授業レポート
2012/6/22 UP
よさこい体験!
表参道の夏の風物詩となっている『原宿表参道元氣祭スーパーよさこい』。
発足してから毎回この祭りに出場している地元原宿チーム「原宿表参道元氣連」の方々に、よさこいについて教えていただきました。
高知からはじまり、今や日本の各地で行われる、よさこい踊り。
パレードで踊っている姿を目にした方も多いでしょう。
私も、あちこちでよさこい踊りを見たことはありますが、ダイナミックな振りつけとぴたりと揃う鳴子の音に(みんなで合わせるのが難しそう)と思っていました。
とてもレベルが高そうで、しりごみしてしまいますが、今回はそんなシロウトでも体験できる絶好のチャンス!
参加者同士の自己紹介を済ませてから、「元氣連」代表の瀬戸さんのレクチャーを受けました。
表参道のスーパーよさこいは2001年から始まったものだということ、明治神宮の夏の奉納祭として開催されていること、そして参加チームは100にものぼるといったことを、お話しいただきます。
もととなる「正調」を、各チームが独自アレンジをして振りをつけるため、それぞれオリジナルのパフォーマンスが見られるそうです。
「元氣連」は昨年、『みちのくYOSAKOIまつり』にも参加したそうです。
"絆"がテーマだった、そのお祭りの様子についても話していただきました。札幌のよさこいは鳴子を持たないなど、場所によって若干の違いがあり、異なる地方との交流は刺激的だったようです。
鳴子は打楽器の一種だと思ったら、もともとは田畑に獣が来ないように鳴らしていたものだったと知って驚きました。獣よけで拍子をとろうと考えた、その発想が斬新です。
質疑応答の時には、活発に質問が飛び交いました。
参加者は、誰もがビギナーながら、興味しんしんです。今回は、男性参加者が少し多めでした。
その後、休憩をはさんで、今年「元氣連」が踊る振り付けを、実際に混ざって体験してみました。
振付師の小澤さんに教えていただきます。
「元氣連」のメンバーにも混ざっていただき、総勢45名くらいの多人数での練習となりました。
子供たちもたくさんいて、にぎやか。
メンバーは未経験の人も随時募集中。中には、過去4年間のシブ大授業がきっかけで入会したという人も、数名いました。会のメンバーは、幼稚園児から60歳までと幅広く、よさこいは年齢を問わずに楽しめる踊りだとわかります。
まずは鳴子の持ち方と鳴らし方を教わってから、振り付けに入りました。シブ大授業の中で本当のよさこい練習に混ぜてもらうのは、今年が初めてだそうです。
実際にやってみると、思ったよりも大きく激しい踊り。
スピーディでキレのある動きを出そうと練習を繰り返しているうちに、息が上がり、汗が出てきます。
独特の踊り方に慣れるまでが大変で、シブ大参加者たちは、はじめこそおっかなびっくり、腰が引けていましたが、小澤さんをはじめとしたメンバーの方々に丁寧に教えてもらううちに、ステップや動き方のコツを覚えて、どんどん大きく踊れるようになっていきました。
一番まで通した段階で、3チームに分かれ、少しアレンジも加えていきます。
本番のストリート用の踊り方です。
たしかに、踊りが更に複雑になり、うねるようなダイナミックさが生まれました。
全身を使ってのびのびと踊ることで、観客にも元気がダイレクトに伝わるよさこい。
一番を踊り終えたみんなの顔は生き生きとして、誰もがはじけそうな笑顔になりました。
大人数が一丸となって真剣に取り組むからこそ、やり終えた達成感も大きくなるものです。
これは夢中になりますね。踊りを通じてメンバー同士の強い絆も生まれる、まさにビッグなよさこいファミリーだと感じました。
まったくの初心者でも楽しめた、刺激的な練習体験でした。
今年の『原宿表参道元氣祭スーパーよさこい』は、8月25・26日。
暑い二日間となるその両日に向けて、各チームは練習を重ねていきます。
表参道をよさこいで埋め尽くす、踊る側も見る側もアツくなるその時が来るのが、今から楽しみ。
私も今年はマイ鳴子を持って、よさこいデビューしようかな!
(ボランティアスタッフ 小野寺理香)
発足してから毎回この祭りに出場している地元原宿チーム「原宿表参道元氣連」の方々に、よさこいについて教えていただきました。
高知からはじまり、今や日本の各地で行われる、よさこい踊り。
パレードで踊っている姿を目にした方も多いでしょう。
私も、あちこちでよさこい踊りを見たことはありますが、ダイナミックな振りつけとぴたりと揃う鳴子の音に(みんなで合わせるのが難しそう)と思っていました。
とてもレベルが高そうで、しりごみしてしまいますが、今回はそんなシロウトでも体験できる絶好のチャンス!
参加者同士の自己紹介を済ませてから、「元氣連」代表の瀬戸さんのレクチャーを受けました。
表参道のスーパーよさこいは2001年から始まったものだということ、明治神宮の夏の奉納祭として開催されていること、そして参加チームは100にものぼるといったことを、お話しいただきます。
もととなる「正調」を、各チームが独自アレンジをして振りをつけるため、それぞれオリジナルのパフォーマンスが見られるそうです。
「元氣連」は昨年、『みちのくYOSAKOIまつり』にも参加したそうです。
"絆"がテーマだった、そのお祭りの様子についても話していただきました。札幌のよさこいは鳴子を持たないなど、場所によって若干の違いがあり、異なる地方との交流は刺激的だったようです。
鳴子は打楽器の一種だと思ったら、もともとは田畑に獣が来ないように鳴らしていたものだったと知って驚きました。獣よけで拍子をとろうと考えた、その発想が斬新です。
質疑応答の時には、活発に質問が飛び交いました。
参加者は、誰もがビギナーながら、興味しんしんです。今回は、男性参加者が少し多めでした。
その後、休憩をはさんで、今年「元氣連」が踊る振り付けを、実際に混ざって体験してみました。
振付師の小澤さんに教えていただきます。
「元氣連」のメンバーにも混ざっていただき、総勢45名くらいの多人数での練習となりました。
子供たちもたくさんいて、にぎやか。
メンバーは未経験の人も随時募集中。中には、過去4年間のシブ大授業がきっかけで入会したという人も、数名いました。会のメンバーは、幼稚園児から60歳までと幅広く、よさこいは年齢を問わずに楽しめる踊りだとわかります。
まずは鳴子の持ち方と鳴らし方を教わってから、振り付けに入りました。シブ大授業の中で本当のよさこい練習に混ぜてもらうのは、今年が初めてだそうです。
実際にやってみると、思ったよりも大きく激しい踊り。
スピーディでキレのある動きを出そうと練習を繰り返しているうちに、息が上がり、汗が出てきます。
独特の踊り方に慣れるまでが大変で、シブ大参加者たちは、はじめこそおっかなびっくり、腰が引けていましたが、小澤さんをはじめとしたメンバーの方々に丁寧に教えてもらううちに、ステップや動き方のコツを覚えて、どんどん大きく踊れるようになっていきました。
一番まで通した段階で、3チームに分かれ、少しアレンジも加えていきます。
本番のストリート用の踊り方です。
たしかに、踊りが更に複雑になり、うねるようなダイナミックさが生まれました。
全身を使ってのびのびと踊ることで、観客にも元気がダイレクトに伝わるよさこい。
一番を踊り終えたみんなの顔は生き生きとして、誰もがはじけそうな笑顔になりました。
大人数が一丸となって真剣に取り組むからこそ、やり終えた達成感も大きくなるものです。
これは夢中になりますね。踊りを通じてメンバー同士の強い絆も生まれる、まさにビッグなよさこいファミリーだと感じました。
まったくの初心者でも楽しめた、刺激的な練習体験でした。
今年の『原宿表参道元氣祭スーパーよさこい』は、8月25・26日。
暑い二日間となるその両日に向けて、各チームは練習を重ねていきます。
表参道をよさこいで埋め尽くす、踊る側も見る側もアツくなるその時が来るのが、今から楽しみ。
私も今年はマイ鳴子を持って、よさこいデビューしようかな!
(ボランティアスタッフ 小野寺理香)