シブヤ大学

授業レポート

2006/9/20 UP

にゅーぐるみを作ろう!

爽やかな晴天の日曜、朝10時半。
「青山こどもの城」の9Fにある眺めの良い部屋に男子が集います。男子限定の手芸とは・・期待と緊張、いろんな思いに身を任せて神妙な面立ちで座る面々。
部長・石澤さんの威勢のよいかけ声により、これから1時間半にわたる、シブヤ大学の「押忍!手芸部」がスタート!部長の男気溢れる自己紹介に、心なしかみんなのテンションも上がります。
そして、今回の課題発表。「今日のテーマは、『にゅーぐるみ』です。えー、名前が浮かんできて、ゴロで決めました。素材はここにあります。こんなふうに、こうこうしたり・・(部長、みずから布を取って一例を見せる)。あとは自由、以上!」あ、以上ですか。一瞬あっけに取られるも、皆さん我れ先にとボタンや布などの素材が置かれたテーブルに群がっていきます。
思い思いの素材を手にした後は、「立ったままでも床に座っても、どんな姿勢でもOK」と声をかける部長に答えるように、各自好きな場所に陣地取り。
作るお作法にとらわれる事はありません。布だって、はさみを使わずに手で裂いても良いんです。ビリっと大きな布を裂く心地いい音があちこちで響きます。部長曰く「スピード感も大事」だそうです。それを聞いたとたん、気持ちは手芸部アスリート。手芸が女っぽいって誰が言ったのでしょうか。皆さんの熱気あふれるダイナミックな作業に、部屋の温度まで上昇気味。みんなの自己紹介タイムもはさんで、部屋の中のテンションは高まる一方・・モノをつくる熱気は伝染するみたいです。
そうこうしているうち、何やら具現化したものたちが、皆さんの手元にだんだん出来上がってきました。おお!どれもこれも、独創的すぎます!これぞまさしく、「にゅーぐるみ」たちです。大きくダイナミックな「にゅーぐるみ」、セクシーな「にゅーぐるみ」、いろんな「にゅーぐるみ」が部屋を埋め尽くし・・。完成した人から、自分のニューぐるみと記念撮影。これはなんて名前ですか?っていう問いにも皆さん独創的に答えていました。他の人の作品に関心したり、作品を互いに見せ合ったり、和気あいあいで熱血な雰囲気の中、1時間半はあっという間にすぎていきます。
手芸って一人で行うものかと思ってたのですが、みんなで行うとこんなに楽しくてハイテンションだなんて!・・・この部活、ハマリそうです。

(シブヤ大学スタッフ)