授業レポート

2017/8/2 UP

この夏のヘア&メイク
~プロに学ぶ明日から使えるテクニック~


今回の教室はcocoti2階の資生堂ビューティサロン渋谷店。明治通りに面したキレイなサロンです。

開始時間前になり、参加者の皆さんが続々来店されます。仕事終わりなのでしょう。
お疲れの様子ですが、皆さんキチンと感があるのでメイク直しして来ている様子。
この授業の意気込みを感じます。



開始時間になりました。最初に授業の説明、諸注意の説明をして、いよいよ講義開始。
資生堂のヘアメイクアーティスト落合さん登場です。



落合さんが真っ黒に日焼けしているのは、前日までCM撮影で海に行っていたからだそうです。


美容院でヘアメイクのお仕事の他に、アスリート出演のTVやCMやショーのヘア&メイクも手がけおられて、
みんな気づかないうちに落合さんのお仕事を見ているんですって!

資生堂さんはオリンピック体操のスポンサーです。記者会見などメディア出演のヘアメイクをしています。
最近のアスリートさんが美しいのは、トレーニングだけでなく美の専門家のサポートもあるんですね。


座学が始まります。
落合さんが2017春夏〜秋冬トレンドをスライドショーに合わせて、説明します。









スライドの画像はハイブランドのパリコレの画像。トップモデルのエッジの効いたファッションは、私たちが取り入れるには、かなり難しそう…


次にヘアメイクについてです。
資生堂さんでは、ヘアメイクを4つのマトリックスに分けて考えます。



右上のキュートはアイメイクもチークもヘアスタイルも、丸くするとより可愛くなります。
アイラインを黒目の上を太くしたり、チークを丸く入れたり、ヘアを内巻きにすると、可愛く見えます。

対角の左下のクールは、アイライン・チークを外側へ直線的に入れ、
ヘアも横から流すようにするとシャープになります。


スライドショーが終わると、美容スタッフさんをモデルにして実演です。
顔の半分をキュートに、半分をクールに仕上げます。

みるみる仕上がるスタッフさんを、後ろの席の人は立ち上がったり、
拡大しながら写真を撮ります。同時に聞き漏らすまいとメモするのに必死です。


落合さんは
「説明したトレンド、ヘアメイクの内容を全部取り込むのは大変です。

今のトレンドは『決めすぎない』。

記憶に残った事を取り入れれば、一つプラスするだけでオシャレになります。
自分に合わせて、色やアイテムを少し取り入れてみましょう。
丁度、春夏セールが始まった所。ちょっと意識してみて下さい!」

語りかける落合さんの笑顔で、参加者皆さんの肩の力がフッと抜けました。


次は、いよいよ体験タイムです。
参加者みんなで協力して椅子を片付け、5つのグループに分かれます。
体験は5つのテーマがあり、1テーマにつき1、2名が施術されてポイントを教えて貰います。


❶コテ
ロングヘアさんが体験です。
自分では思ったようにロール作れないのがお悩みです。

彼女がシートに座ると美容師さん2人で手際良くブロック分けを始めました。



美容師さんは手を止めずに説明します。

・いろんなサイズがあるけれど、32mmが万能
・ブロック分けして前から後ろ、首元から頭頂の髪へ巻くとバランス良く仕上がります。
・2回に1回反対側へ巻くと、ナチュラル
・解く時に巻きを崩さないように回して解くと、ロールがおおきくなって仕上がる
・セミロング、ロングヘアは半分の長さから毛先へ巻くとボリュームが出過ぎない


説明しながら手が止まりません。あっという間にエレガントなウェーブが完成しました!
ロングヘアさんはとっても嬉しそう。

美容師さんは最後に
「セットにコテを使っている方は多いけど、思ったように巻けなくて、
何度も重ねて、毛先を傷めてしまいます。
電源入れずに冷たいままで、巻く練習をすると、必ず上手に巻けるようになりますよ」

「美は1日にしてならず」ですね!


❷ブロー
セミロングさんが体験します。
美容師さんは彼女の生えグセを見ると、ぐしゃぐしゃにブロー始めました!

美容師さんは説明します。

いつも通り乾かすとクセが出たり跳ねたりするのは、生える方向を考えていないから。
髪の毛は曲げた方向と反対に曲がります。耳に前髪をかけると、顔の方にクルッと曲がるように。

ということは、根元を乾かす時に一度仕上げたい方向の反対へブローする。すると仕上げた時に狙った方向髪の流れが付きます。


根元に温風を当て終わると、セミロングさんの希望通りにブラシ入れながら温風を当てます。
すると、なんということでしょう!セミロングさんの髪がツヤツヤに揃いました!

同じヘアスタイルなのに、キチン感がして、可愛くなりました!
(筆者は横分けです。夜シャワー後にそれぞれ反対へ乾かして寝て、
翌朝仕上げるようにすると、セット時間が短くなりました!)


❸メイク直し
事前アンケートで悩みを聞いたら「夏のメイク直し」が一番多かったのです。
このコーナーは美容部員さんのリードで、全員が自分にお直しを体験しました



脂取り紙は簡単だけど、必要以上に取ってしまって、返って皮脂が出てきてしまいます。
水分を補給しながらお直しすれば、余計な皮脂だけ取れて、クールダウンしてスッキリします。


用意するもの

テッシュ一枚
アベンヌウォータースプレー
平べったいコットン
仕上げパウダー(粉おしろい)


お出かけ前の準備
コットンを厚さ半分に分け、パウダーを挟む。この状態で携帯する。


メイク直し開始
①アベンヌウォータースプレーを顔に吹きかける。
上を向いて、上空に霧を飛ばすようにして、満遍なく霧を浴びるように。しっかり水分を補給。


②テッシュを対角線で折って三角にして、顔右半分を覆う。
片手でテッシュが動かないように押さえ、残る片手でTゾーンをしっかり押さええる。
小鼻は指でしっかり押さえる。頬や顎、他も押さえる。


③テッシュの使っていない側で顔左半分を同様に押さえる。
(ここまででも、クールダウンしてスッキリします。)


④粉を挟んだコットンをトントン軽く叩き、少し粉が舞うぐらいにする。
Tゾーンにコットンを押し付けるようにする。頬は毛穴に粉を入れるつもりで押し付ける。


⑤仕上げに「肌を磨く」
コットンを半分に裂いて、粉を挟んだ部分がフワフワになるように持つ。
フワフワで肌をサーっと撫でる
余った粉が勿体無いので、耳や首、手足の全身も撫でて、お直し終わり。


アベンヌはたっぷりかけた方がいいです。周囲が濡れても霧なのですぐ乾きました。
テッシュで押さえる時は、力込めるぐらいが丁度いいです。
コットンで押さえるのも同様、力込めます。
ギュッギュと毛穴に粉を押し込むように押し込むと、肌が引き締まる感じです。
お直し前より小顔になれるかも?


事前に「パウダー挟みコットン」を作るのが手間ですが、
かさばるパウダーケースを持ち運ばなくて済みます。

作った粉コットンはラップや小さいジップロックに包めば粉が飛ばず湿気が付きません。
UVパウダーを使えば、日焼け対策もできます。


❹ヘアアレンジ
パープルのカラーが印象的な彼女。使うのは100均で売っている黒のミニゴムです。
美容師さんはブロック分けして三つ編みを始めます。
部分的に毛束を摘んだり、毛束を足したり、捻る向きを変えたりしていくと…



カラーの色の変化を効果的に使って、ドラマチックになりました。

これらは三つ編み・ゴム通し・ねじりのアレンジです。
完成をイメージして途中の毛束を摘んだり、膨らませたり、引き締めたりしてバランス整えて仕上げます。

美容師さんの手先に迷いがありません!「美は練習あるのみ!」と思いました。


他に前髪を三つ編みしながら毛束を足して、可愛いアレンジを体験した方もいました。
前髪なら、挑戦できそうですね。


❺リップ ・アイブロウ
最後の体験テーマです。

まだ一つも体験してないOLさんは「見ていたいんです」と遠慮しましたが、
美容部員さんが是非と勧めてシートに座りました。

今回は資生堂さんの新ブランドの試供品を使ってくれました。

・リップは口角がキチンとしているとキレイ。ブラシを使ってラインをキレイにとりましょう

書く順番は①下唇の真ん中②上唇のライン③下唇の口角
どの部分もリップブラシで一発でライン決まるのを見ると、つくづく「練習って大事」と思いました。

始めは遠慮したOLさんは、リップがグロッシーでツヤツヤになると表情が明るくなりました。


アイブロウは時間が足りなくて体験はできませんでしたが、
流行の太め眉に眉マスカラを使うとナチュラルに仕上るとの事です。


これで全員、全部のコーナーを回って、何かキレイになる体験をしました。


最後に落合さん、スタッフの皆さんも一緒に入って記念撮影です。
始まる前と違って、皆さん元気で自信がみなぎってますね。



美はマジック。美に終わりはない!


丁度2017SSセールが始まったところです。
落合さんのトレンド・メイクのアドバイスを参考にしながら、
ヘアメイク&お直しをすれば、昨日までの自分より、ずっと気分上りますね。

終わると9時前です。参加者の皆さんの表情は、来場したときより輝いています!
大きなプラスになった1時間30分でした。
参加者の皆さん、落合さん、スタッフの皆さん、本当のありがとうございます。

(レポート:高橋純子、写真:鈴木麻美)