授業レポート
2025/2/14 UP
Ideas Worth Sharing
〜高校生による、はじめてのTEDx体験〜
みなさんこんにちは!シブヤ大学ボランティアスタッフのゆかです。毎日バタバタと忙しく過ぎてゆく中、高校生たちがチーム制で運営しているTEDx Shibuya Youthの授業に参加。授業内容は、スピーカーチームの皆さんと、その人ならではのエピソードを磨き上げ、一緒にミニスピーチづくりを体験というものです。 私は自分の事を話すということが、得意なほうではないのですが、、、もっと気軽に思っていることを話せるようになってみたいなと思って参加しました。
大人になるにつれて、空気を読んで言いたいことが言えなかったり、言ったら言ったで変な空気になったり。みんな何かしらのモヤモヤを抱えているのではないでしょうか。本当はもっとシンプルに、「私はこうで、こう思う」ということを言っていいのにね。今回の先生である中学3年生や高校生は、それぞれしっかりとした自分の考えを持っていて、クリエイティブで多様性あふれるコミュニティづくりを体現していました。いろいろな肩書きをまったく意識せずフラットに話すことができ、考え方など学びが多かったです。前置きが長くなってしまいましたが、本当に大人こそ、この授業を体験してほしいと感じました!
長く生きていると、その経験から固定観念にとらわれてしまったりしますよね。学びは「知らないこと」「やったことがない事」「関わったことがないヒト・モノ・コト」から得られるという、当たり前なことも忘れてしまうこともあるのではないでしょうか。年代や性別、国籍など全部とっぱらって、興味や関心を軸に人とのコミュニケーションを楽しんでいきたいなと、あらためて感じました。
では!そんな感想を持った私のスピーチ体験をご紹介したいと思います。最後までお読みいただけると嬉しいです。興味湧いてきましたか?
先生は中学生と高校生。先生たちは、学校って「授業して、恋バナしておわり、、、」実はもっと気になることや真面目な話もしたい!と熱意溢れる紹介からスタート。
今年のTEDx Shibuya Youthのテーマは「Butterfly Effect」ということで、例え小さな行動であれ、結果的に予測できない大きな影響をもたらすことがある。個々の小さな行動や社会での出来事がもたらす影響力について探求する思いがこめられているそうです。素敵ですね!今回は私も含め5名の学生さんが集まってくれました。「やったことがないことをやってみたら面白いかなと思って」「テレビでTEDをやっていたのを見て思い出した」「シブヤ大学はいつも斬新な授業をしている印象」と年代も理由も様々。少人数ということもあり、1人ずつに先生がつく形でワークショップスタート。スピーチ計画ワークシートを使って、話したいテーマを決め、そのスピーチから何を届けたいのかを、先生と会話のキャッチボールをしながら深めていき、3分間のミニスピーチへまとめていきます。時間内にスピーチが完成するのか、若干焦りながらも会話が楽しくて、そして話すことで、「私ってそう思っているのだな」「なるほど確かにその視点大事」など気づきがたくさん出てきました。その人の考えを質問を通して引き出してくれる先生たち。本当に尊敬です。大人でもできる人少ないのでは?と、大人のみんな高校生からの学びは大きいぞ!と心から叫びたいと思ってしまいました。以下学びを得ている写真です笑。
様々な気づきを得ながら、具体的な体験を通して伝えること、聞いている側がどのように思うか、聞きたいと思えること、共感できる体験、それを聞いてどうしてほしいのか、過去・現在・未来などの視点、スピーチって奥が深いなと感じながら、なんとかみんな時間内に完成。それぞれのカラーを感じる個性あふれるスピーチとなり、みんな素敵で聴きいってしまいました!
ぜひ、自分らしいスピーチ体験を通して、意見共有や多様なコミュニケーション体験をしてみませんか?機会があったら積極的に参加してみてくださいね!
(授業レポート:竹鼻ゆか/写真:竹鼻ゆか、槇歩美)