シブヤ大学

授業レポート

2023/6/29 UP

里山の時間を味わおう。-暮らしをめぐる2日間-@京都府綾部市

こんにちは。シブヤ大学ボランティアスタッフの中村です。
少し時間が経ちましたが、今回は12月に行われた「里山の時間を味わおう。-暮らしをめぐる2日間-@京都府綾部市」の授業レポートです。


渋谷を飛び出して、京都のJR綾部駅に現地集合。参加者ほぼ全員、綾部市に来るのは初めて。
やはり最初は緊張の面持ちでしたが…まずは自己紹介も兼ねた「あいうえお作文」を発表してもらいました。

今回綾部に来た理由は、
・綾部・丹波エリアに興味があった
・今の暮らしを見つめ直したかった
・なんとなく面白そうだった
など、理由や年齢・住まいも様々でしたが、皆さんから何か試してみたい、何か吸収したいという気持ちをビリビリと感じました。



綾部つむぎのご飯も美味しかったです。
コーヒーも頂いて少しのんびりした後は、地元ガイドの児玉さんと一緒に森を散策。



毎日歩く通勤路とは違い、キョロキョロと周りを観察しながら歩くのはいいですね。手紙の木と言われる多羅葉の葉っぱも教えてもらいました。文字が書けるんですって!

綾部つむぎへ戻ると、①地元の方と一緒に藁細工に熱中するグループ、②街へ出かけるグループに分かれました。修学旅行の自由時間みたいな時間でしたね。


その後は、路線バスに乗ってそれぞれの農家民泊で「里山の時間」です。
それぞれの宿泊先では、民泊先の家族と(お酒を交わして)語り合った、星空を観に行った、囲炉裏を囲んでご飯を食べた、などして過ごしたそうです。
ちなみに私は、熱した炭を入れた昔ながらの湯たんぽを抱いてぐっすりでした。




翌日の午前中は、それぞれの暮らしに持ち帰りたい気づきを共有。参加者の個性爆発!という感じで、とにかくみんなよく喋りました。


普段と違う場所に来ることで、人と話してみることで、改めて気づくことってたくさんあるんですね。
つい話したくなる、あの人に会ってみたくなる、帰ったらこんなことやってみたい!
里山というと、穏やかでのんびりしたイメージですが、好奇心の大洪水でした。
ビバ、綾部!


レポート:中村勇斗