授業詳細

[ まちづくり ]都市想像会議
第16回「地域福祉×都市」③
人を支える仕組みをどうデザインする?

日時 : 2018年11月5日(月)19:00〜21:00
教室 : Shibuya Hikarie 8F クリエイティブスペース 8/
先生 : 澤登 久雄 [ 社会医療法人財団仁医会 牧田総合病院 地域ささえあいセンター センター長 ]、久万 美帆子 [ 渋谷区笹塚・幡ヶ谷地域包括支援センター ]、左京 泰明 [ シブヤ大学 学長 ]、紫牟田 伸子 [ 編集家/プロジェクトエディター/デザインプロデュサー ]

参加費 : 無料 定員 : 80名 参加対象 : どなたでも

【申し込み方法】上記受付期間中、WEBフォームより先着予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。

【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入りください。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来かねる場合がございますのでご留意ください。
【参加】授業の途中退場はご遠慮ください。「日時」に記載しております授業時間にフルで参加できるものにお申込みください。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場での撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承ください。

【当日の持ち物】筆記用具

※1:本授業は2018年10月22日(月)19時より先着受付です。
※2:定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2018年11月5日(月)10時まで先着順でお申し込みを受付いたします。お電話、メールでのキャンセル待ちの受付はしておりませんのでご了承ください。

終了しました

今年度の「都市想像会議」は、“地域福祉”という言葉にフォーカスを当てたシリーズで開催します。
シリーズ開催ですが、各回ごとにお申し込みを受け付けています。

第1回目は、地域共生社会、コミュニティヘルス……
いま、福祉に「地域」が必要な訳を野崎伸一さん(厚生労働省 社会・援護局地域福祉課 生活困窮者自立支援室長)にわかりやすく解説していただきました。
続く2回目は、「まちで支える仕組みをどうデザインする?」をテーマに、猿渡進平さん(医療法人静光園白川病院 医療連携室長)と中野智紀さん(社会医療法人ジャパンメディカルアライアンス 東埼玉総合病院地域糖尿病センター長、在宅医療連携拠点事業推進室長、経営企画室長)をお招きし、それぞれ福岡県大牟田市、埼玉県幸手市で展開されている地域の新しいネットワークの創出について議論しました。

今回の3回目は、近年、設置されている地域包括支援センターの役割とその実践を、大田区の澤登久雄さん(社会医療法人財団 仁医会 牧田総合病院地域ささえあいセンター センター長)と渋谷区の久万美帆子さん(渋谷区笹塚・幡ヶ谷地域包括支援センター)をお迎えし、地域への展開の方法やそのプロセス、課題などについて考えていきます。

少子高齢社会が進む日本では社会構造の急激な変化が求められています。いま家庭や地域、仕事や子育て、介護や福祉、医療のあり方まで幅広いシステム全体を見直し、都市のあり方を再構築する必要が迫っています。
特にかつてない高齢者率の増加により介護や福祉の従事者も年々増え続けていますが、従来の行政や民間のサービス型だけでは支えきれないと、厚労省は2017年に「地域共生社会の実現」を掲げ、医療と地域の連携によって、介護や認知症に対する理解の促進から、高齢者雇用、健康維持の工夫、セカンドライフ、医療との関わり方など、課題解決を工夫していくことが求められています。逆に言えば、生活全般のなかで、高齢者だけでなく、障害者や子どもも含めた地域のあり方を考えなければならない時代でありながら、医療や福祉が身近で豊かなまちの一部として十分ではないことに取り組まなければならないということでもあります。

こうした現実を背景に、本年度の都市創造会議では通年テーマを「地域福祉×都市」とし、豊かなまちの未来を健康とソーシャル・インクルージョンの観点から見ることで、コミュニティの新たな役割との関わりに着目し、全5回(*6回目も検討中)を連続し、各回ごとにまちの仕組みや担い手のあり方、施設運営やコミュニケーションの工夫などの視点に分けて議論を進め、最終的に具体的な実現へと繋げられる提案にまとめていくことを目指します。

【今年度のテーマ】
9月4日(火)   地域福祉×都市① 福祉にコミュニティの力が必要ってどういうこと? (終了)
10月2日(火) 地域福祉×都市② まちで支える仕組みをどうデザインする? (終了)
11月5日(月) 地域福祉×都市③ 人を支える仕組みをどうデザインする?
12月4日(火) 地域福祉×都市④ 家族とケアの新しい仕組みをデザインする
1月24日(木) 地域福祉×都市⑤ ソーシャル・インクルージョンのデザイン
2月(予定)        地域福祉×都市⑥(仮) まとめ 

*参考図書:
厚労省:「地域共生社会」の実現へ向けて
秋山美紀『コミュニティヘルスのある社会へ』(岩波書店)
宮本太郎『共生保障』(岩波新書)
広井良典『持続可能な医療:超高齢化時代の科学・公共性・生死観』
など

<都市想像会議について>
新機軸(イノベーション)を生むには、想像力(イマジネーション)と創造(インベンション)が必要です。人口減少や高齢化などの課題を抱える日本の都市の未来像を想像し、日本ならではの都市文化を世界に発信できる都市づくりを市民主体で考える場が「都市想像会議」です。
分断されてきた福祉や介護、交通、まちなみ、暮らし、企業・起業などを横断的に議論し、知見をつなぎあわせ、都市に対するリテラシーを育み、都市の神経系をつなぎなおして新しい価値と実践を行うことを目指しています。 2015年6月1日以来、「マイノリティ」「祭り」「才能」「図書館」「社会的企業」「10代」「観光」と都市を多様なテーマで切り取りつつ、これからの社会の在り方を見定めたいと思っている人々とともに、公開会議を行っています。また、会議後は毎回レポートと議事録をシブヤ大学のホームページにアップしています。 http://www.shibuya-univ.net/cic/


■登壇者
澤登久雄(さわのぼり・ひさお)
(社会医療法人財団 仁医会 牧田総合病院地域ささえあいセンター センター長
久万美帆子(くま・みほこ)
(渋谷区笹塚・幡ヶ谷地域包括支援センター)

■ファシリテーター
左京泰明(シブヤ大学学長)
紫牟田伸子(編集家/プロジェクトエディター/デザインプロデューサー)

澤登 久雄社会医療法人財団仁医会 牧田総合病院 地域ささえあいセンター センター長

社会福祉士・介護支援専門員・介護福祉士。2007年 同法人が委託・運営する地域包括支援センター センター長就任。2008年4月 地域の医療・介護事業者に呼びかけ、「おおた高齢者見守りネットワーク」(愛称:みま~も)を発足。現在、協賛事業所・企業・団体は90を超える。2009年8月、当団体にて「SOSみま~もキーホルダー登録システム」を生み出す。このシステムは、2012年度より大田区サービス「高齢者見守りキーホルダー事業」として移行。65歳以上の区民全てが利用可能なシステムとなり、2017年3月末、大田区内登録者は38,000名。このシステムについては、全国の自治体で導入が進んでいる。著書に『地域包括ケアに欠かせない 多彩な資源が織りなす地域ネットワークづくり-高齢者見守りネットワーク「みま~も」のキセキ- 』(ライフ出版社/2013)がある。この取り組みはNHKなどで紹介されている。

おおた高齢者見守りネットワーク公式HP 
おおもり語らいの駅公式HP

久万 美帆子渋谷区笹塚・幡ヶ谷地域包括支援センター

東京都生まれ神奈川育ち。聖路加看護大学卒。平成19年から神奈川県の地域包括支援センターで保健師として高齢者の介護予防、地域づくりに従事し、平成25年より渋谷区笹塚、幡ヶ谷地区の地域包括支援センターに勤務。大勢の、そしてイロイロな先輩方の人生から、子どもから大人まで、シングルでもファミリーでもお金があってもなくても、健康でも病気があっても、生き生きと暮らせる地域って何だろうを日々考える仕事をしています。

左京 泰明シブヤ大学 学長

1979年、福岡県出身。早稲田大学卒業後、住友商事株式会社に入社。2005年に退社後、特定非営利活動法人グリーンバードを経て、2006年9月、特定非営利活動法人シブヤ大学を設立、現在に至る。著書に『シブヤ大学の教科書』(シブヤ大学=編 講談社)、『働かないひと。』(弘文堂)がある。

紫牟田 伸子編集家/プロジェクトエディター/デザインプロデュサー

美術出版社『デザインの現場』『BT/美術手帖』副編集長、日本デザインセンタープロデュース室チーフ・プロデューサーを経て、2011年より個人事務所を設立。「ものごとの編集」を軸に企業や社会・地域に適切に作用するデザインを目指し、企業や地域の商品開発、ブランディング、コミュニケーション戦略などに携わる。主な著書に『シビックプライド:都市のコミュニケーションをデザインする』『シビックプライド2【国内編】:都市と市民のかかわりをデザインする』(監修・共著、宣伝会議)など。

今回の教室 :
「Shibuya Hikarie 8F クリエイティブスペース 8/」

東京都渋谷区渋谷2・21・1・8F
電話:03-5468-5892
※場所の確認以外でのご連絡はお控えください。
授業内容や出欠、遅刻等についてのお問い合わせ、ご連絡はシブヤ大学事務局までお願いします。

最寄駅:東急田園都市線、東京メトロ副都心線「渋谷駅」15番出口直結。東急東横線、JR線、東京メトロ銀座線、京王井の頭線「渋谷駅」と2F連絡通路で直結。

<連絡先>
シブヤ大学事務局  
03-3479-4285(10:00〜18:00)
070-5563-8840(授業当日のみ)
info@shibuya-univ.net

2012年4月26日に渋谷駅前に新しく開業した複合タワー『Shibuya Hikarie』の8Fにあるクリエイティブスペース「8/(はち)」。そのフロアの中心に位置するコミュニティスペース「コート」は、グリーンカーペットが印象的な、気持ちのよい空間です。作り手と使い手、個人と社会、地域と東京など、この場所を通じて世界とのつながりをつくるための広場です。