
シブヤ大学は、2018年4月から「特集テーマ型」の授業づくりをはじめました。
第1回目のテーマは「 の未来」。
「 」には、「新たな時代に対して、いま、私たちが学びたいこと」であれば、何でも入れることができます。
http://www.shibuya-univ.net/theme/
この特集テーマ型の授業を始めた背景には、「人生100年時代」「地方創生」「仮想通貨」「働き方改革」「AIの技術到来」など、日々さまざまな新しい概念が飛び交っている中、今まで以上の大きな変化に対して、個人が感じる不安や悩みとしっかりと向き合い、一度立ち止まって考える機会をシブヤ大学がつくりたい、という思いがありました。
そこで、創立12周年にあたる9月、シブヤ大学特別授業を開催したいと思います。
「お金」や「障がい」、「地域コミュニティ」「学び」など、自分たちが考えたい「 の未来」のテーマを12個の授業にして、渋谷にある聖心女子大学2号館を会場に、シブヤ大学がつくる一日限りのリアルな学び舎を開校します。
この授業は、誰かから「答え」を教えてもらう場ではありません。
場に集まったからこそできる「一緒に考える」ということを大切にします。
授業は、大学のキャンパスさながら1限から3限に分かれていますが、この日の「学び」をみんなで共有するスペースも用意しています。
自分の受ける授業だけでなく、どうぞ一日キャンパスライフをお楽しみください。
1日の授業の流れ

授業に参加しよう!
シブヤ大学12周年特別授業として、「 」の未来、の12の教室が生まれます。自分にとって考えたい授業を選んで、先生、生徒、みんなで一緒に考える時間を過ごしましょう。空き枠がある場合に限りますが、当日枠で他の授業に参加することも可能です。

放課後スペースへ行こう!
授業が終わったら、食堂にお越しください。授業で生まれた未来への気づきを残す、ボードを用意します。感じたこと、気づいたこと、どんなことでもかまいません。異なる授業に参加した人も、それぞれの学びを共有しましょう。

打ち上げで乾杯しよう!
12個の授業がすべて終わったら、食堂に集合!シブヤ大学12周年特別授業を一緒に作ったみんなで一緒に乾杯をしましょう。先生、生徒、スタッフで話しながら、それぞれの授業の「未来」について、みんなで振り返る時間もつくりたいと思います。
当日の流れ
各授業開始の15分前までに、食堂に設置する「シブヤ大学 総合受付」にて受付をお済ませください。
15分前までに受付が済んでいない場合は自動キャンセルとさせていただき、当日席として解放しますので、時間に余裕を持ってお越しください。なお、大学の南門から受付まで約10分、受付から各教室までは5分程度をみていただければと思います。混雑も予想されますので、授業開始の30分前には会場に到着することをおすすめします。
受付時間は10:00〜15:30までです。
※警備のため、校内でパスを付けていない場合はお声がけさせていただくことがございます。ご協力お願いします。
※アクセスと受付方法について、詳しくは下記の「会場アクセス」をご覧ください。
※階段のご利用が難しい方は正門利用も可能です。
【昼食/食堂について】
当日は食堂を利用することができます。なお、学食は土曜営業の為メニューが限られていることと、校舎が高台に位置しているため、事前にご持参いただくことをおすすめします。駅周辺にはコンビニやカフェがありますので、広尾散歩通りマップ(http://www.hiroo.info/wp-content/uploads/2018/08/hiroo_map1807_web-1.pdf)も参考にしてください。
また、学びを共有するスペースとして、1日(10:00-17:00まで)食堂を解放しています。
他の参加者さんとの対話を通じて、学びを深めてもらえればと思います。
その他も、先生オススメの本が読める「図書コーナー」も準備しますので、授業を受ける前、受けたあと、ぜひお立ち寄りください。
【打ち上げについて】
すべての授業終了後、放課後スペースである食堂にて、簡単な打ち上げ(1時間程度)を行います。参加費は無料です。どうぞお気軽にお越しください。
【託児所について】
託児(1歳以上の未就学児)をご希望の方は、お名前、申込された授業名、ご連絡先、お子様のお名前と年齢を明記の上、シブヤ大学事務局 までメール info@shibuya-univ.net にてご連絡ください。【託児の申込は9月16日(日)まで】
授業紹介
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10:40-12:10 教室A
「社会と個人」の未来
私たち一人ひとりの「個人」は、「社会」の問題や未来についてどのように向き合い、どのように「考えて」いけばいいのか。日々の中で、考えるためのきっかけや時間はどんな風に作っていけばいいのか。自身のキャリアを変化させながら「社会」と関わる活動を実践してきた望月さんと、生徒の皆さん、みんなで考えていきます。
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望月優大
(ライター/ニッポン複雑紀行編集長)
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10:40-12:10 教室B
「私たちが宇宙に行く」の未来
いま、宇宙は国家事業の枠を超えて、民間企業の手による開発が急速に進んでいます。じつはそこに、日本のスタートアップ企業が活躍していることをご存知ですか?今回の授業は、普通の人が宇宙に行く時代を創ることを目指しているというispaceのメンバーと一緒に、「私たちが宇宙に行く」未来を考えてみたいと思います。
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秋元衆平
(株式会社ispace Communications Manager)
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10:40-12:10 教室D
「クリエイティブ」の未来
これからの時代の「クリエイティブ」とは何か?広告を創るだけでなく、コミュニティFM創り、防災訓練創り、クリエイターの集まる場創りなど、クリエイティブの可能性を探り続けている大木秀晃さん。この授業の中でも講義とワークショップを通じて新しいアイデアをみんなで創ります。
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大木秀晃
(博報堂ケトル クリエイティブディレクター)
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10:40-12:10 教室E
「福祉とビジネス」の未来
この社会になくてはならない、福祉の仕事。しかしながら、一生懸命やっても、お給料、休みの取りにくさなどから疲弊して辞めてしまう職員さんもいます。どうしたら、福祉の仕組みをビジネスとして持続させ、より良い社会にすることができるのでしょうか。 福祉に関わる株式会社LITALICOの深澤さんと考えます。
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深澤厚太
(株式会社 LITALICO 執行役員)
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13:30-15:00 教室B
「地域活性×映像の力」の未来
地方創生のために多くの映像が作られる現在。でも本当に効果があるのはごくわずか。地域の魅力を発信し、地元の活力を保つためにはどう映像を活用すればいいのでしょうか?映像の分野から地方活性に関わっている岡本さん、タカザワさんの事例を交えた対談を通して、考えたいと思います。
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岡本俊太郎
(株式会社アドワール代表取締役) -
タカザワカズヒト
(フィルムメーカー/フォトグラファー)
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13:30-15:00 教室C
「こどもと大人の関係性」の未来
多様化する社会に生きていくため、こどもが学ぶ対象を学校・先生から地域・大人へと広げようという動きがあります。「教える」が重視された教育で育った大人は、こどもの主体的な「学び」に応えることができるでしょうか。これからの時代に、こどもと大人の関係性はどうあればよいのかを一緒に考えます。
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松本理寿輝
(ナチュラルスマイルジャパン株式会社 代表取締役、まちの保育園・こども園 代表)
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13:30-15:00 教室D
「ふつうの仕事」の未来
インターネットを中心とした新しい産業が発展する一方で、衰退の一途をたどるとされるかつての商店街にあったような「ふつうの仕事」。しかし、今、そのなかにも現代の暮らしや価値観にあわせ新しい顧客を創出している事例がでてきています。「ふつうの仕事」の持続可能なカタチについて、一緒に考えてみませんか?
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小野裕之
(greenz.jpビジネスアドバイザー) -
加藤渓一
(HandiHouse project)
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13:30-15:00 教室E
「十人十色」の未来
渋谷の松濤にある精神障害者のためのクラブハウス。原さんはここで精神障害のある人たちが就労など次のステップに進むための訓練の場を運営しています。原さんと一緒に、障害の有無に関わらず、誰もが生き生きと暮らすために何が必要なのか、「働くこと」から考えます。
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原真衣
(NPO法人ヒューマンケアクラブ ストライド ストライドクラブ 事務局長)
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15:30-17:00 教室A
「テレビ」の未来
「お茶の間」と言えばテレビを囲む光景が思い描ける時代から、さまざまな端末の普及した現在。日本中の「お茶の間」に、熱狂や興奮、笑いや涙をとどけていたテレビの役割はどのように変化していくのでしょうか?2020年の東京オリンピックという国民的行事をどう楽しんでいけるのか、神原さんと一緒にテレビの未来を考えます。
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神原一光
(NHK 2020東京オリンピック・パラリンピック実施本部 副部長)
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15:30-17:00 教室B
「地域コミュニティ」の未来
近年地域コミュニティを取り巻く状況は変化し、これまで街にあったお祭り、自治会、ご近所づきあいはこれまでと同じ形で維持をしていくには課題が生じています。私たちは、地域コミュニティにとって必要な活動のあり方をどう変化させていけるのでしょうか。そこに、住民である1人1人はどう参加していけるかを考えます。
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金宝藍
(渋谷おとなりサンデーアドバイザー) -
村山優美子
(渋谷区幡ヶ谷本町西町会 町会長) -
久万美帆子
(笹塚地域包括支援センター)
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15:30-17:00 教室C
「学び続ける大人」の未来
この授業のテーマは、大人の学びです。仕事には関係ないけれど、自分にとって必要な趣味や社会にとって必要な文化活動について学びたい、と思った時、どうしていけばよいのでしょう?この授業では聖心女子大学の澤野先生と、スウェーデンの生涯学習の事例を通じて、「学び続ける大人」の未来を考えます。
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澤野由紀子
(聖心女子大学文学部教育学科教授)
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15:30-17:00 教室D
「コミュニティとお金」の未来
今の時代、お金を稼ぐこと・増やすことに意識が向いていますが、本来お金はコミュニティを生み出したり、活性化するための手段としての意味がありました。地域に根ざしたコミュニティ通貨を参考にコミュニティコインをつくったツクルバの中村さんと、これから「コミュニティ」と「お金」はどうなっていくのかを考えます。
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中村真広
(株式会社ツクルバ 代表取締役 CCO/エグゼクティブ・プロデューサー)
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会場案内
【受付までのアクセス】
地下鉄広尾駅2番出口を出て、聖心女子大学 南門(図②)より入り、校内の案内図に従って「学生食堂(図⑩)」の中にある「シブヤ大学 総合受付」にお越しください。階段の利用が難しい方は、正門(図①)をご利用ください。なお、北門・東門はセキュリティの都合上ご利用出来ませんのでご注意ください。
【聖心女子大学までのアクセス】
住所:〒150-0012 東京都渋谷区広尾4丁目3-1
- 交通アクセス:
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■東京メトロ日比谷線「広尾駅」
(2番「天現寺橋(聖心女子大学)方面」出口)下車
広尾商店街(散歩通り)を通り 約3分 -
■JR渋谷駅東口または恵比寿駅より都バス
「日赤医療センター前」行 終点「日赤医療センター前」下車 約3分 -
■JR品川駅より都バス「新宿駅西口」行
「広尾橋」下車 約4分 - ■JR目黒駅より都バス「千駄ヶ谷駅」、「新橋駅」行
キャンパス内マップ

周辺案内図
【足が不自由な方へ】
広尾駅4番出口 は、車いす用 階段昇降機が設置されており、エレベーター付きの出口になっていますが、聖心女子大学は高台に位置しており、急な坂や階段があるため、通行が困難です。車いすでお越しの場合は、JR渋谷駅東口または恵比寿駅より、都バスで「日赤医療センター前」までお越しいただき、正門(図①)からご来場されることをお勧めしております。また、総合受付から各教室までの移動は、シブヤ大学のスタッフがサポート致しますので、お気軽にお声がけください。
注意事項
【セキュリティについて】
当日、聖心女子大学では通常の講義や試験が行われる予定です。大声を出したり、シブヤ大学以外の教室へ入ることは、絶対にしないでください。ただし、キャンパス内の教会や講義が行われていない場所は自由に見学することができます。キャンパス内を歩く際は、受付でお渡しする入場パスを必ず身につけてください。当日は警備を強化しており、パスを付けていない場合はお声がけさせていただくことがあります。ご協力お願い致します。
【その他】
- ゴミは各自お持ちかえりください。
- 食堂は、授業の合間の休憩室、談話室として解放しています。ほかの参加者さんとの対話を通して、学びを深めていただければと思います。(解放時間 10:00〜17:30)
- すべての授業終了後、17:30より食堂にて簡単な懇親会(1時間程度)を行います。お時間がある方はぜひご参加ください。
- キャンパス内はすべて禁煙です。