シブヤ大学

授業レポート

2009/10/21 UP

   

1. ‘口琴’ってなに?
百聞は一見にしかず・・直川先生の実演でスタートです。

口琴は、枠と振動弁からなる単純な楽器で、竹・金属の二種類があります。
日本を含め、ユーラシア大陸を中心に古くから世界中で生活に密着した楽器として普及。
国によっては国民楽器として、親しまれています。

 竹の口琴を口で挟み込み、指で弾いて振動させ音をうみだす。口の中で振動音が増幅し、音が外へ伝わります。音階は狭く、音も「びょん、びょん」といった低い音ですが、先生の手にかかると、馴染みの音楽や、あいさつといった言葉までが紡ぎ出せれます。

2. 口琴・実演
竹製の口琴を手渡され、いよいよ実演です。
初めて手にする楽器にわくわく。すぐにそれぞれが口琴の世界に入り込みます。
口琴で言葉を伝えるでは、「皆さんこんにちは」を口琴で表現します。心に聴く準備が出来ている人には、伝わります。
その次は、メロディを奏でてみよう。皆さん,おもいおもいにメロディを口琴で表現してみます。
発表では、「とんぼのめがね」・「スターウォーズの挿入曲」が演奏されました。

3. 国民楽器・口琴 サハ共和国
口琴普及率100%!サハの紹介です。
街のあらゆるところに、口琴をモチーフにした柵やモニュメント。
大統領付きの、演者がいるという話にも口琴がサハの人々に愛されていることが伝わってきます。美しい衣装に身を包み、演奏している人、口琴を手に笑みを浮かべる人・・とても印象的です。

4. スペシャル
最後は、直川先生とエイジア エンジニアさんによるコラボ。
口琴とラップの見事なハーモニーは、参加者だけでなくスタジオ内の人も魅了されていました。

5. まとめ
素朴で自由。耳と心で聴く楽器・・口琴。楽しく演奏できました。

(ボランティアスタッフ : 宝泉 啓子)