きなカフェには同じような思考を持った人が来るので、居心地が良い。お客さんの話が少し聞こえたりするので、新しい情報が得られる。「好き」とは、「リラックス」好きなモノ:Netflixとりあえず観てみようと思ったらハマってしまった。何かに詳しくなりたい気持ちが大きかった。「好き」とは、「知的好奇心」「何も知らないこの世界でなにかを知るということ」————————————————————桃子さんや参加者の皆さんの、好きなものを話しているときのわくわくした顔がとても印象的でした。「好き」の気持ちと向き合うことで、自分のことをもっと知れるような、そんな時間だったように思います。(授業レポート:宮村礼子)

ジャズピアニストとあそぼう!【特別編】

ジャズピアニストとあそぼう!【特別編】春のオンライン授業が大好評でアンコールの声が最も多かった「ジャズピアニストとあそぼう!」シリーズの特別編が、リアルで復活しました!!もちろん先生は、ジャズピアニストで作曲家、編曲家としても活躍する谷川賢作さんです。 第3回目の授業の前半は「生演奏を味わう時間」、後半は「音楽を一緒につくる時間」となりました。-----お話より先にミニコンサートが始まります。やっぱり生の音は耳だけではなく身体でも感じられ、ライブに飢えていたことを実感しました。『ジャズなんかサンドイッチじゃん!』の言葉から、ジャズはパン=テーマ具 =アドリブパン=テーマのサンドイッチ構造で出来ていること。そして、原曲をいかに編曲するかがポイント!実際に「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」を“スイング”、“ジャズワルツ”などへ『ヘッドアレンジ』で聞かせてくれました。-----後半は、日本での音楽の捉え方のお話で始まりました。例えば、自由にピアノを弾いて良いと言われても、楽譜どおりにしか演奏しない(出来ない)ことって、おかしいかも!?絵画の世界を例にとり、ピカソの15歳から90歳の自画像を見ながら、(ご参考) http://news.rabbitalk.com/archives/pablo-picasso-self-portrait.htmlこんなにも自由に描いている。このうち15歳、25歳、56歳、90歳の絵に合わせて「ふるさと」の曲を弾き分けて、自由に演奏しても良いと示してくれました。ここから、「音楽を一緒につくる時間」の実演です。ブルース、バラード、ボサノバ、フリージャズの中からテーマを選び、学生と先生で連弾をします。学生の方は基本的には“ラ”の音のみを弾き、自由に、思うがままに演奏していきます。一人目、二人目は少し硬い感じでしたが、人数を重ねていくとだんだん先生との掛け合いもできてきて、拍手喝采の大盛り上がり。これをレポートでお伝えするのは至難の業で、ギブアップ。-----大きな部屋に30名弱で、こんなに楽しんでしまって良いのか?一日も早く、大勢のみんなで集まって一緒に受講できるようになりたいですね。今回も、新鮮な体験と音楽の素晴らしさ、楽しさを教えてくれました。繰り返しになりますが、やっぱりライブは最高です!(授業レポート:竹田憲一)

1年後の自分に手紙を送ろう

今回は蔵前の自由丁さんと一緒に、『1年後の自分に手紙を送ろう』というテーマのもと授業が開催されました。皆さんは自分に向けて手紙を書いたことがありますか?少なくとも私はこの授業を体験するまで、自分に対して手紙を書いたことがありませんでした。それと同時に改めて自分と向き合う大切な時間を過ごすことができました。1.「誰かの手紙」を読むこと授業で実際に手紙を書く前に、自由丁さんで書かれた匿名の方の未来の手紙を読む時間がありました。未来の自分にエールを送ったり、最近見た映画で心に残ったワンフレーズを共有したりなどそれぞれ短い手紙でしたが、溢れる思いや色が全く違い参加者の皆さんも自分の気持ちと照らし合わせてじっくり読まれている様子でした。普段は読むことのできない誰かの手紙を読むことで逆に自分が励まされたり、自分の中で手紙に対する畏まったイメージが払拭されて手紙に対する見方が変わったと感じました。2.未来の自分へ手紙を書いてみよう手紙を書く前の準備運動を終えて、実際に一年後の自分へ手紙を書いていきました。自分への手紙は5種類ありそれぞれテーマが異なる中で、一年後の自分と今の自分の気持ちを照らし合わせてテーマを選びました。私は一年後の自分へ抜けて、やりたいことを叶える、理想の人物像へと近づくためのエールを送る「答えを出す、綺麗な夕暮れ時の手紙」を選びました。(会場の皆さんの中でもこの手紙は一番人気があったように感じます。)テーマに合わせた封筒の中には、ポストカードと一緒に「自由丁」のオーナーである小山さんのエッセー葉書と「リフレクションカード」が同封されていました。エッセーはテーマごとにぴったりな内容が書かれているらしく、私も実際にこの文章を読んで今の自分の渇いた気持ちを潤してくれるような励まされる内容に感動しました。またリフレクションカードとは、今の自分の心の引き出しを開けてくれるような質問カードとなっています。この質問に答えることで今の私はどんなことを感じて生きているのか、何を大切にしているのか、心の素直な気持ちを書き表すことができました。これを元に実際に皆さんで一年後の自分に手紙を書いていきました。一時間ゆっくり時間を使って今の自分の心と素直に向き合う時間はとても充実していました。3.一年後の自分へ手紙を書くということ今回「一年後の自分への手紙」を書いて気づいたことがあります。それは自分の素直な気持ちを蔑ろにしていたということです。2020年新型コロナウイルスが流行したことで生活スタイルがガラリと変わり、不安に感じた日々が続きました。そんな中でも自分にできることは何なのか、新しいことをはじめなくてはいけないのではないか、身近な人へより気を配らなくてはいけないのではないかと、溢れる情報に左右されて焦る思いが募る反面、「本当に自分がやりたいことは何なのか。何を大切にしているのか。」という根本的な部分を受け止めていませんでした。でもこの授業を通して手紙を読み、実際に書いてみたことで、改めて自分はどんなことを普段感じているのかを見つめ直すきっかけができました。1年後という遠くはなくとも少し想像がしにくい近くの未来に、自分はどう生きているのか、どう生きていて欲しいか思いを馳せることで未来に希望を持つことができ、また今日から一日1日を大切に生きていこうと思うことができました。自分に向き合うことができれば、相手にも、いずれ社会に対しても思いやりが深まると思います。皆さんも「手紙」というささやかなプレゼントを通して、まずは自分を思いやる時間を作ってみてはいかがでしょうか。レポート:相樂圭乃

サークル

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