シブヤ大学

授業レポート

2016/3/31 UP

ホームパーティーでお父さんがヒーローになる!イースター攻略講座

 


今日の授業は「男性限定」ということで、いつものシブヤ大学とは違う雰囲気でスタート!


まずは、2児の父でもありNPO法人ファザーリング・ジャパンの村上誠先生から、イースターとは何なのか、教えていただきました。


 


イースターはいつ?
春分の日の後の最初の満月の次の日曜日。
因みに今年は「2016年は3月27日(日)」でした。


イースターって?
イースターとはキリスト教最大の祭りであり、イエス・キリストの復活祭の事です。
イースターは当日だけのイベントではなく、日曜日を除いた46日前から準備をするものです。その際に食事の節制・祝宴の自粛。肉や卵、乳製品を断食し、イースター当日にそれらを解禁し、祝宴を行うのです。(国、宗派によって異なります)


何故、イースターでお父さんがヒーローになるのか?
イースターは日曜日に行われるイベントです。誕生日やクリスマスは休日とは限らないため、お父さんの仕事で時間をとることが難しい場合もあります。しかし、イースターは休日の限定イベント!即ち、お父さんの仕事が休みの日に、子供と一緒に楽しめるイベントとなっているのです。また、イベントを準備する段階から子供と協力して作業を行う事が出来るため、父親としての存在感が出ます。父親がイースターのホームパーティーを仕切ることで家庭での父親の居場所と威厳を奪還出来るというわけです。

お父さんが活躍!イースター作戦会議
では、具体的にイースターで何をすれば良いのでしょう?家族と楽しむ時間をつくるという観点で、先生方の作戦が紹介されました。


 


村上先生の提案する作戦は、イースターエッグハント。
卵の殻に、食紅で色づけやお絵かきをして遊びます。殻が用意出来ない場合はプラスチックケースで代用して中にお菓子などを入れ、卵を隠して宝探しとして楽しみます。実際に先生のお宅では毎年やっているそうで、子供達も大喜びだそうです。


 


続いては、お笑い芸人の岡田圭右先生。
「すべり芸が得意の…」と紹介されていましたが、大爆笑の授業でした。


岡田さんの作戦は、イースターの“復活祭”にかけて「生まれ変わったらなりたい○○コスプレ大会」。「ニワトリに扮したお父さんが卵の料理を振るまう」というアイデアに、岡田先生のすべり芸が加わり、会場のお父さん達も大爆笑。それに続いて、 「みなさんのために!」と、お菓子を使ったすべらない“おかし”な一発ギャグを伝授。


板チョコを食べて、
「銀紙を一緒に食べっちゃった!」
「歯がきーーん!」
「会場しーーーん!」


「・・・・・・・・・・・・・・」


 


参加者の皆さんは思わず、遅れながら笑いが出ていました。


流石!岡田師匠ですね。


 


続いては、プロフュギュアスケーターの織田信成先生。


織田先生の作戦は、お父さんが女子力をつけパーティーを行うというものでした。
お父さんがウサギの耳をつけたり、ウサギの形をしたパンケーキを作ったりと、女子力全開のパーティー。織田先生があまりにもパンケーキを推していた為、岡田先生から「どんだけパンケーキ推しやねん!」とツッコミが入りました。


また、段ボールで作った着ぐるみの中にお父さんが入り、子供と楽しむアイデアの紹介がありました。ここでは、実際に織田先生がご家庭で作った怪獣の着ぐるみが紹介され、会場のお父さんたちもそのクオリティの高さに驚いていました。


いよいよ実践編!


イースターでどの様な事を行うか作戦を練ったところで、次はフードプロデューサーTO:RIの愛甲真希先生から、ホームパーティーで喜ばれるテクニックについて教えていただきました。


まずは、風船を使ったチョコレートコーティング!


風船を膨らませて半分だけチョコレートを塗ります。塗った風船を冷蔵庫に入れ固まらせ、風船を取ると・・・
卵の殻のようなチョコレートの器が完成します!チョコレートの器の中にフルーツやアイスを入れて、よりオシャレなパーティーを楽しむ事ができそうです。 


また、さきほどのチョコレートを乾かしている間に、素敵なビンも作成しました。ビンにシールを貼りつけたり、お花を入れてみたりと、想像力次第で思いもよらぬものが完成しました。その中にお菓子を詰めて、大切な方や小さいお子さんにプレゼント。 みなさんの自由なアイデアとセンスに先生もびっくり!愛情たっぷりのパーティーで、お子様のみならず奥様にも喜ばれそうです。


あなたも、これを機会にイースターパーティーをやってみては!?



(レポート:中園拍扶紀)