【オンライン開催】
新しい循環をつくる地域共生のカタチ
火
19:30-21:30
- 紫牟田 伸子 [編集家/プロジェクトエディター/デザインプロデューサー]
- 参加費
- 無料
- 定員
- 15名
- 参加対象
- どなたでも
- 当日の持ち物
- PC(推奨)またはスマートフォン、イヤホン(推奨)
- 申し込み方法
- 上記受付期間中、WEBフォームより先着予約制で申し込みを受付いたします。
1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みすることはできません。 - 【参加】授業の途中退場はご遠慮ください。「日時」に記載しております授業時間にフルで参加できるものにお申込みください。
wifi 環境の良い場所での参加をお勧めします。 PCでの視聴・ヘッドセットまたはマイク付きイヤホンの使用を強くお勧めします。 - ※1:この授業はオンラインで行います。事前にZoomのインストールをお願いします。(使い方はこちら)
※2:お電話、メールでのキャンセル待ちの受付はしておりませんのでご了承ください。
※3:後日、申込みいただいた方に当日視聴していただくためのZoomのURLをお送りします。授業当日の10:00を過ぎてもメールが届かない場合は、info@shibuya-univ.netまでお問い合わせください。
※4:WEBページに掲載するイベントレポート作成のための資料として、授業の様子をレコーディングさせていただくことを予めご了承ください。
地域と関わりたいと思ったとき、何から始めればよいのでしょうか?
新型コロナウイルスの感染拡大により、これまでよりも自分の住む地域で過ごす時間が増えた2020年。
長く住んでいても意外と知らなかった地域の魅力に気づいた人、早速好きな地域に引越した人、改めて地域との関わり方を見つめ直した人も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ地域と関わりたいと思っても、どこから手をつけていいか悩んでしまうことも多いと思います。
そもそも自分の住む地域をよく知らなかったり、何が求められているのか分からないこともあります。
3回にわたってお届けするTokyo Good Manners Projectとのコラボレーション講座では、地域での新しい共助のあり方の実践例から学ぶ回として、家族のあり方(1回目)、働く場所のあり方(2回目)を考えてきました。
最終回の今回は、授業での学びを自分のアクションに落とし込むための回として、より大きな2つの視点で、地域で新しい共生のカタチを生み出すために大切なことを明確にします。
1つ目の視点は、なぜいま地域での共生が必要とされるのか。
「無縁社会」や「つながりの分断」といった言葉が注目される背景には、今の市場経済の仕組みでは取り残されてしまう人たちの存在があります。
そもそも地域での共生とは何なのか?誰がどんなつながりを求めているのか?
そんな問いの背景にある社会の仕組みにアプローチするいくつかの事例をもとに、マクロな視点で地域の課題を見直してみたいと思います。
2つ目の視点は、新しい循環を地域で生み出す「シビックエコノミー」とは何か。
「シビックエコノミー」は、「従来とは異なる経済に基づいて築かれた市民レベルのイノベーション」です。大きな経済システムでは手の届かない人たちに手を差し伸べ、地域で共生していくための新しい循環を生み出す市民の取り組みです。
イギリスで生まれ、世界各地で実践されているシビックエコノミーの特徴は、決まったかたちがないこと。それぞれの地域の資源や課題、ニーズに合わせて、その地域に住む人たち自らの手で楽しみながら継続的に実践されています。シビックエコノミーの概念や可能性を理解することで、地域と関わるときに大事にしたい考え方を学びます。
ゲストには、『日本のシビックエコノミー―私たちが小さな経済を生み出す方法』 の著者であり、国内外の数多くの事例を取材されている紫牟田伸子さんをお迎えします。シビックエコノミーの取り組みの前提にある「シビックプライド(=「地域をよりよい場所にすることに自分が関わっている」といった当事者意識に基づく自負心)」のお話も絡めながら、これからの地域での共生のあり方を考えていきます。
授業の後半には、自分の住む地域でアプローチしたい地域の課題や具体的な対象を明確にし、プロジェクトのアイディアを考えるワークショップを予定しています。
いま改めて地域との関わり方を考えたいと思っているあなたの参加をお待ちしています。
【授業の流れ】
※内容や進行は、当日の状況によって多少変更する場合があります。
●トーク
・なぜいま地域での共生が必要なのか
・地域に新しい循環をつくるには 〜シビックエコノミーとは何か?〜
●ワークショップ
・自分の住む地域でシビックエコノミーを実践!プロジェクトアイディアをつくってみよう!
(授業コーディネーター 大澤悠季)
新型コロナウイルスの感染拡大により、これまでよりも自分の住む地域で過ごす時間が増えた2020年。
長く住んでいても意外と知らなかった地域の魅力に気づいた人、早速好きな地域に引越した人、改めて地域との関わり方を見つめ直した人も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ地域と関わりたいと思っても、どこから手をつけていいか悩んでしまうことも多いと思います。
そもそも自分の住む地域をよく知らなかったり、何が求められているのか分からないこともあります。
3回にわたってお届けするTokyo Good Manners Projectとのコラボレーション講座では、地域での新しい共助のあり方の実践例から学ぶ回として、家族のあり方(1回目)、働く場所のあり方(2回目)を考えてきました。
最終回の今回は、授業での学びを自分のアクションに落とし込むための回として、より大きな2つの視点で、地域で新しい共生のカタチを生み出すために大切なことを明確にします。
1つ目の視点は、なぜいま地域での共生が必要とされるのか。
「無縁社会」や「つながりの分断」といった言葉が注目される背景には、今の市場経済の仕組みでは取り残されてしまう人たちの存在があります。
そもそも地域での共生とは何なのか?誰がどんなつながりを求めているのか?
そんな問いの背景にある社会の仕組みにアプローチするいくつかの事例をもとに、マクロな視点で地域の課題を見直してみたいと思います。
2つ目の視点は、新しい循環を地域で生み出す「シビックエコノミー」とは何か。
「シビックエコノミー」は、「従来とは異なる経済に基づいて築かれた市民レベルのイノベーション」です。大きな経済システムでは手の届かない人たちに手を差し伸べ、地域で共生していくための新しい循環を生み出す市民の取り組みです。
イギリスで生まれ、世界各地で実践されているシビックエコノミーの特徴は、決まったかたちがないこと。それぞれの地域の資源や課題、ニーズに合わせて、その地域に住む人たち自らの手で楽しみながら継続的に実践されています。シビックエコノミーの概念や可能性を理解することで、地域と関わるときに大事にしたい考え方を学びます。
ゲストには、『日本のシビックエコノミー―私たちが小さな経済を生み出す方法』 の著者であり、国内外の数多くの事例を取材されている紫牟田伸子さんをお迎えします。シビックエコノミーの取り組みの前提にある「シビックプライド(=「地域をよりよい場所にすることに自分が関わっている」といった当事者意識に基づく自負心)」のお話も絡めながら、これからの地域での共生のあり方を考えていきます。
授業の後半には、自分の住む地域でアプローチしたい地域の課題や具体的な対象を明確にし、プロジェクトのアイディアを考えるワークショップを予定しています。
いま改めて地域との関わり方を考えたいと思っているあなたの参加をお待ちしています。
【授業の流れ】
※内容や進行は、当日の状況によって多少変更する場合があります。
●トーク
・なぜいま地域での共生が必要なのか
・地域に新しい循環をつくるには 〜シビックエコノミーとは何か?〜
●ワークショップ
・自分の住む地域でシビックエコノミーを実践!プロジェクトアイディアをつくってみよう!
(授業コーディネーター 大澤悠季)
Tokyo Good Manners Projectとは
2016年9月にスタートした、新しいかたちのマナー向上プロジェクトです。
TGMPは一人ひとりの思いやりで街をもっと心地よい場所にすることで、
街全体の魅力をあげていくことを目的に、“TOKYO GOOD“というコンセプト
を掲げ、さまざまなアクションを行っています。
2016年9月にスタートした、新しいかたちのマナー向上プロジェクトです。
TGMPは一人ひとりの思いやりで街をもっと心地よい場所にすることで、
街全体の魅力をあげていくことを目的に、“TOKYO GOOD“というコンセプト
を掲げ、さまざまなアクションを行っています。
先生
[ 編集家/プロジェクトエディター/デザインプロデューサー ]
紫牟田 伸子
美術出版社『デザインの現場』『BT/美術手帖』副編集長、日本デザインセンタープロデュース室チーフ・プロデューサーを経て、2011年に個人事務所、2017年株式会社Future Research Institute設立。「ものごとの編集」を軸に企業や社会・地域に適切に作用するデザインを目指し、企業や地域の商品開発、ブランディング、コミュニケーション戦略などに携わる。
主な著書に『シビックプライド:都市のコミュニケーションをデザインする』、『シビックプライド2:都市と市民のかかわりをデザインする』、『シビックエコノミー:私たちが小さな経済を生み出す方法』など。