授業レポート
2013/10/28 UP
地域×クラウドファンディングで地元に関わる!
****************************
FAAVO(ファーボ) 地方とその地方の出身者をつなげる新しい仕組み
突然ですが、皆さん地元は好きですか?
地元に帰るとだれと話しますか? 話題は?恋愛?仕事?昔の思い出話?
今の地域との関わりかたに満足してますか?
今回は地元と出身者をつなぐ事業を行っている、FAAVOの齋藤さんが講師として授業してくれました。 参加者は世代を超えてバラバラです。
まず始めに「地元帰るとどんな事をするのか」少人数に分かれて話し合ってもらいました。
聞こえてくるのは 「いやー最近お盆しか帰ってない。。」 「ばあちゃん元気かな..」 「地元に帰ったら完全休養!!」 「震災の時何も手伝う事が出来なかった」
など、自分の思い入れのある地元論は様々。
そして話し合いが終わり、齋藤さんが。 「地元の為になにかしたいって気持ちがあっても、 同級生と飲んで終わり、っていうのが今までだった。
だけど、地元が好きだったり地元に何かしたいって気持ちをそのまま生かしたいたいと思った。 そこから生まれたのがFAAVOなんです。」
考えてみれば私も地方出身(鹿児島) 地元は好きだけど、何か地元の為に何かしたくても、、んー友達と飲むだけでした、、。その現状を変えられるかも!?
齋藤さんがまずクラウドファディングについて説明してくれました。
クラウドファンディング??
それは、 「インターネットを通じて何か目標、アイデアに共感した人達が、そのアクションを支援する仕組みの事」
資金提供を呼びかけ、一定額が集まった時点でプロジェクトを実行することで、資金調達のリスクを低減したりマーケティング活動を兼ねることが可能になります。
FAAVOの特徴は、その仕組みを使って「地域」と「出身者」をつなぐ、地域貢献・地元応援型のクラウドファンディングサービスを行っていることです。
例えば、私の地元鹿児島での活動を教えてくれました。
マルヤガーデンの中にあるガーデンズシネマというの映画館で、 「デジタル上映システム」導入の資金をサポートして欲しいという内容。
ガーデンズシネマでは、映画をきっかけとして人々や地域の輪を広げる映画館を作っていました。
しかし、従来の映画配給システムは変わりつつあります。 フィルムでの映画配給からデジタル上映システムに移行していく流れがありました。
このままでは、デジタルシネマのシステムを持たない映画館は映画の上映ができなくなり。 存続の問題を抱えていました。
そこでFAAVOでサポーターを募集をかけたところ、見事、映写機が購入出来たそうだ!! 知らないとこで地元の抱えている問題が解決されていた!!
地元で何かできないかと思っていたけど、こんな繋がりができるなんて。 お金を投資するとその支援される側の人から 応援してくれてありがとうの感謝の贈り物が届くのも魅力的だ。
こんな形で地元と繋がりができるなんて、、。
そして後半は現在進行中のプロジェクトをスライドで見ていきました。 宮崎、新潟、埼玉、熊本、などなど。
質問者達から様々な意見が飛び交います。 「伝統工芸を守るようなプロジェクトはありますか?」 「今までで一番成功したプロジェクトは?」
そして最後にもう一度グループを組んで、お互いの地域との関わり方について語り合いました。 「地元には少し何も出来ないと思っていたけど何かできるかもしれない。」 「地元でそんな活動やってたの知らなかった。」 「自分の地元じゃないけど、面白いプロジェクトがあるんだなー」
など色んな形で皆さんが各県のFAAVOと近づいたような気がしました.
齋藤さんが最後に、もっと地域と県外へ離れたその地域の出身者を繋げたい。そして47都道府県全てに今のシステムを導入したいと熱く語ってくれました。
最終的には、あそこのガードレールが壊れている、など皆の投資で地域の小さな問題解決まで担っていき、その流れが地域を良い方向へ変えていけたらいいなと話をしてくれました。
私もこれから離れているから何も出来ないと割り切るのではなく、自分の思い入れのある地元をFAAVOを通して繋がりたいなと思いました。
(文:ボランティアスタッフ 伊集院一徹)
FAAVO(ファーボ) 地方とその地方の出身者をつなげる新しい仕組み
突然ですが、皆さん地元は好きですか?
地元に帰るとだれと話しますか? 話題は?恋愛?仕事?昔の思い出話?
今の地域との関わりかたに満足してますか?
今回は地元と出身者をつなぐ事業を行っている、FAAVOの齋藤さんが講師として授業してくれました。 参加者は世代を超えてバラバラです。
まず始めに「地元帰るとどんな事をするのか」少人数に分かれて話し合ってもらいました。
聞こえてくるのは 「いやー最近お盆しか帰ってない。。」 「ばあちゃん元気かな..」 「地元に帰ったら完全休養!!」 「震災の時何も手伝う事が出来なかった」
など、自分の思い入れのある地元論は様々。
そして話し合いが終わり、齋藤さんが。 「地元の為になにかしたいって気持ちがあっても、 同級生と飲んで終わり、っていうのが今までだった。
だけど、地元が好きだったり地元に何かしたいって気持ちをそのまま生かしたいたいと思った。 そこから生まれたのがFAAVOなんです。」
考えてみれば私も地方出身(鹿児島) 地元は好きだけど、何か地元の為に何かしたくても、、んー友達と飲むだけでした、、。その現状を変えられるかも!?
齋藤さんがまずクラウドファディングについて説明してくれました。
クラウドファンディング??
それは、 「インターネットを通じて何か目標、アイデアに共感した人達が、そのアクションを支援する仕組みの事」
資金提供を呼びかけ、一定額が集まった時点でプロジェクトを実行することで、資金調達のリスクを低減したりマーケティング活動を兼ねることが可能になります。
FAAVOの特徴は、その仕組みを使って「地域」と「出身者」をつなぐ、地域貢献・地元応援型のクラウドファンディングサービスを行っていることです。
例えば、私の地元鹿児島での活動を教えてくれました。
マルヤガーデンの中にあるガーデンズシネマというの映画館で、 「デジタル上映システム」導入の資金をサポートして欲しいという内容。
ガーデンズシネマでは、映画をきっかけとして人々や地域の輪を広げる映画館を作っていました。
しかし、従来の映画配給システムは変わりつつあります。 フィルムでの映画配給からデジタル上映システムに移行していく流れがありました。
このままでは、デジタルシネマのシステムを持たない映画館は映画の上映ができなくなり。 存続の問題を抱えていました。
そこでFAAVOでサポーターを募集をかけたところ、見事、映写機が購入出来たそうだ!! 知らないとこで地元の抱えている問題が解決されていた!!
地元で何かできないかと思っていたけど、こんな繋がりができるなんて。 お金を投資するとその支援される側の人から 応援してくれてありがとうの感謝の贈り物が届くのも魅力的だ。
こんな形で地元と繋がりができるなんて、、。
そして後半は現在進行中のプロジェクトをスライドで見ていきました。 宮崎、新潟、埼玉、熊本、などなど。
質問者達から様々な意見が飛び交います。 「伝統工芸を守るようなプロジェクトはありますか?」 「今までで一番成功したプロジェクトは?」
そして最後にもう一度グループを組んで、お互いの地域との関わり方について語り合いました。 「地元には少し何も出来ないと思っていたけど何かできるかもしれない。」 「地元でそんな活動やってたの知らなかった。」 「自分の地元じゃないけど、面白いプロジェクトがあるんだなー」
など色んな形で皆さんが各県のFAAVOと近づいたような気がしました.
齋藤さんが最後に、もっと地域と県外へ離れたその地域の出身者を繋げたい。そして47都道府県全てに今のシステムを導入したいと熱く語ってくれました。
最終的には、あそこのガードレールが壊れている、など皆の投資で地域の小さな問題解決まで担っていき、その流れが地域を良い方向へ変えていけたらいいなと話をしてくれました。
私もこれから離れているから何も出来ないと割り切るのではなく、自分の思い入れのある地元をFAAVOを通して繋がりたいなと思いました。
(文:ボランティアスタッフ 伊集院一徹)