シブヤ大学

授業レポート

2013/6/25 UP

ボーダレスに生きる! ~世界を駆ける女社長と語る、人生を豊かにする発想法~

日々変わらない現状を少しでもいいから活気あるものにしてみたい、ワクワクした生き方をしてみたいという思いは、ふとしたときに誰しもが感じてしまうものではないでしょうか。
今日はそんな自分の気持ちとどう向き合い、どんな過程を踏んで解決策を出していくかを知る機会となりました。
この講座でのグループ内でシェアした問題で一番多かったのは、型にはまった生き方に疑問を抱いたものの、次に何をすればいいのか分からないというものが多かったように思いました。
しかし、滝川さんが経験した海外での生活の話やグループ内の初対面の人と意見交換をすることで、講座の終了時には各グループがそのことに対して何らかの答えを見つけようとした、参加された方々の考え方が変わっていく瞬間を知ることができたことは私にとっても収穫となりました。

実際、課題の具体的な解決策には、現状維持の中で自身が工夫できることを探しそこから新たに得ることがあるのではと気付いた方、
逆に、選択肢を狭めているのは自身の考えだったことに気付き、それを受け入れたことによって新たな選択や行動、提案をしようと思った方と様々でした。
私は、今回の課題に、その人が置かれている立場や状況が違うだけに、本当のところはこれという正解はないのではと考えています。
ただ、人が少しずつ変わっていく瞬間において共通して言えることは、限られた時間内で自身が抱えている問題を具体的に書き出し、自身がそれに向き合おうとすること、そして、それを解決する為に上司や友人、家族でもない第三者の意見を聞くことによって、そこから何らかのヒントを探したという行動をとった結果、それを続けた結果にあるのではと思えてなりません。

(ボランティアスタッフ: 足立恵理子)