シブヤ大学

プロジェクト紹介

家族について、考えよう。

今年度スタートした「区民協働型アイリス講座『シブヤのみんなと作るアイリス講座』」。
第二弾・第三弾の募集が開始しました!

【第二弾】
家族になるって、なんだろう。
〜養子縁組から考える家族のかたち〜

日時 : 2018年2月3日(土)14:00〜16:30
教室 : 渋谷男女平等・ダイバーシティセンター<アイリス>
先生 : 森 和子 [ 文京学院大学人間学部人間福祉学科教授 ]、古泉 智浩 [ 漫画家 ]

【第三弾】
みんなで考える
ひとり親家族のこと。

日時 : 2018年2月11日(日)14:00〜16:30
教室 : 渋谷男女平等・ダイバーシティセンター<アイリス>
先生 : 秋山 怜史 [ 一級建築士事務所 秋山立花 代表 ]、吉田 大樹 [ 労働・子育てジャーナリスト/NPO法人グリーンパパプロジェクト代表理事 ]、原 真衣 [ NPO法人ヒューマンケアクラブ ストライド ストライドクラブ 事務局長 ]、youyou [ オリジナルイベント運営アドバイザー/イベントMC ]

※第一弾の授業はこちら

今回も、シブヤ大学のボランティアスタッフが、一緒に企画させていただいております。

2/3(土)に開催する、第二弾「家族になるって、なんだろう。〜養子縁組から考える家族のかたち〜」は、20〜30代の女性チームで企画しています。
それぞれ仕事を持ち、忙しい日々を送る中で、正直、「結婚、出産はまだ早いかな...」というところ。しかし、不妊に悩む友人の話を聞いたり、女性の生き方・働き方の多様性を実感するなかで、"家族の多様性"について考えるようになりました。

色々調べる中で、森先生の論文に出会い、ヒアリングをしに行ったときのこと。
気がついたら、スタッフ全員が泣いていました(笑)。

子どもについて考えることは、未来について考えることなんですね。

私たちのように、「養子縁組、里親制度」について、これまで考える機会がなかった人にこそ、聞いて欲しいと思います。授業の後半には、2014年に里親として子育てをスタートした漫画家の古泉智浩さんから、里親になってからの日々、養子縁組をした経緯などについて伺います。
この機会に、ぜひ一緒に知りませんか?考えませんか?

一方、2/11(日)に開催する、第三弾「みんなで考える、ひとり親家族のこと。」は、30代の男性チームで企画しています。

この授業を企画するとき考えたのは、「当事者」とは誰なのか?ということです。
整理してみると...

1.当事者 シングルマザー/シングルファザー
2.当事者 シングルペアレントの元夫・元妻
3.当事者 シングル家庭の子供
4.当事者 シングルペアレントの親
5.当時者 シングルペアレントの恋人・再婚者
6.非当事者/社会

たとえば、企画をしている彼らもまた、当事者です。
話し合いが止まらない様子...
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言ってみれば、すべての人が他人事ではなく、それぞれの立場で、それぞれの正解を持っている。
だから、誰か一人の答えではない、誰かの不幸話でもない、
みんながもっと幸せになるために、みんなで考える授業を企画しました。

「わたしには関係ない。という人は一人もいないはずです。 一緒に考えてください。そして、この時間を楽しんでください。紛糾か、笑顔か、涙か、どうなるかは当日までわかりませんが、あなたの心に残る時間になるはずです。 」

スタッフ一同、お待ちしております。