シブヤ大学

シブヤ大学は、
“見つける学び場”です。

シブヤ大学は、まちのあらゆる場所を教室に、多様な授業を開催しているNPO法人です。
2006年の開校以来、開催した授業は1,400講座以上。これまでに36,000人以上が参加しています。

シブヤ大学とは

最新授業レポート

終了した授業の内容をお伝えします

植物で心を癒す〜ほのかに香る自分だけのアロマオイル〜

みなさんこんにちは!年が明けてあっという間に1月も終わりに、、、と思っている方も多いのではないでしょうか。忙しく過ぎていく日々、コロナ渦でライフスタイルも変化し続け、自分と向き合う時間が大切だと思う方が増えています。 そんな中1月21日に行われた授業【植物で心を癒す~ほのかに香る自分だけのアロマオイル~】の模様をお伝えしたいと思います。  講師はニコニコ笑顔がかわいいセラピストの珠里さんとお花担当でパワフルなお話が楽しいやすこさん。そしてお手伝いサポートだけど真ん中にいる(笑)サチさんのユニットです。 メイン講師の珠里さんは「もっと気軽に香りを楽しんでもらいたい!」と思いを伝えてくれました。生徒さんの中にはすでに珠里先生のファンが!?  今回は幅広い年代の方々が10名集まり、それぞれ「アロマが好き」「モノづくりが好き」「自分の好きな香りを見つけたい」「ブレンドをやってみたかった」などなど楽しみにされている様子でした。自己紹介が終わりいよいよ授業スタート!  まずは教室内に設置された10種類の精油をそれぞれ嗅いで自身が直感で感じた気持ちやイメージを書き留めていきます。最初は静かに黙々。。。という感じでしたが徐々に皆さん鼻がマヒしてきて。。。笑 あれ?あれ?と言いながら行ったり来たり。お隣さん同士で会話も生まれ楽しそうでした。  精油の香りが何かは書かれていないので、その日のコンディションと嗅覚で香りを捉えていきます。「芋焼酎」「パン」「ベーコン」「スーッとする」など先入観がないといろいろな表現が飛び出して面白いです。  イメージが出そろったらいよいよ「特にこれ!」「気になる、、」など一番惹かれる香りを選んでいきます。最初は迷っていたみなさんも、最後には定まっていったいどんなブレンドになるのか楽しみな様子。なんの香りかわからない直観で選んだ香りを最大4種までブレンド。最後の最後までどんな香りになるのかわからないのが、ワクワクさせられます。   香りが決まったらいよいよアロマオイルを作っていきます。今回は可愛らしいお花をビンに詰めて視覚も楽しいきれいなロールオンタイプにしていきます。お花はやすこさんが秋田の農家さんから提供いただいたロスフラワー。ロスフラワーとはまだまだ綺麗で楽しめるお花なのに、規格外で廃棄されてしまうお花の事です。  こちらの写真はロスフラワーを使ったやすこさんの作品です。ほんとうに綺麗でまだまだ楽しめます!SDGsをこの授業を通して感じられたのも素敵でした。  さて、お花が決まったらカレンデュラとココナッツをブレンドした植物油を入れ、気になった精油を入れていきます。植物油はセラピスト珠里さんの「乾燥時期なので香りと共に肌をいたわってほしい」という気持ちが込められたブレンドです。優しい、、、  みなさん自身の書き留めたものを見ながら慎重に作ってますね!ドキドキします! そして、、、ついに完成です!!  オイルを入れるとレンズのような役割になるのかお花の存在感がアップ。教室中で「可愛い~!!」とテンションが上がっていました。香りだけではなくお花の可愛らしさと、自分で作った愛着感と、全てが合わさって自分だけのアロマオイルの完成です。 1人2本なので20本のオイルが出来上がりました。どれ一つとして同じものはなく、それぞれがその人の個性を表していて素敵な仕上がりでした。 大満足のこの表情!まだ体験していない方は、機会があったら参加してみてくださいね。 (授業レポート竹鼻ゆか)

超参加型読書会アクティブ・ブック・ダイアローグで読む『他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』

新たな年、2023年が幕を開けてお正月成人の日も過ぎ新年気分が一段落した1月21日、シブヤ大学の読書会、超参加型読書会 アクティブ・ブック・ダイアローグ®(ABD)の授業シリーズ第二弾が開催されました。 読むのは『他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』(ブレイディみかこ著)です。 ABDは、あらかじめ本を購入したり、読んだりする必要はなく、今回は3時間の授業の中で、参加者全員で「分担して読む」→「まとめる」→「発表・共有する」→「気づきを深める対話をする」というプロセスを通して学びを深めていきます。  今日の授業には「講師」はいません。ロの字型に並べたテーブルに参加者全員向かい合って着席、授業コーディネーター 芝千乃さんの司会進行で、始まりました。 まずは【自己紹介】と参加動機・期待を皆さん話されます。前回第1弾の授業に参加された方、すでにABDを体験されたことがある方もいらっしゃれば、今日が初めてでABDがどんなものか知りたいという方、一人で読むのではなくダイアローグというところに期待されている方、皆さんそれぞれ“前のめり”な参加動機を語られていたのが印象的です。 自己紹介のあと早速皆さんの手元には今回読む本を章ごとに裁断(ちょっと心が痛みますが・・・)されたものと、B5の紙4枚、筆記具、ABDのマニュアルが配られました。これから一人ひとり自分が担当する章のパートを読み、その内容を配られたB5の紙4枚に【サマライズ】していきます。今回の本は約300頁、11章からなります。13人で分担しましたので平均すると20頁ほどですが、本を読むのに少し時間がかかる方、サマライズ大変そうと感じられた方には分量少な目な章や内容構成がシンプルな章を分担していただきました。  サマライズの目安は、B5の紙1枚につき5行以内、1行は10文字程度とマニュアルにあり、簡単な絵も入れていいよと言われますが・・・限られた時間でサマライズするのは結構皆さん難儀されていたようで(私もですが)、当初予定の時間を延長&再延長したうえですべての章のサマライズが教室前方のホワイトボードに貼り出されました。 次は【リレープレゼン】の時間です。1章から順番に担当された方がホワイトボードに貼り出したサマライズの紙をもとにそのパートのポイントを<筆者になりきって>持ち時間3分でプレゼンしていきます。ここは少し難しかったところで、ポイントを絞るのが難しくあれもこれもと話されているうちに持ち時間超過したり、そもそも書かれている内容が難解で苦労されたり・・・。<著者になりきって>という目線で話すことができたか何をピックアップして伝えるか、参加者それぞれの個性があって面白かったというご意見もありました。  それぞれのパートのプレゼンが終わるころには、徐々に授業の残り時間が少なくなってきましたが、【ギャラリーウォーク】の時間です。全員でホワイトボードに掲示された全サマライズを見て回ります。リレープレゼンで気になったパートや、自分が担当したところとキーワード的に関係するパートを担当された方とお互い質問したりされたりの立ち話の輪があちこちでできています。  ロの字型だったテーブルを並び替え2つのグループにわかれて、最後の【ダイアローグ】に入ります。皆さんそれぞれが当初思い描いていた「エンパシー」と、ここまでABDで読み進めてきた「エンパシー」、どんな気づきがあったのか、またABD自体どうだったかお互い【感想共有】をしました。 「エンパスの闇落ちの部分に共感した」「自分の担当したパートだけだとよくわからなかったことが、他の人のパートの説明を聞いて内容がつながってそういうことかと理解した」「皆良い人でよかった」等々、頭と手を動かしてあっという間に過ぎていった和やかな雰囲気の3時間を振り返っていました。 終了後アンケートを通して、「ABDがどのようなものか体験できてよかった」「本の内容に興味が持てた。本を買おうと思えた」「これまで読んだことがない本の一部分に触れることができたのもよかった」「今まで知らなかったことが勉強できたのがうれしかった」「ABDをほかのジャンルの本でも経験してみたい」等々のお声をいただきました。  今回の授業をきっかけに、ABDの方法論や「アナーキック・エンパシー」、ブレイディみかこさんの他の書籍、あるいは、インプットしたことを言語化してアウトプットする能力、他者に伝える力等々、ご参加いただいた皆さんの新たな学びにつながる気づきが1つでもありましたら幸甚です。 (授業レポート:堀江将)

お花と優しい香りを贈る~クリスマスカード・ワークショップ~

“everything make people happy”をモットーに、幸せを届けようという思いを掲げ「五感で愉しむライフスタイル」を、記憶に残る時間として作る研究をするユニット「LaboraToire(ラボラトワール)」。 今回は、このラボラトワール所属のライフスタイリストやすこさんによる、フラワーポストの制作ワークショップでした。 ワークショップは2部に分かれていて第一部は やすこさん(ライフ・スタイリスト)による花のアレンジ   第二部は 松平珠里さん(セラピスト)による香りのアレンジ  です。授業では、参加者の自己紹介とともに参加動機もうかがいました。・花と香りが好きだから・ロスフラワーに興味があるから・ロスフラワーを使うことをしたかったから・シブヤ大学のワークショップに参加したかった・昔から手芸などシブヤ大学の受講していた・アロマテラピーやボタニカルアートの経験があり生かしたかった・花道部経験あり、花・エアコンで傷みが早いため生花はなかなか飾らないのでドライなら長く置いておけると思ったから・お花好きのお母様にクリスマスギフトにしたいから つぎに、先生たちのグループ【ラボラトワール】の活動意図などの紹介や「ロスフラワー」の説明がありました。「ロスフラワー」とは、花の生産から流通過程で多くの花が廃棄されていることを言います。今回は秋田の花農家さんのご協力による授業です。 いよいよ、ワークショップです。やすこさんと珠里さんから、「”五感をフルに”。"気持ち"を大切に、自分や大切な人へ向けたメッセージとともにカルテ兼レターを送りましょう!」(帰りにすぐ投函できるよう、切手付き定形外ハガキが用意されていました) 香りと音でリラックスした瞑想タイムのあと好きな花を選んでアレンジし、休憩をはさんで3種類の香りから好きなものを選んでアレンジした花に香りを添えれば出来上がり!作品を披露しつつ、誰に贈りたいかその思いとともにお話していただきました。渋谷近辺だけでなく様々な場所から、そしてあらゆる理由によって多くの方にご参加いただけました。花を見て触り、香りを嗅ぎ、視覚、聴覚、嗅覚、触覚とまさに四感をフルに活用して約2時間半を楽しんでいただけたようでした。全員の方がお一人でご参加され、初めこそ、大人しい方、緊張していた方も多かったですが、制作に熱心に取り組まれていく中で、周りの参加者や講師・スタッフと打ち解けながら楽しんでいらした様子が印象的でした。みなさん、合間の香り&瞑想の時間もきちんとリフレッシュされていて、今回のワークショップの意図のご理解、そして時間をご堪能していらっしゃったと感じました。 この授業の続きとして、1月には珠里さんによりアロマオイルのワークショップが開かれます。そのときには講師たちが取り組むことになったきっかけユニットのこと、ロスフラワーでご協力いただいている花屋さんについてなどもっとうかがいたいと思います。 ※ワークショップにも参加した片山朱実さんからロスフラワー(ロスフラワーと言うのも初めて知りました)のお花をドライフラワーにして作るクリスマスカード作りはお花や香りに癒されて年末の慌ただしい時期にひととき和やかな時間が過ごせました。

サークル

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