シブヤ大学

授業レポート

2013/8/7 UP

みんなの手芸室05 浴衣が似合う!手ぬぐいバッグづくり


■レポートその1(ボランティアスタッフ 小林由憲)

「みんなの手芸室」は、シブヤ大学と西武渋谷店とのコラボ企画です。
今回が5回目の授業で、手ぬぐいを2枚使って夏の浴衣がにあう、バッグを作りました。

今回の「みんなの手芸室」は、和裁の基本の基を学びつつ、手ぬぐいを使って、直線縫いだけで簡単にできるバッグづくりです。


◆たくさんの方々に参加していただきました。
5回目の授業ですが、初参加の方もたくさんいらっしゃいました。
手芸が得意な方も、苦手な方も参加されていて、先生や隣の方々とコミュニケーションを取りながら作業が進みます。

今回は、スタッフの私たちも参加することができたので、参加者の方々と会話をしながら、子供のように夢中になってお裁縫をしました。

◆アイデア豊かなバックを作る
直線縫い、返し縫だけで作れてしまうため、初心者の方でもムリなくバックを作ることができます。
近くに先生方もいるのでわからにことはスグに聞いて解決されていました。

参加者の方は悩みながらも楽しそうに、アイデアを出していきます。
各個人のアイデアや発想を生かして、オリジナルなバックを作っていきます。
バックの紐を長くしてみたり、短くしてハンドバックように、またまた、中には、内ポケットを作られているかたも。

◆夢中になってお裁縫!
中盤になってくると、みなさん夢中!バックが形となってできてきたので、
よりイメージがつかみやすくなったのでしょう。
時間がギリギリどころか、延長してもなお参加者の方は夢中でお裁縫をしていました。

◆この授業がキッカケとなって
今回の手芸室で同じ教室のクラスメイトのような会話も生まれ、先生たちとの交流もありました。
手芸が得意な方が、不慣れな方へ教えてあげている場面もあり、手芸づくりをとおしての「交流」が生まれてよかったと感じています。
また、普段なかなか手芸をする機会がなかった人も、今回の授業が、楽しめる趣味が増えるキッカケになれば嬉しいです。


■レポートその1(ボランティアスタッフ 岡本玉穂)
※本授業に中学生が職業体験として参加しました。

今回は、イラストレーターで絵本作家の秋山とも子先生、
gallery and shop山小屋店長の新谷比佐先生をおむかえし、
授業を行っていきました。

まず始めに、生徒さんや先生が持ち寄った、てぬぐいをお互いで披露しました。
月が満ち欠けていくのを描いたてぬぐいや、
草間弥生さんのてぬぐいなど、生徒さんそれぞれ皆違ったてぬぐいを持って来ていました。

今回のスタッフ紹介をして、さっそく作業に取りかかりました。
秋山先生のかわいい絵付きの手順書で、
生徒さん達は、それをみながら作って行きます。
比較的、女性の皆さんが大半を占めていましたが
年齢層は若い方から年配の方まで、様々でした。
授業中、一般の西武渋谷店に来店して来たお客様の中にも、
楽しそうな授業の様子を見て、
「わたしも講座に参加したいわ!」と言うお客様もいました。

そんな中で、私が一番印象に残ったのは、全然知らなくて、
自分の人生に絶対関わらないだろうなあという人たちが、
同じ空間にいて、一緒に作業をしているということ
でした。それが一見普通そうで実はとてもすごいこと。
その「場」にわたしもいて、生徒さん達と関わっていく。
それがとっても不思議な感覚でした。

最初はなかなか、お話しが少なくても、
例えば、「そのお針とって」や、「あれ?これってどう縫うの?」などの会話から、
最終的には身近なお話へと盛り上がっていきました。
私は、特に女性の方にはこういう「場」が必要なのではないかなと思います。
こういう「場」で発散出来る事があると思うからです。
女性の方はストレスを溜め込みやすいですからね。

なんてことはさておき、
生徒さん達は意外にも、おしゃべりと縫うのに時間がかかってしまい、
16時の終了予定が、17時近くにまでなってしまいました。
それでも生徒さん達は、皆笑顔でお帰りになられました。


スタッフの説明会から、授業終了まで丸一日、いろいろな刺激を受けました。
私自身もいろいろなスイッチがパチパチっと入った一日でした。

本当に、楽しい一日を、代表の方を始めスタッフの方々、生徒さん方、先生方、
ありがとうございました。