シブヤ大学
街の先輩訪問街の先輩訪問レポート

街の先輩訪問レポート14(荒 昌史)



先輩/荒 昌史さん
訪問者/木村(他3名)
訪問日/2010年6月5日
訪問内容/面談(その後、GOODDAYの活動に参加)


・応募した動機
私は今大学4年で、就職活動をしながらNPOでインターンをしています。
就職活動では様々な企業を見たけれど、働きたいと思える会社が見つからない一方、生き生きと働いている人の多いNPOに魅力を感じるようになりました。
しかし新卒で入るのは難しく、進路をどうしようか迷っていたときに荒さんの訪問募集を見つけました。
荒さんが仕事とは別にNPOを立ち上げたという点に興味を持ち、またGood Dayそのものにももともと関心を持っていたこともあり、ぜひ話を聞いてみたいと応募しました。


・訪問の内容
フェアトレードショップが隣接したカフェで、4人の訪問者の方と一緒にお話を伺いました。

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まずGood Dayを立ち上げるまでの過程について。
荒さんは社会人になると、仕事だけの生活ではなくて、社会貢献度の高い趣味を持とうと思ったそうです。
Green birdや様々なNPOに参加した経験から、自分でもNPOを作ってみたいと考えるようになり、大学の友達とGood Dayを立ち上げたそうです。
「決められたことを行う役割よりも、自分で企画したほうが楽しそうと思った」という考え方が印象的でした。
この価値観は仕事にも反映され、会社にCSRの部署をつくってほしいという提案が認められたようです。

続いてGood Dayについて。
Good Dayはエコを全面に出さず、友達づくりの場にしたいと考えているようです。
それがエコに関心のない人にも来てもらうため、というのが荒さんらしいなと思いました。
敷居を低くして、ゆるい友達の輪をつくることで、一人ではできないエコ活動を一人でも多くの人とできるようにしていきたいという想いがあるそうです。
ここでも、荒さんの価値観が根付いていて、「いかに"やらされている感"を"自分からやる"にするか」を大切にしているのが伝わりました。

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・訪問後の感想
その後は訪問者一人ひとりの仕事に対する考え方や現状などを話し合い、あっというまに時間が過ぎて行きました。
短い時間でしたが、荒さんや他の参加者の方の話を聞いて、荒さんのように会社で働きながらNPOをつくったり、立ち上げるまではいかなくても参加したりと、色々な働き方・生き方があることを実感した一日でした。