シブヤ大学は、
“見つける学び場”です。
シブヤ大学は、まちのあらゆる場所を教室に、多様な授業を開催しているNPO法人です。
2006年の開校以来、開催した授業は1,400講座以上。これまでに36,000人以上が参加しています。
新着授業
誰でも参加できます!

第三期「しぶやをつくるゼミ」ゼミ生募集説明会を開催します。

朗読入門ワークショップ~みんな違って、みんないい!

自分らしい生き方探求部「肩書きとわたし(私史) Vol.2 」

死の学校(第6回)
「ゲームを通じて考える、人生における大切なこととは?」

「継承の場面」 その11 能楽師と刀鍛冶が伝えるその世界

「継承の場面」 その10
子どもの未来について~これまで、今、これからの子育て
最新授業レポート
終了した授業の内容をお伝えします

学びあいのコミュニティ「シブダイラボ」 第1期メンバーを募集します。 テーマは“美”
今日開催されたのは、学びあいのコミュニティ「シブダイラボ」。シブダイラボは、シブヤ大学のボランティアスタッフ有志が立ち上げた、「研究室」のような場所です。先生はおらず、テーマに関心がある人たちで定期的に集まり、個々人の学びを深めていく場です。今回のテーマは”美”です。私自身は、美、というテーマについてこれまであまり深く考えてこなかったてので、どういう気づきがあるか、楽しみです。まずは、ラボ第0期実証実験の参加者でもあった堀江さんから、ラボについての説明。次に、参加者1人ずつ自己紹介。美に関して興味がある理由や、ラボに興味を持った理由などを含めて自己紹介。美とは何か、に興味があってこられた方や、他の人の考え方を知りたくて来られた方、お花をされている方や、キャンドル作りをされている方など、さまざまな理由でご参加されているようです。自己紹介が終わると、ワークシートを使ってワーク。まずは個人で、「好きな美/関心がある/気になる美/美を感じる時」とその理由について書き出していきます。次に、隣の方同士2人ペアで書いたことを共有していきます。そして、聴く側の人は、相手の説明を聞きながら受け止めたことを相手のシートに書いていきます。私も参加しましたが、改めて人に説明することで、自分が美に対して感じていることが言語化されていきました。ペアワークの次は4名1組でグループシェア。自分では考えていなかった新しい視点の感想もあり、また一つ考えが深まりました。後半は、前半議論したことをもとに、「もっと知りたいこと、深めたいこと」と、「そのために何から始めるか」について深掘りして行きます。初めに個人ワーク、そのあとグループシェアします。最後は書いたワークシートを黒板に貼って、みんなで見て回るギャラリーウォーク。他のグループの人たちの様々な考え方を知ることができました。今日のシブダイラボは体験版で、今日参加して興味があった人たちで、これから4回の本格版が開催されます。多くの方が継続を希望されました。これからが楽しみですね。▲授業で作成したワークシートはこんな感じでした!(レポート・写真:小林大佑)

「継承の場面」 その10 子どもの未来について~これまで、今、これからの子育て
こんにちは。シブヤ大学ボランティアスタッフの佐々木です。 9月16日に行われた「継承の場面 その10 子どもの未来について~これまで、今、これからの子育て」のレポートです。場所は恵比寿社会教育館の三階です。 今回は、少子高齢化と文化の継承に悩む市役所の職員の方、保育園の園長先生の方、フリースクールの代表の方など、子どもや子育て、継承の課題に日々取り組むプロフェッショナルが集まりました。親から子へ、社会から子へ、地域から子へ何を継承していくのかについての、深く熱い議論の様子をお届けします! 今回ご登壇いただいた先生は、「株式会社子育て支援」代表の熊野英一先生(通称くまちゃん)と、僧侶であり理学療法士の鈴木秀彰先生(通称ひでちゃん)です。 くまちゃんは外資系企業等を経て10年ほど前に保育所経営や社員研修の道へ。ひでちゃんは実家がお寺だが継承しないという決断をしたお坊さんで自身も子育て真っ最中。くまちゃん専門のアドラー心理学とひでちゃんの仏教は共通点も多いそうです。 今回は参加者が少人数ということもあり、まずはたっぷりの自己紹介タイム。 それぞれの普段の疑問や悩みを共有します(恐縮ながらボラスタの佐々木もがっつり参加しています)。先生と、そして参加者同士が問題意識を共有できるのは贅沢な時間ですね! プロフェッショナルとしての悩みも、親としての悩みも共有してまずはお互いへの理解を深めたところで、くまちゃんから日本の教育や子育てに関してショッキングなお話がいろいろありました。 まず、現代は何が正解かわからない時代(人生100年、VUCA、With コロナの時代)ということ、そして人口が減り続けていて、西暦3000年には日本人は2000人程度になっているかもしれないということ、日本の若者が社会の一員として社会を作っていくことに希望を持てない状況であること、高学歴な子どもほど失敗を恐れてチャレンジできないこと、不登校の子ども達の人数が増えていること…。どれも聞いたことはあるけれど、どこか他人事で、危機感をもって捉えられていない人は多いのではないでしょうか。 参加者からここでいろいろと質問が。 他の国ではどのように自己肯定感を高めているのだろうか、 不登校や無気力・不安を抱える子どもが増えている理由、 こどもの「やりたくない」を受け入れることが主体性を伸ばすということなのか、 自己肯定感が低いわが子をほめ続けたがそれでいいのか…。 そして、現場のプロフェッショナルが抱える課題としては、 保護者の期待もあって「与える教育」をしてしまう、 古いやり方をどうしても引きずってしまう、 教師やケースワーカーなど子どもをケアする人材が不足している…。いろんな疑問や意見、課題が次々出てきて、初っ端から議論は大盛り上がり!くまさんによると、不安や自信を持っていていいと自分を肯定できることを、アドラー心理学では自己受容というようです。 現代の子どもは、ちゃんとしていなくてはいけない、評価されなくてはいけない、失敗してはいけないと自分を追い詰めて、どうせできないと思って最初からチャレンジしなくなってしまうようです。。。 参加者からも、先生たちもちゃんとしてなきゃいけないと思いすぎだよね。勇気をもってこれまでのやり方を手放して、人として自分に素直でいられる大人のほうがかっこいいよねという話が。 ふむふむ、専門家の教師や 保育士ですら難しいということですが、では親としてはどのように子どもと接したらいいのか。 くまちゃんは、そこで「信頼」というキーワードを出してくれました。 「信用」は条件付きだけど、「信頼」は無条件。 自分を、「ポンコツだけど価値がある」と親が信頼して認めてくれることで、自然と動き出せる子どもに育つらしい。親が自分の意図で子どもを操るために褒めるのはNG。あとは子どもが成功しても失敗しても共感することが大事。子どもたちは親にありのままの自分を認めてほしいし、自分らしくいられる居場所を求めているんですね。 そもそも「○○してあげる」という上下の関係が親子でも会社でもあって、これが継承されてきたところがあります。けれどこれでは下に置かれた人の成長を妨げる。「Education」は本当は、人間と人間として対等な関係にいる他者が、相手の能力を「引き出す」という意味を持つ言葉なんですね。そういう意味では、できれば上の立場の人が気付いて変わっていかないといけませんね。 スポーツの世界では結果を出すのは権力で動かす組織ではないことが徐々に証明されるようになってきた、ということです。 最後にひでちゃんから重要な指摘が。親であっても、教師であっても、人間なので、神仏レベルのサービスは難しい。自分が満たされていないと難しい。「人に何かしてあげたい」が存在意義になってしまうと、多様化の時代なので必ずしもよくないとのこと。 そうですね、親が良かれと思って子どもにすることが必ずしもいいとは限らないですよね。大人自身がありのままの自分でいることが、まずは大事かもしれません。 いろんな立場の人が集い、子育てについて考えた深~い時間でした。(レポート:佐々木織恵、写真:元木秀樹)

女性特有の不調をもっと快適に ~セルフケアを楽しく学ぶ~
全員が女性の参加者となった今回の授業。 参加されたみなさんは・告知文にも記載されていた「フェムケア」が何なのかを知りたい・なんとなくの不調の原因を知りたい、緩和の方法を知りたい・アロマオイルに興味がある・女性の心、体について今一度考えたいなどさまざまな目的を持っていました。まずはフェムケアとは何なのか。『フェムケアは、女性自身が女性である自分の心身について興味を持ち状態を知っておくことで、あらゆる不調や不快から守り、「自愛」す るために不可欠なことです。自分が無理なく快適に過ごすことは、女性の社会的活躍の促進・サポートとなるだけでなく、家族や友人といった周りの近しいコミュニティにも好影響をもたらします。そして男女問わず周りの人にも理解認識してもらうことで、老若男女すべてのひとがもっと快適に生きていければと思います。』とのこと。 女性のためのケアであることはもちろんですが、誰もが快適に生きるために役立つものとは驚きです!年齢に応じたライフステージや女性ホルモン、月経や更年期症状といった女性ならではの症状をご説明いただきます。それから、デリケートゾーンのケアの方法、膣ケアや骨盤底筋群トレーニングについてもじっくり解説いただきます。デリケートゾーンはボディソープではなく専用のソープを使った方が良いということに生徒さんから驚きの声が上がります!続いて、手軽にできる全身を使ったマッサージを教わり、全員で実践してみます。今回はオリジナルのアロマオイル作り体験も! なんとなく聞いたことある名前のオイルにはそれぞれ・ローズゼラニウム - 育ちの良さ・尊敬・ローズマリー - 思い出・誠実・レモングラス - 凛々しさ・爽快など、なりたい気分に合わせてオイルを使い分けることができるんです。生徒さんからオリジナルのアロマオイル作りが楽しかったとのお声もありました。セルフケアは悪いところに手を添えるだけでも癒しの効果があることに驚き!アロマオイル自分の好きな香りを用いることで気持ちも楽になるという気づきがありました。今回の授業を通して、今まで意識していなかったことを意識するきっかけになったり、自分自身を大切にすることの大事さを学ぶことができたりと日々の生活が変わるきっかけとなりました。 (写真:今井健登、レポート:森岡遥)
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