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第十回テーマ

家をひらく×都市

2017年9月26日(火)19時〜21時 ヒカリエ8F COURT

登壇者

  • 坂倉杏介

    坂倉杏介

    東京都市大学都市生活学部 准教授/三田の家LLP代表

  • 左京泰明

    ファシリテーター

    左京泰明

    シブヤ大学学長

  • 紫牟田伸子

    ファシリテーター

    紫牟田伸子

    編集家/プロジェクトエディター/デザインプロデューサー

家をひらくことから見えてくることが、見えてきた。

個人の家を地域にひらく試みが増えています。「家をひらく」とはをテーマとした第10回目のゲストは、東京都市大学都市生活学部准教授でコミュニティマネジメントを専門にしている坂倉杏介さんをお迎えして「家をひらく」とは一体どういうことなのか、具体的な方法論やかたちを紐解いていきました。

都市想像会議第十回「家をひらく×都市」スクリーン

「家をひらく」とは、個人のプライベート空間の一部(あるいは全部)を、パブリックな空間として提供することです。坂倉さんはこれまで学生時代に「京島編集室」、慶應義塾大学に在職中に「三田の家」や「芝の家」など、地域の空き家を借りてコミュニティの場にしてきました。そして現在は自宅の一部を「芝3丁目場作り研究所」ととしてひらいています。坂倉さんの考え方の根底には、現代社会には、ありのままの自分でいられる場所、気兼ねなく誰かと一緒に居られる「ほど良いつながり」が生まれる場所が必要だという考え方があります。「社会が便利になれば、人とつながらなくてもよい、お金があれば人の世話にならなくてもよくなりますが、それが漠然とした不安や何かあったときに決定的にまずいことになってしまう。これまでのようにひとりひとりのニーズに合わせたものを提供していくことだけではなく、いろんな人がほどよく関わる環境を用意することで安心感を感じたり、やりたいことを挑戦しやすい環境が必要になってきているように思えます」(坂倉さん)。そして、人とつながることで新しい価値が生まれるプラットフォームとなるのが、「いろんな人が安心して一緒にいられて自分が思うこと話せて、お互いのことを認め合うことができる場所」であり、そうした必要を感じた人が「家をひらこう」とする事例が増えています。

都市想像会議第十回「家をひらく×都市」会場の皆さん