授業詳細

[ 12周年特別授業 ]3限目:「地域コミュニティ」の未来を考えよう

日時 : 2018年9月29日(土)15:30〜17:00
教室 : 聖心女子大学
先生 : 村山 優美子 [ 渋谷区幡ヶ谷本町西町会 町会長 ]、久万 美帆子 [ 渋谷区笹塚・幡ヶ谷地域包括支援センター ]、金 宝藍 [ 渋谷おとなりサンデーアドバイザー ]

参加費 : 無料 定員 : 30名 参加対象 : どなたでも

【申し込み方法】上記受付期間中、WEBフォームより先着予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。

【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場での撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承ください。

【当日の持ち物】筆記用具

※1:本授業は2018年9月1日(土)10時より先着受付です。 
※2:定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2018年9月28日(金)10時まで先着順でお申し込みを受付いたします。お電話、メールでのキャンセル待ちの受付はしておりませんのでご了承ください。 
※3:授業開始の15分前までに、食堂に設置する「シブヤ大学 総合受付」にて受付をお済ませください。15分前までに受付が済んでいない場合は自動キャンセルとさせていただき、当日席として解放しますので、時間に余裕を持ってお越しください。なお、受付から教室までは5分程度をみていただければと思います。受付時間は10:00〜です。 
※4:当日、聖心女子大学では通常の講義や試験が行われる予定です。大声を出したり、シブヤ大学以外の教室へ入ることは、絶対にしないでください。キャンパス内を歩く際は、受付でお渡しする入場パスを必ず身につけてください。当日は警備を強化しており、パスを付けていない場合はお声がけさせていただくことがあります。ご協力お願い致します。
※5:託児(1歳以上の未就学児)をご希望の方は、お名前、申込された授業名、ご連絡先、お子様のお名前と年齢を明記の上、シブヤ大学事務局 までメール info@shibuya-univ.net にてご連絡ください。【託児の申込は9月16日(日)まで】

終了しました

みなさんは「地域コミュニティ」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?

地域コミュニティには、さまざまな活動があります。
お隣さんとのご近所づきあい、地域のお祭り、防災訓練、こどもを持つお母さんお父さん仲間、働く人同士の交流から、お年寄りの憩いの場まで。街の中にある活動は、わかりやすく目にすることはできませんが、万が一なにかあった時に生きる、大切な要素を担っています。

しかし、近年地域コミュニティを取り巻く状況は変化しつつあります。

例えば、2050年の未来。
日本は高齢者の数は、40%になると予測されています。
急速な高齢化の結果、1人の若者が1人の高齢者を支える未来がやってきます。

また、渋谷に焦点を当てると、まちの中に単身者が増え、町会への加入率が衰退している今、下の世代に継ぐことができないために、まちでの高齢者の役割は増えている一面もあります。町会などの既存の活動が担っている役割は、防災倉庫の鍵を開けること、や、地域での見守り、町会員を通じた地域情報の共有、お祭り、など重要な役割を持つものです。

私たちは、地域コミュニティにとって必要な活動のあり方をどう変化させていけるのでしょうか。
そこに、住民である11人はどう参加していけるのでしょうか。

2018年の今、地域コミュニティへのニーズは、利便性だけではなく、まちでの活動に参加できること、
つまり、消費者ではなく、関わりたい、と思う人も増えているように感じます。

例えば、
日本では、島根県の海士町は、住民計画を全島民と話合いながら街の将来ビジョンの計画を策定しました。
ポートランドは、コンパクトシティとしての手法が注目されていますが、「City Repair」という住民が壊れたブロックや道路を色付けして直していく、という住民参加型の取り組みもあります。

渋谷区では、2017年から「地域での顔見知りを増やすきっかけをつくる」ことを目指して、
渋谷おとなりサンデーという取り組みをはじめました。6月の第1日曜日を地域活動の記念日として、誰もが自由に交流の場を企画し、渋谷の街じゅうで開催しよう、というもの。

今回は、シブヤ大学のキャンパスである渋谷の地域から、考えてみたいと思います。
先生は3名、それぞれ「地域コミュニティ」に思いを持って関わる方です。

村山さんは、渋谷区と中野の区境にある幡ヶ谷の街の町会のリーダーです。
まずは町会に興味を持ってもらうことを目指して、町会総会を子供でも参加可能にしたり、
ビンゴ大会にするなど、誰もが来れるオープンな場作りを運営しています。

久万さんは、笹塚の地域包括支援センターで高齢者(65歳以上)と特定の病気の方の見守りを担当しています。
対応する職員は、保健師、社会福祉士、ケアマネージャーなどの資格を持ち、病院へ案内したり、国や行政の保険制度を説明する、単身世帯へ見守りへ行くことを続けています。月の問い合わせ数は、なんと600件。この数字からも、街に住む高齢者からのニーズが伺えます。

渋谷おとなりサンデーのアドバイザーの金さんを迎えて、
自分の暮らす「地域コミュニティ」の未来をつくるために、
11人はどう街に参加していけるのかを、一緒に考えてみませんか?

(授業コーディネーター:青木優莉)


【授業の流れ】(予定)
・地域コミュニティを取り巻く課題
  -町会運営に関わる村山さんより
  -地域包括支援に関わる久万さんより
・それぞれが暮らしたい街に向けて、できることを考えよう(グループワーク)
・クロージング/記念撮影

※ 授業後、アンケートのご記入にご協力をお願いいたします

村山 優美子渋谷区幡ヶ谷本町西町会 町会長

1920年生まれ。1945年から渋谷区幡ヶ谷本町に住み始め、今年で48年目。地域活動への関わりは、地域の子ども会への参加をきっかけに、町会の婦人部員になり、5年前から町会長を務める。町会総会を区民会館でやったり、こどもも来られるようにとプログラム内でビンゴを実施したり、とまず町会運営を開いていくことを目指している。2018年の渋谷おとなりサンデーでは、商店街にかかるお花の鉢植えの詰め替えのあと、集まった人でお茶を飲むイベントを開催。

久万 美帆子渋谷区笹塚・幡ヶ谷地域包括支援センター

東京都生まれ神奈川育ち。聖路加看護大学卒。平成19年から神奈川県の地域包括支援センターで保健師として高齢者の介護予防、地域づくりに従事し、平成25年より渋谷区笹塚、幡ヶ谷地区の地域包括支援センターに勤務。大勢の、そしてイロイロな先輩方の人生から、子どもから大人まで、シングルでもファミリーでもお金があってもなくても、健康でも病気があっても、生き生きと暮らせる地域って何だろうを日々考える仕事をしています。

金 宝藍渋谷おとなりサンデーアドバイザー

韓国・釜山生まれ。「市民主導の持続可能な地域づくり」を研究テーマとしている。東京大学大学院教育学研究科博士後期課程単位修得満期退学後、明治大学・法政大学・日本体育大学などで兼任講師を経て、今年の4月から松下政経塾に入塾。 社会と人間の持続可能性の視点から、主に都市問題の解決に向けて地域レベルで知恵と力が集める実戦としての地域外交の実現を目指す。執筆論文には、「地域共同体運動における市民力形成に関する一考察」、「韓国における「エネルギー自立マウル」運動とその学習活動 -持続可能な社会の創造に向かう自己教育実践を手がかりに-」など、著書には「躍動する韓国の社会教育・生涯学習 ―市民・地域・学び(共著)」などがある。現在、川崎市社会教育委員として活動中。

今回の教室 :
「聖心女子大学」

東京都渋谷区広尾4-3-1
※授業内容や出欠、遅刻等についてのお問い合わせ、ご連絡はシブヤ大学事務局までお願いします。

・東京メトロ日比谷線「広尾駅」(2番「天現寺橋(聖心女子大学)方面」出口)下車  広尾商店街(散歩通り)を通り 約3分
・JR渋谷駅東口または恵比寿駅より都バス 「日赤医療センター前」行 終点「日赤医療センター前」下車 約3分
・JR品川駅より都バス「新宿駅西口」行 「広尾橋」下車 約4分
・JR目黒駅より都バス「千駄ヶ谷駅」、「新橋駅」行 「広尾橋」下車 約4分

<連絡先> シブヤ大学事務局
03-3479-4285(11:00〜18:00)
070-5563-8840(授業当日のみ)
info@shibuya-univ.net


聖心女子大学のキャンパスは広尾という東京の真ん中に位置する場所にあります。六本木・原宿・恵比寿など日本の先進文化の発信地とも言える場所に徒歩圏で、東京・新宿・渋谷・品川・上野・池袋といった、東京の全てのターミナル駅に30分圏内という抜群のフットワークです。聖心女子大学はワンキャンパスですので、全ての学生が四年間をこのキャンパスで過ごします。
広尾という場所は、有栖川宮記念公園や旧白金御料地といった都心とは思えない緑豊かな場所に隣接しており、かつ都立中央図書館や各国の大使館が点在するインターナショナルな雰囲気に包まれた知の中心地でもあります。
聖心女子大学のキャンパスは小高い丘の上に位置し、伸びやかな空間と、都心とは思えないほど四季折々の自然の移りかわりを感じさせる緑に囲まれています。一歩足を踏み入れると、先進的な建物群や設備と伝統を感じさせる建物群とが、美しいコントラストを見せてくれます。