シブヤ大学

授業レポート

2009/3/26 UP

美人とはなにか?ブスとは何か?授業当選倍率10倍弱という前評判超上々の授業は、やっぱりとても面白く、そして、ためになりました。

先生はBe-Staffの丸一先生(めっちゃ美人)。開始直後から笑顔で、ゆっくり、優しい言葉で構成された授業に、私、すぐ魅了されちゃいました。

授業は、まず「美人」と「ブス」の定義から。この二つの言葉は、造形美の良し悪しだけを指すのではなく、心の充実度も影響している。心が充実し、夢を持って生き生きと輝いている人こそが「幸せ」であり「美人」なのだと、先生は教えてくれました。美人とは、男性・女性、双方に向けて使える言葉だったんですね。

その先生自身、高校生のころは、「今では考えられないほどブス」だったそうで、その経験談から、誰でも、前向きな心を持てば、内側から染み出たオーラで外見がキラキラするんだよ、と繰り返し話してくださいました。

授業後半は、プロの「耳相」「目相」「鼻相」「口相」の見方を教えていただき、二人一組になってお互いの顔の特徴を観察しあいました。それと同時に持参した鏡で自分の顔も同じように観察。後々生徒さんから「こんなにまじまじと自分の顔を見たのは初めてだった」とか、「今までコンプレックスに感じていたパーツが魅力的といってもらえてうれしかった」と、かなり盛り上がってました。

最後の質疑応答の時間では具体的にTPOにあわせた実践的メイク術などなど、本当にたくさん詰まった2時間でした。授業終了後も、(片づけまで含めた)施設利用時間いっぱいいっぱいまで先生の周りから人だかりが消えませんでした。

「日ごろ良い顔を引き出してくれる人と一緒にいれば、自然と良い相になりますよ」と先生。つまり、「美人の周りは美人が多い」とはそういうことだったんですね!

最後に、自戒の意味も込め、先生に教えてもらった「ブスの25箇条」でレポートを締めたいと思います。

1. 笑顔がない。
2. お礼を言わない。
3. おいしいと言わない。
4. 目が輝いていない。
5. 精気がない。
6. いつも口がへの字の形をしている。
7. 自信がない。
8. 希望や信念がない。
9. 自分がブスであることを知らない。
10. 声が小さくイジケている。
11. 自分が最も正しいと思い込んでいる。
12. グチをこぼす。
13. 他人をうらむ。
14. 責任転嫁がうまい。
15. いつも周囲が悪いと思っている。
16. 他人にシットする。
17. 他人につくさない。
18. 他人を信じない。
19. 謙虚さがなくゴウマンである。
20. 人のアドバイスや忠告を受け入れない。
21. なんでもないことにキズつく。
22. 悲観的に物事を考える。
23. 問題意識を持っていない。
24. 存在自体が周囲を暗くする。
25. 人生においても仕事においても意欲がない。

<出典元:「宝塚式「美人」養成講座、貴城けい、講談社>

(ボランティアスタッフ“まだちょっとブス” 望月 崇)