シブヤ大学

【オンライン開催】「100年続く仕事、700年続く伝統」新しさを生む担い手の"ふつうの毎日"

19:30-20:30
  • 田中 裕介 [田中屋せんべい総本家 6代目]、山口 周平 [彩雲堂 6代目]、佐藤 慎太郎 [乃し梅本舗佐藤屋 8代目]、金剛 龍謹 [能楽師シテ方金剛流]
参加費
無料
定員
80名
参加対象
どなたでも。

当日の持ち物
PCまたはスマートフォン・タブレット
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより先着予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。
※2:この授業はYouTube Liveで配信します。
※3:後日、申込みいただいた方に当日視聴していただくためのURLをお送りします。授業の3時間前になってもメールが届かない場合は、info@shibuya-univ.netまでお問い合わせください。

前の世代や次の世代について、考えることってありますか?

私はといえば、日々1週間や1ヶ月先のことは考えても、
3年先、5年先となると、うーん、わからない。
せいぜい年末年始に1年を振り返ったり目標を考えるぐらいでしょうか。
ましてや「世代」となると、かなり遠い話に感じてしまいます。

世代を超えて受け継がれてきた文化や伝統を担う方々は、
日々どんなことを考え、生活しているのだろう?

毎日のやるべきことって決まっているの?
前の世代や次の世代のことは、どれくらい考えるの?
そもそも、どんなことに迷ったり悩んだり、影響を受けたりしているんだろう。

特別なことでなく、担い手の”ふつうの毎日"をどう過ごしているのか聞いてみたい。

この授業では、代々、家業や文化を引き継ぎながら新たな挑戦や試行錯誤を重ねている方々に、
毎日の地道な苦労や努力、育った環境や、仕事に向き合う気持ちなど、
普段はなかなか聞けない日常のことを伺うことで、
伝統とは何か、革新とは何か、についても考えていきたいと思います。

ゲストには、100年以上続く全国の老舗和菓子屋の跡取りにより構成されたグループ「本和菓衆(ほんわかしゅう)」より、田中屋せんべい総本家(岐阜)の田中さん、乃し梅本舗佐藤家(山形)の佐藤さん、彩雲堂(島根)の山口さんの3名と、700年近い歴史を誇る能楽の次世代を担う能楽師の金剛龍謹先生(京都)をお招きします。



田中屋せんべい総本家(岐阜)

本和菓衆を始めた理由を尋ねると、
「ぶっちゃけ10年前、和菓子業界が全然面白くなかったんだよね。とにかく自分たちで今の時代に合うように変えていきたい。面白くしようぜ。って言って若い奴を集めて始めた。」
と発起人の田中さん。

「後継ぎ、ということが決まっていて、敷かれたレールを進む人生でいいのか、と悩む思春期もあった」
「大量生産、大量消費のあり方を少しずつ変えて、付加価値を高めながら、本当に良いと思えるものをつくりたい」
「個人として育ったというよりは『後継ぎ』として育った。周りに育ててもらったし、だからこそ地域や周りとの関係性を常に考えてきた」
・・・これらのお話は、打ち合わせで出てきた言葉のごく一部です。

老舗和菓子屋と能楽師、それぞれ違う分野ですが、共通するお話も沢山あるのではと思います。

今回の授業は形式を決めすぎず、自由に普段考えていることをお話いただくトーク形式でお届けします。
渋谷にあるセルリアンタワー能楽堂から生配信です。

また、「乃し梅本舗佐藤家」の佐藤さんは山形から、能楽師・金剛先生は京都からオンラインでつなぎます。
(※緊急事態宣言を受け、配信は全員オンラインなど変更となる可能性がございます。)

どうぞ、お楽しみに!

【授業形式】
本授業はYouTubeにて配信いたします。お申し込みいただいた方へ視聴URLをお送りいたします。

(授業コーディネーター:深澤まどか)

※本授業は、シブヤ大学とBunkamura「渋谷能」とのコラボレーション企画です。

■Bunkamura
Bunkamura は、音楽、舞台、美術、映画の各施設に加え、
カフェやアート関連ショップを併せ持つ日本初の大型複合文化施設として1989 年に誕生しました。
また、2011 年からは東急シアターオーブ、セルリアンタワー能楽堂の運営も行っています。

先生

[ 田中屋せんべい総本家 6代目 ]

田中 裕介

【田中屋せんべい総本家】創業安政六年。手焼きで守る伝統の味。150年の歴史を持つ代表銘菓「みそ入大垣せんべい」を受け継ぎつつ、「キャラメル煎餅まつほ」や「ミント煎餅」など新しい試みを積極的に行う老舗です。

[ 彩雲堂 6代目 ]

山口 周平

【彩雲堂】創業明治7年、島根県松江市にある和菓子店。大名茶人として知られる松江藩七代藩主・松平治郷(不昧)公ゆかりの銘菓「若草」をはじめ、季節の棹菓子や生菓子も豊富にラインナップしている。

[ 乃し梅本舗佐藤屋 8代目 ]

佐藤 慎太郎

【乃し梅本舗 佐藤屋】文政四年(1821年)、出羽三山詣で賑わった山形の現在地にて創業。江戸期の気付け薬に由来した完熟梅の菓子「乃し梅」を現在の菓子の形に完成させ、代々受け継ぎ八代の老舗。八代目のモットーは「和菓子をちょっと自由に」代々に再評価され、その時代ごとに必要とされるからこその老舗、との考えから、現代の感性を伝統の技で表現する菓子を多く手掛ける。異業種とのコラボレーションも多く、手がけ「若い老舗」を目指している。

[ 能楽師シテ方金剛流 ]

金剛 龍謹

1988年、金剛流二十六世宗家金剛永謹の長男として京都に生まれる。幼少より、父・金剛永謹、祖父・二世金剛巌に師事。5歳で仕舞「猩々」にて初舞台。以後「石橋」「鷺」「翁」「乱」「道成寺」「望月」「安宅」など数々の大曲を披く。自らの芸の研鑽を第一に舞台を勤めながら、大学での講義や部活動の指導、各地の学校での巡回公演など学生への普及活動にも取り組む。2012年に発足した自身の演能会「龍門之会」をはじめとして、京都を中心に全国の数多くの公演に出演。同志社大学文学部卒業。京都市立芸術大学非常勤講師。公益財団法人 金剛能楽堂財団理事。