シブヤ大学

授業レポート

2009/11/24 UP

「ボージョレ・ヌーヴォー。笑顔も解禁」

解禁したばかりのボージョレ・ヌーヴォーを昼間から飲めるとあって、とても応募が殺到したこの授業。

そんな授業に運良く当選された生徒さんたちが続々と会場に集まってきました。
授業が始まると、人気があっただけに席は、ほぼ満席。
まずはテーブルごとの自己紹介をしました。

その後、吉田先生からボージョレ・ヌーヴォーの説明がありました。
ボージョレ・ヌーヴォーとは、その年に収穫されたブドウを仕込んだ「新酒」で、今年のワインの出来を楽しむ「初物」だそうです。また、“ボージョレ・ヌーヴォー”と呼ぶ為には条件が法律で決まっているそう。
フランス、ボージョレ地域で作られたもので、さらに、ガメイ種と言われる黒ブドウで作った、赤ワイン・ロゼワインのみ。実は、ボージョレ・ヌーヴォーに、スパークリングや白ワインは存在しないとの事でした。
他にも、ワインの歴史・ワインの造り方などのお話をしてくださいました。

説明を聞いている間に、各テーブルにワインが並べられていきました。早速、試飲です。
ワインの抜栓のレクチャーから始まり、テイスティングの実践です。
「色」「香り」「味わい」の違いを6本のワインで比較テイスティング。

生徒さんからは「いちごの香りがする。」「バナナの香りがする。」だとか、
「赤いだけだと思っていたけど、色がこんなに一つひとつ違うなんて思わなかった。」など、
自然と感想が行き交いました。一種類ずつテイスティングしていくたびに、教室内がにぎやかになっていきました。赤い顔の人もちらほら…。(気持ち良くなるにつれ「つまみ欲しくなるね。」なんて声も出てきたくらいです(笑)。今日はテイスティングのため、バケットで口直し。)テイスティングを通して、同じ品種のブドウからできていても全く違った味になっていることの不思議さや、奥深さを感じました。

そして、恒例の記念撮影。ワインボトルと一緒にパチリ。
吉田先生の優しい口調で進められた授業、最後には生徒皆さんの笑顔と笑い声でいっぱいになりました。

(ボランティアスタッフ : 田口 真也)