シブヤ大学

授業レポート

2014/1/6 UP

アウトドアで結婚式をDIY!

皆さんは結婚式ってどんなスタイルをイメージしますか?
会場は?、食事は?、着ている服は?、和(神前式)?/洋(教会式)?
思えば日本人ってどんなスタイルでも出来ます。
型にはまって・・ない・・・?
・・でも今はこの和か洋か、二つの結婚式のスタイルが定着していますよね。
結婚式は挙げず、籍だけいれる「しない婚。」もあります。
多様化してきた現代。

今日紹介するのは、もう1つの結婚式のスタイル。
自分達で1から作り上げる結婚式。
H.O.W代表の柿原優紀さんに先生として来ていただきました。

H.O.Wは 「Happy Outdoor Wedding」の頭文字と
「HOW to outdoor wedding」の"HOW"からきています。
そもそもなんでアウトドアウエディングをしようと思ったのでしょうか?

結婚式=お金を払って祝ってもらう。
式場を借りて時間を押さえて、ドレスを借りて・・・。
でも視点を変えたら自分たちでも1から作れる事なんじゃないか?というDIY(Do it yourself )の発想から、
そして柿原さん自身が周りへの感謝や祝いの空間を自分たちでカスタマイズしたいという気持ちからH.O.Wは生まれたんだそう。

HOWのいいところ(大事にしている事)
 1、好きな場所で出来る
 2、時間がたっぷりある
 3、子どもも楽しめる
 4、自分たちがやりたい事を実現する。

だいたい3ヶ月~4ヶ月かけてプランニングをたてるのだとか。

H.O.Wの全体像を説明していただいた後、奥多摩の山奥や河川敷、観光センター跡地などでのアウトドアウエディングをいくつか紹介していただきました。
どの写真も会場の人達は変にかしこまっていなくて自然体な空気が流れている印象でした。

アウトドアウエディングでできること
 1、景観を活かす
 2、食材・食文化を活かす
 3、宿泊・観光施設を活かす
 4、アクティビティを活かす
 5、地域空間を活用する。
 6、交流人口を増やす。

事例を紹介していただいたた後は
5人ずつにわかれて、ウエディングのプランを作るワークショップを行いました

まずはブレーンストーミング
①自分たちの得意な事をシェアしました。
②今の結婚式の良い所、ビミョーな所を出し合いました。
そして最後の課題
③このメンバーの"共通の友人"が結婚します。どんな式を作りましょう??

私は花が飾るのが好き→会場のお花の配置やってみようかな。
私は今デザイナーです→招待状を作れます。
私のお父さん家具職人なんだよね。→会場の装飾作ってもらおうかな。などなど。
自分達の持っているものを持ち寄って、色んな結婚式が企画されました。

そこで今回グループで出たアイデアを少し。

「シェアハウスのラウンジで鍋ウエディング」
  住んでいるシェアハウスのスペースを使って鍋パーティーを。
  キャンドルサービスのかわりには、新郎新婦が各テーブルを回って、おじやを作ります。

「ミステリーウエディング」
  とにかく、到着するまで誰のウエディングなのかもわからない、
  とにかく謎ばかりの招待状が届くウエディング。

皆さんアイデアは尽きません。

もともと夫婦の愛のカタチも人それぞれ。
考えると結婚式って本当は「型」ってないよなー。と皆さんのお話を聞いて感じました。
今回教わったような結婚式の良い所は、自分たちで1から作り上げる事。
自分たちだから出来た結婚式。私(招待者)が参加したから成立した結婚式。
それって特別な「みんなで作り上げた空間」ですよね。
新しいこれからの結婚式のカタチとしてワクワクしました。

興味がある方は、参加できるイベントなどの情報がH.O.WのWebサイトFacebookページから告知されますので、チェックしてみてください。


(ボランティアスタッフ:伊集院 一徹)