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第二回テーマ

祭り×都市

2015年9月24日(木) ヒカリエ8F COURT

登壇者

  • 伊藤香織

    伊藤香織

    東京理科大学理工学部建築学科教授

  • 佐藤雅樹

    佐藤雅樹

    株式会社ヤマハミュージックジャパン 音楽の街づくりプロジェクト(おとまち)リーダー

  • 東浦亮典

    東浦亮典

    東急電鉄株式会社 都市創造本部 開発事業部 事業計画部 統括部長

  • 左京泰明

    左京泰明

    シブヤ大学学長

  • 紫牟田伸子

    ファシリテーター

    紫牟田伸子

    編集家/プロジェクトエディター/デザインプロデューサー

私たちは新しい祭りをデザインできるか。

恵比寿盆踊り大会(2015年)

2015年7月31日、8月1日に開催された恵比寿盆踊り大会の様子

2015年9月24日(木)渋谷・ヒカリエ8FCOURTにて、これからの都市を想像し創造する「都市想像会議」の第二回会議が開催されました。テーマは「祭り×都市」。
東京理科大学理工学部建築学科教授の伊藤香織さん、音楽の街づくりプロジェクトで「渋谷ズンチャカ!」を企画された佐藤雅樹さん、渋谷駅周辺の都市計画を担当する東急電鉄株式会社都市創造本部統括部長の東浦亮典さん、シブヤ大学学長の左京泰明が参加し、紫牟田伸子さんのファシリテーションによって公開会議が開催されました。

会議を通じて大きく見えてきたのは、「祭り」と「イベント」はなにが違うのかということ。
ひとつの回答かと思えるのは、「いますごく多くのイベントがありますが、消費が多いと思うんですね。誰かがお膳立てしてくれたものを消費しにいく。消費だとそこで終わってしまうのですが、それを体験することによって日常の振る舞いが変わってくる、あるいは気持ちが変わってくることが大事なのではないか。出来事自体は一過性だけれども、消費にならないものを目指していくのべきではないでしょうか」という伊藤さんの発言でした。

会議冒頭に紹介されたのは恵比寿駅前の盆踊り大会。駅前のロータリーで開催されるこの盆踊りは年々参加者が増え、外国人も含めて老いも若きも、大いに盛り上がります。地域の商店会を中心に、近所の学校のPTAのお母さんたちや若者など多様なステークホルダーが関わっており、若者も参加できるように楽曲などにも工夫を凝らして門戸を広げるなど、時代に即して変化しながら継続しています。

渋谷ズンチャカ!(2015年)

2015年8月9日に開催された「渋谷ズンチャカ!」みやしたこうえんでのイベントの風景

昨年プレイベントを行い、今年第一回目が開催された「渋谷ズンチャカ!」は、屋外でさまざまな音楽を楽しむイベントです。このイベントを企画した佐藤さんは、イタリアのシエナの広場が人々に愛されていることに感激し、日本でも公共の空間(ここでの公共は“みんなで使える空間”という意味)がもっと人々に愛されるようになりたい、という熱い気持ちが発端になっているそうです。