シブヤ大学

授業レポート

2013/8/7 UP

みんなの手芸室06  テクノ手芸部 ~音と光のハイテクマスコットを作ろう!~

今回のみんなの手芸室はテクノ手芸部さんとのコラボ授業。

「テクノ手芸って何?」と気になった方も多いのではないでしょうか?
テクノ手芸とは、電子工作と手芸を組み合わせたもの。
この授業では、音楽プレーヤーにつなげるとリズムに合わせてLEDが点滅する、音と光のハイテクマスコットを作ります。
 
まずは恒例の自己紹介。
夏休みということもあり、お子様も4名参加してくれました。
大人も子供も関係なく同じ授業に参加できるのはシブヤ大学ならではです。

自己紹介が終わると、先生から今回作るマスコットの工程の説明がありました。
前半で部品のはんだづけ、後半は出来上がった基板を使ってマスコットを作ります。
今回用意されたLEDは白、黄、赤の3色。
そこから好きな色を選びます。
今回2個のLEDを使いますが、2つを違う色にしてしまうと光らないそうです。
LEDの足で電池をはさみ、実際に光らせてみて、完成を思い描きながら、好みの光り方をする色を選びます。
 
そしていよいよはんだづけ。
子供たちは全員はんだづけをしたことがあるとのことで、頼もしい限りです。
「中学の技術の授業以来でなつかしい」と言う大人の参加者の方もいました。
はんだづけする部品は全部で6種類。
初めにスイッチを付けます。まずは先生がお手本を見せてから、交代で付けていきます。
続いてイヤホンジャック、スピーカー、最後にLED。
スイッチを付ける時はどこかおそるおそるといった様子でしたが、1つ付け終わると感覚をつかめたようで、2つめからは順調に作業が進んでいました。

はんだづけが全て終わったら、きちんとLEDが光るかテスト。
中にははんだがしっかり付いていないという理由等で光らないものもいくつかありましたが、
再度調整を行うことで、最終的に無事に全員のものが光りました。
 
後半は手芸の部。
出来上がった基板を中に入れ、フェルト等を使って自分だけのマスコットに作り上げます。
電池を交換するため、基板を全部くるんでしまわないことにさえ注意すれば、何を作るかは自由。
光るLEDを目に見立ててネコにする人もいれば、スピーカーの丸い形を活かして、まわりに黄色い花びらを付けてひまわりにする人、同じ基板を使っていても、出来上がったマスコットには個性が表れていました。
 
マスコットが完成すると、早速みなさん自分のスマートフォンや音楽プレーヤーに接続していました。
曲調によって光り方も変わり、音の強弱がはっきりしているテクノ系の曲だと、音に合わせてLEDが点滅していることが分かりやすいそうです。
色々な曲を流してみて、点滅がはっきりする曲を探すのも楽しいですね。
 
テクノ手芸に興味を持たれた方はテクノ手芸部さんのホームページもぜひご覧ください。
様々な作品を見ることができます。

テクノ手芸部HP→http://techno-shugei.com/index.html

(ボランティアスタッフ・鹿沼 茉希子)