シブヤ大学

シブヤ大学は、
“見つける学び場”です。

シブヤ大学は、まちのあらゆる場所を教室に、多様な授業を開催しているNPO法人です。
2006年の開校以来、開催した授業は1,400講座以上。これまでに36,000人以上が参加しています。

シブヤ大学とは

最新授業レポート

終了した授業の内容をお伝えします

手で書くことから見えるもの 〜ジャーナリングを学ぶ〜

みなさんは「ジャーナリング」をご存知でしょうか。それは、普段暮らしている中での出来事の記述や記録だけでなく自分の思いや考えを、紙とペンを使って自分の手で書いていく手法・プロセスのことです。 今回は、ジャーナリングを通して「自分のために書く」ことを学ぶ授業です。 13人の方が渋谷区恵比寿社会教育館に集まりました。 授業が始まると、まずは自分の状態を1から10までの数字で表す「チェックイン」と呼ばれる自己紹介を全員で順に行い、それぞれの状態を共有しました。 「花粉症が辛くて3」という方もいれば「最近嬉しいことがあったから8」という方も。土曜日の朝、各自のコンディションもさまざまです。 それが終わると、ファシリテーターのエリクセン恵さんからジャーナリングとはどのような行為なのか、それによりどのような効果があるのか、またジャーナリングをする上での約束について説明をしていただきました。 手で書くというプロセスは、キーボードでのタイピングよりも長い時間がかかるプロセスです。しかしそのスローで直線的な行動が思考を整理し、結果的にストレスが発散され免疫向上にもつながるといいます。 また、自分の周りで起きた出来事だけでなく、それに関する自分の思いや考えも書くことも重要です。 その際、「自分のために書く」ということを意識します。 書いたことは誰にも見せない、すなわちそこが安心して書ける場であるという前提のもと、自分の思いを書き下していく中で、自分の中のセンサーに気づくことができます。 センサーは言い換えると「自己検閲」です。 例えば仕事でメールを書いているとき、こう書いたら分かりやすいだろうか、これは描かないほうが良いかな、ということを必ず意識することでしょう。 ジャーナリングではそのような検閲をせず、自分しか見ないノートに自分の頭に浮かんだことを率直に書いていきます。 そうすることで、自分の内面に潜在していた想いに気づくことができるのです。 ジャーナリングの概要を知った後は、実際に手を動かす作業に入ります。 まずは3分間で「感謝」をテーマに書いていきます。 3分間、ペン先は紙から離さず、仮に頭に何も浮かばなくなってしまったとしても「何も浮かばない」と手で書いていくのです。 最初ということもあり、皆さんなかなか手が疲れたようです。 最近は文章を書くといえばもはやキーボードやタッチパネルが主流ですから、手で文字を書くというのは文字通り普段使わない筋肉を使うような感覚です。 しかし、自分の手で自分のために書くことで、自らの内面に本音と建前があること、気づいていなかったけれどすでに存在していた思いがあることを実感されたようです。 その後も時間を長くして「この1年間に名前をつけるとしたら?」や「今頭の中を何が占めていますか?」といったことをテーマに黙々と書いていきました。 慣れてくると体裁などは気にならなくなり、数分という短い時間でも色々な気づきが生まれます。 感想タイムでは、「新聞記事のような文章に価値があると思っていたが、そうではなく自分のために書くことも価値があるということを知った」「文字を書く心地よさを思い出した」「毎日ジャーナリングをして頭の中のことを吐き出すことで、余計なことを考えなくて良くなるかも」といったことが参加者の皆さんから共有されました。 一方で「書くことで気づきたくない自分にも気づけてしまう」といった感想も。 いずれにせよ、「自分のために書く」という行為が潜在していた自己が見えてくるようになるのです。 授業は2時間という短い時間でしたが、ジャーナリングを毎日行うことで自分の心の中の変遷が可視化されたり、潜在的に抱えている思いに気付けたりもします。 手で書く時間を日常の生活に復活させようと思いました。 日本ではまだまだ浸透していない「ジャーナリング」かもしれませんが、皆さんにも是非知っていただきたいです。 (レポート:イノウエハジメ)

誰もが働ける社会をつくる ソーシャルファームを知って、考えて、動きたくなるワークショップ 【第4回】ソーシャルファームのリアル(雇う人の目線から)

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誰もが働ける社会をつくる ソーシャルファームを知って、考えて、動きたくなるワークショップ 【第2回/オンライン授業】世界のソーシャルファーム〜イタリア・アレッサンドリア「地区の家」の活動から

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