授業レポート
2008/2/6 UP
まずはこの5問の短歌、適切な番号を選んでください。
1. 金星の王女わが家を訪れて【 】を好んで聴けり
A、戸川純 B、ピンク・レディー C、YMO D、The アルフィー E、たのきんトリオ
2. 三億円の話をすると目をそらす国分寺喫茶【 】のマスター
A、BOMB B、まりも C、BON D、風 E、ジュリー
3. 吾の部屋の【 】のポスターに唇紋残してノムラは去りぬ
A、リア・ディゾン B、松田聖子 C、ほしのあき D、井上和香 E、モーニング娘。
4. ギネスに挑む【 】高校ドミノ部のドミノを倒す妄想楽し
A、成城 B、富野 C、万里 D、東大寺学園 E、宝
5. 【 】パンちぎりつつある若葉闇 JFKの転生を思(も)う
A、カレー B、クリーム C、レーズン D、うぐいす E、頭脳
さぁ、分かったでしょうか ! ? 答えは最後に。
今回の「シブヤ短歌キャンプ」は、千駄ヶ谷社会教育館にて行われた。
外は大寒を控えてすっごく寒いんだけど、教室は沢山の参加者の熱気で暖房いらず。
教室は沢山の参加者で埋め尽くされ、「短歌の時代がやってきたか!?」と僕はそう思ったけど、
先生が「この中で今まで短歌をした事がある人」と問いかけたところ、
手を挙げた人はたったの2人だけ。
あれれ
でも、ここに参加している生徒は短歌に興味持って「やりたい!!」「学んでみたい!!」
って思ってる人たちが多いわけで、そんなキラキラしている生徒たちを見ると
興味はあったけど機会がなくて、、、とそんな人が多かったのだと思う。
そんな僕も、、、、中学校の国語の授業以来の10年ぶりだし。。。ね。
授業は16:30に開始した。
先生やいろんな人の短歌が書いてあるテキストを中心に授業が進んでいく。
例えば、ある短歌を詠んでこの短歌のどこが「良い短歌(フレーズ)なのか」「悪い短歌(フレーズ)なのか」
とかとかを、ユーモアたっぷりに先生がバッサリと斬っていくといった流れ。
先生の話を聞いていると、あぁ~なんて心地良い斬りっぷり。スカッとするね。
授業を受けるまでは、堅くて真面目な授業になるのかなぁと思っていたけど、
短歌というのは奥が深くて面白いものなんだなぁって
僕だけではなく生徒さん達も先生の話を聞いてみんな思ったハズ。
実は、先生が一番今日の授業楽しんでいたりして。
そして、今日の授業には先生からの1つの宿題があったのだ。
それは「シブヤをテーマに短歌を作ってきてください!ルールは特になく【五・七・五・七・七】を守るだけ」
と、いたってシンプル。
だけど、だからこそ難しいのだ。
シブヤ、、シブヤ、、、ハチ公、、、モヤイ像、、、道玄坂、、、人が多い、、、交差点
う~ん、、何に絞っていいやら。
そして提出された宿題に対して1人ずつ先生が短歌を読み上げる。
1人で沢山作ってきている人いれば、回文で短歌作った生徒さんも。
ビックリしたのは漫画と短歌をセットにした生徒さんもいたってこと。
それぞれ個性が出てるなぁ。
それら全てに先生からのツッコミが入る。「これは面白くない」「事実を書いている」などなど。
そして盛り上がりをみせた授業も少し予定時間をオーバーして終了。
この授業を振り返って思った事は短歌は奥が深いなぁということ。
季語を含めたり、テーマに沿って「五・七・五・七・七」に合わせていくだけではなく、
たった31文字の中に、如何にして詠む人の心に残るものを作っていくには
どうしたらいいんだろうと感じさせられた。
コトバって難しい。
だから短歌は楽しいのだと思う。
沢山あるコトバの中から何を選ぶのかって。
僕は今日のこの授業に出てコトバの楽しさを学ぶ事ができた。
そして月曜日、早速友達にこのクイズを解いてもらったのだ。
しかしながら全問正解者は誰もいなかったが。。。。
(ボランティアスタッフ 清水陽一)
■今回の授業のメモ
・説明できないものを詠うべき
・主観的に感じる形容詞「うれしい」「悲しい」「恐ろしい」「楽しい」を用いる場合は要注意
・和歌はたったの31文字しかない。その中で暗示させる何かが必要
・深読みをして、一体それが何を示しているのかを想像することが大事
・言いたい事が全て書いてある短歌は、本当のところはあまり人の心に深く残らない
<冒頭の答え>
1. C 2. C 3. D 4. B 5. E
1. 金星の王女わが家を訪れて【 】を好んで聴けり
A、戸川純 B、ピンク・レディー C、YMO D、The アルフィー E、たのきんトリオ
2. 三億円の話をすると目をそらす国分寺喫茶【 】のマスター
A、BOMB B、まりも C、BON D、風 E、ジュリー
3. 吾の部屋の【 】のポスターに唇紋残してノムラは去りぬ
A、リア・ディゾン B、松田聖子 C、ほしのあき D、井上和香 E、モーニング娘。
4. ギネスに挑む【 】高校ドミノ部のドミノを倒す妄想楽し
A、成城 B、富野 C、万里 D、東大寺学園 E、宝
5. 【 】パンちぎりつつある若葉闇 JFKの転生を思(も)う
A、カレー B、クリーム C、レーズン D、うぐいす E、頭脳
さぁ、分かったでしょうか ! ? 答えは最後に。
今回の「シブヤ短歌キャンプ」は、千駄ヶ谷社会教育館にて行われた。
外は大寒を控えてすっごく寒いんだけど、教室は沢山の参加者の熱気で暖房いらず。
教室は沢山の参加者で埋め尽くされ、「短歌の時代がやってきたか!?」と僕はそう思ったけど、
先生が「この中で今まで短歌をした事がある人」と問いかけたところ、
手を挙げた人はたったの2人だけ。
あれれ
でも、ここに参加している生徒は短歌に興味持って「やりたい!!」「学んでみたい!!」
って思ってる人たちが多いわけで、そんなキラキラしている生徒たちを見ると
興味はあったけど機会がなくて、、、とそんな人が多かったのだと思う。
そんな僕も、、、、中学校の国語の授業以来の10年ぶりだし。。。ね。
授業は16:30に開始した。
先生やいろんな人の短歌が書いてあるテキストを中心に授業が進んでいく。
例えば、ある短歌を詠んでこの短歌のどこが「良い短歌(フレーズ)なのか」「悪い短歌(フレーズ)なのか」
とかとかを、ユーモアたっぷりに先生がバッサリと斬っていくといった流れ。
先生の話を聞いていると、あぁ~なんて心地良い斬りっぷり。スカッとするね。
授業を受けるまでは、堅くて真面目な授業になるのかなぁと思っていたけど、
短歌というのは奥が深くて面白いものなんだなぁって
僕だけではなく生徒さん達も先生の話を聞いてみんな思ったハズ。
実は、先生が一番今日の授業楽しんでいたりして。
そして、今日の授業には先生からの1つの宿題があったのだ。
それは「シブヤをテーマに短歌を作ってきてください!ルールは特になく【五・七・五・七・七】を守るだけ」
と、いたってシンプル。
だけど、だからこそ難しいのだ。
シブヤ、、シブヤ、、、ハチ公、、、モヤイ像、、、道玄坂、、、人が多い、、、交差点
う~ん、、何に絞っていいやら。
そして提出された宿題に対して1人ずつ先生が短歌を読み上げる。
1人で沢山作ってきている人いれば、回文で短歌作った生徒さんも。
ビックリしたのは漫画と短歌をセットにした生徒さんもいたってこと。
それぞれ個性が出てるなぁ。
それら全てに先生からのツッコミが入る。「これは面白くない」「事実を書いている」などなど。
そして盛り上がりをみせた授業も少し予定時間をオーバーして終了。
この授業を振り返って思った事は短歌は奥が深いなぁということ。
季語を含めたり、テーマに沿って「五・七・五・七・七」に合わせていくだけではなく、
たった31文字の中に、如何にして詠む人の心に残るものを作っていくには
どうしたらいいんだろうと感じさせられた。
コトバって難しい。
だから短歌は楽しいのだと思う。
沢山あるコトバの中から何を選ぶのかって。
僕は今日のこの授業に出てコトバの楽しさを学ぶ事ができた。
そして月曜日、早速友達にこのクイズを解いてもらったのだ。
しかしながら全問正解者は誰もいなかったが。。。。
(ボランティアスタッフ 清水陽一)
■今回の授業のメモ
・説明できないものを詠うべき
・主観的に感じる形容詞「うれしい」「悲しい」「恐ろしい」「楽しい」を用いる場合は要注意
・和歌はたったの31文字しかない。その中で暗示させる何かが必要
・深読みをして、一体それが何を示しているのかを想像することが大事
・言いたい事が全て書いてある短歌は、本当のところはあまり人の心に深く残らない
<冒頭の答え>
1. C 2. C 3. D 4. B 5. E