あれからどうなったの?シブヤ映画祭部!
ご無沙汰しています、シブヤ映画祭部です。
2016年10月10日...渋谷の街に新たな映画祭が誕生しました。
その名も...
そして、映画祭が終了して、早いもので半年が経とうとしています。
にも関わらず、このブログはずっと更新されないまま、、、すみませんでした!
\ブログの存在をすっかり忘れていました/
ただ、半年経った今だからこそ書けることもあります。なので、おぼろげな記憶をたどりながら、「第1回シブヤガワ映画祭」のレポートをしたいと思います。
ウィキペディアの記事を作成している方は「シブヤガワ映画祭」の項目を作成いただく際の参考にしてください☆
◎シブヤガワ映画祭ってどんな映画祭?
まず今回のシブヤガワ映画祭最大の特徴は、下記の4つのコンテンツから構成される壮大なスペクタクルの映画祭であるということです。
○ナイショの渋谷A・B
○ドキドキする映画鑑賞の法則
○フィーリングカップル5:5
○渋谷屋上映画館
以上、4つのコンテンツを同時進行で運営していたため、「渋谷屋上映画館」行きたかったけど、「ナイショの渋谷」も行きたい〜! だからどっちもいかなーい。という方もいらしたかと思います。
そこで、ひとつひとつおぼろげに振り返ってみましょう。(おぼろげだから内容が薄くてもしょうがないのです)
○ナイショの渋谷A・B
いきなりでましたメイン企画!
ナイショの渋谷は、シブヤガワ映画祭が誇るキラーコンテンツ!
作品タイトルを「ナイショ」にして、魅力溢れるキュレーターとテーマをフックに、普段映画館に行かないお客さんに興味を持ってもらうという、あるようでなかった企画です。
当日はナイショの渋谷A・Bそれぞれのプログラムで素敵なキュレーターをお招きして、トークとともに映画を楽しみました。
まずナイショの渋谷Aでは、キュレーターに米粒写経のサンキュータツオさんをお招きして、「格闘ゲームに生きる」を上映しました。
この作品は"プロゲーマー"という新たな職業に人生を賭けた男たちのドキュメンタリー作品です。
正確に言うと、"映画"ではないのですが、お客さんからは、「普段触れることのない作品と出会えた」等ととても好評な感想をいただきました。
一方、ナイショの渋谷Bは、キュレーターに妄想監督の市原えつこさんをお招きして、「立候補」を上映しました。
この作品は、日本全国で選挙がある度に何度も出馬を繰り返しているマック赤坂さんを追ったドキュメンタリー映画です。
上映後はプレ開催の際にキュレーターとして登壇していただいたライゾマティクスの齋藤精一さんをゲストにお迎えして、市原えつこさんと『2020年の東京、シブヤ』について、熱いトークを繰り広げました。
○ドキドキする映画観賞の法則
みなさんは、映画館で映画を観るときは、当然横並びに観ますよね? でも、そんなこと誰が決めたんですか?!
この企画は、映画をバイクの二人乗りのように縦並びに座ってみたらどんなふうに観えるのか? そして、密着して座る二人はどんな気持ちになるのかを検証するという超実験的プログラム。
「映画にもっと多様性を」をテーマに活動してきた我々シブヤ映画祭部にこそふさわしいぶっ飛んだ企画!笑
でもただ、バイクに二人乗りするだけではつまらない!そこで、ゲストスピーカーに精神科医のゆうきゆう先生をお招きして、「映画と原付」をテーマに心理分析をしていただきました。
お客さんは初めての映画鑑賞の仕方に戸惑いつつも、慣れてくると「これもありかも?」と集中して映画に見入っていました。
それにしても、この光景↓は壮観だったな~!
○フィーリングカップル5:5
初デートに映画は定番ですよね。でも、「映画をきっかけに男女が知り合う」のもアリだと思いませんか??
フィーリングカップルは男女10人が各自の好きな恋愛映画を通じてお互いを知り合う 「恋愛マッチング」企画です!
今回はMCとして映画監督/映像ディレクターである佐々木誠さんをお迎えして、面白可笑しく和やかにフィーリングカップルを進行していただきました。
佐々木誠監督の映画に関する造形の深さは海をも凌駕するほどです。また、普段からそのネットワークの幅広さを頼りにしている友人知人から恋愛マッチングを依頼されているほどです。
そして、マッチングの結果は、、、
\なんとカップルが2組も誕生しました~/
その他の参加者の皆さんも、この企画がきっかけで仲良くなって、その後お食事に出かけるなど、映画を通じてご縁が広がってゆくのは嬉しいですね◎
○渋谷屋上映画館
最後はシブヤガワ映画祭イチ真っ当な企画!
渋谷の夜空の下に一夜限りの屋上映画館が出現!映画の世界観を追体験できる新しい映画の楽しみ方を提案します。
参加者の皆さんと渋谷の夜空の下、映画「はじまりのうた」を鑑賞後、同作品で描かれている音楽の楽しさや素晴らしさを、シンガーソングライター・アライ ヨウコさんのミニ・ライブを通して追体験していただきました。
とりあえず写真をご覧ください。。。このムード! この演出! この世界観! おそらくずっと忘れられない映画体験になったことでしょう。
●これからの「シブヤ映画祭部」について
さて、以上のレポートをご覧いただいて、「シブヤ映画祭部面白そう!」、「入部してみたい!」と思ったそこのあなたにこれからの「シブヤ映画祭部」の活動について報告があります。
シブヤ映画祭部、いったん解散します!笑
...えっ?!と思われた方も多いかと思いますが、そうなのです。いったん解散して、それぞれの「映画祭」について原点に立ち返って考えよう。というのが部員のみんなで話合った結論でした。
もちろん、宇多田ヒカルみたいにある日突然活動を再開することもあるかもしれません。あるいは、このままSMAPみたいにチリチリばらばらになるかもしれません。
ただ、次にシブヤ映画祭部が再始動してなにか始めるときは「ゼロ」からのスタートになると思います。
今回シブヤガワ映画祭にお客さんとしてご参加いただいた方も、SMSでたまたま目にして興味を持っていただいた方も、今までなんの接点もなかった方も、皆さん興味の赴くままご参加いただければ幸いです。
色々な職業やバックグラウンドをもつ素人集団が、プロ顔負けの"なにか"を作り上げることってすごく楽しいですよ!
そして、最後になりますが、今回シブヤガワ映画祭開催にあたり、本当に数多くの方々よりご支援とご協力をいただきました。
SNSを通してシブヤガワ映画祭のことを発信していただいた方、クラウドファンディングにご協力いただいた方、ボランティアスタッフの皆さま、そして、なにより当日お越しいただいたお客様!
シブヤガワ映画祭は皆様のお力がなければ、きっと開催できませんでした。この場を借りて、あらためて感謝申し上げます。
それでは、またお会いできるその日まで~!
「10度・20度・30度〜 スマイル!」
シブヤ映画祭部一同