シブヤ大学
レポート

7月ゼミレポート


続きまして・・


7月の映画音声解説ゼミレポートです。
今回もねいろメンバーのあずさちゃんに書いてもらいました!

・自己紹介
・ワークショップ
・「砂の上の男」鑑賞

3連休の中日ということで、参加者も少ないかなと思っていたのですが、
そんなことはない。新しい人も二人ほど参加されていました。


【自己紹介】
恒例の10秒自己紹介から始まりました。
名前と好きな映画、その理由をみんなで共有しました。

【ワークショップ】
音声解説を作るときに気を付けるポイントとしてのワークショップをしました。
前回も教材になった「利休にたずねよ」の一場面を鑑賞。

何人かは目をつぶって鑑賞し、
音だけの情報から何を感じ取れるかという楽しい試みもありました。

この場面で取り上げられていた解説を作る上で気をつけることは二つ。

1つは、テロップは必ず解説として読み上げること。
今回の場面では、シーンの最初に
「利休(りきゅう)切腹 12年前」
というテロップが入っているとのこと。
見えているとついつい当たり前の物として見逃してしまうかもしれませんが、
こればかりは見えないと絶対分からないし、
この情報がないと、話のつじつまが合わない大切な情報だ、ということでした。

もう1つは、外国語の会話の字幕部分もちゃんと読み上げる、ということです。
今回はポルトガル語が出てきましたが、日本語の映画の中にこのように少しでも
外国語が入っている場合、必ずその字幕部分も解説の中に入れてください、とい
うことでした。
※松田注:どういう形でもいいので情報を共有できるようにするということです

このとき、思い出したことがあります。
昔、祖母とニュースを見ていたときのこと。
外国の人のインタビューが流れ、私と話しながら見ていた祖母が
何気なくその字幕を読み上げてくれたんです。
そのときの「分かる感覚」に感動したのを今でもよく憶えています。
たぶん母にはこういうことをしてもらっていなくて、
何気なく祖母がやってくれたのが初めての字幕読みだったんだと思います。


【村上智さんの「砂の上の男」】
作品時間は15分。
内容や感想について書きたいところをぐっと抑えて伏せておきます。←上映をお楽しみに。

「砂の上の男」予告編

前回鑑賞した「Limit」と合わせて、
今日参加しているメンバーで誰がどの部分の解説を書くかということを話し合いました。
次回までにそれぞれが書いた解説を持ち寄って、
映像に合わせて当て読みをします。
そして、みんなでよりよくしていく、ということになるとのことです。
楽しくなってきました。

まだ音だけでしか作品を知らない私にとって、
次回のゼミでみんなが書いてきてくれた解説を聞くことで、
確実に発見がたくさんあります。
このワクワク感を楽しみに、次回も参加しようと思います。
お疲れ様でした。

次回は8月24日(日)13時~ @原宿の丘 会議室Aです