シブヤ大学

授業レポート

2008/12/9 UP

毎冬、鼻や口の周りが白く噴き出してしまうほどの感想肌に悩む私。感想肌のあの痛さと切れて血が出たときのみっともなさに今年はどうやって対抗するべきか、と思案していた時になにやらいいものがあるらしい、ということで、今回は表参道にある「生活の木」の梅原先生に、シアバターの基本と手作り方法を教えていただいてきました!

この講座を受ける前はシアバターをまーったく知らなかったのですが、梅原先生のわかりやすい、そしてちょっとした小ネタに富んだプレゼンで楽しく学ぶことができました。

シアバターとはアフリカなどに原生するシアーバターノキという植物の種子から作られる植物性の油で、現地ではスキンケアや料理など広い用途に愛用されている油。アフリカの強い日光の下でも日持ちに優れるので、いくらあっても困らないのだとか。例えば赤ん坊が生まれたときに、肌を紫外線から守るためにバターを全身に塗りたくるのだとか。アフリカの方々のすべっすべなお肌はシアバターのおかげだったんですね。しかしこのバター、種を潰したり油分を煮たものを混ぜたりと結構な力仕事なんですが、植物採取から完成まで、一切男の手は借りないのだとか。

プレゼンの合間、実際にシアバターに触れたのですが、本当に「油そのもの」というくらいのねっとりした感触。それであって、肌になじませているとあっという間に溶けていく、感覚としてはワセリンのパワーアップバージョン、といったところでしょうか。これは保湿力、ものすごくありそうです。冬場、すごい力になってくれそうです。

授業後半は、生徒さんが3つのグループに分かれ、先生の指導の下実際にシアバターを使ってスキンクリームを作りました。しかも完成品にラベンダーやローズなどのエッセンシャルオイルを入れることができる豪華版。参加された生徒さんの9割超は女性だったのですが、さすが共通の目的の下集まられた生徒さんたち、すぐに打ち解けて笑顔いっぱいに作っていらっしゃいました。

まざりたかった…。

その様子はさながら家庭科の調理実習のよう。手作りの化粧品はまずパッチテストをするのが基本らしいのですが、そこは皆さん興奮されたのか(笑)すぐに完成品を手のひらや腕に塗りながらその感想をシェアされていらっしゃいました。

当初の予定ではもって帰れるクリームは小瓶一つだったのですが、ここでなんと同じビンをもう一つ、合計2つ分も持ってかれれることに。しかもお土産にはお肌によさそうな紅茶まで頂いてしまい、もう生徒さんは満足の笑みいっぱいに帰っていかれました。
さて、今回授業を行った「生活の木。」僕は普段からスキンケア商品やアロマセラピーグッズをよくつかっているのですが、興奮してしまうほどの品揃え!しかもお値段もお求め安いときて、テストや試飲も気軽に出来るというサービスの充実ぶり。2階のカフェでは落ち着いた雰囲気で本を読めそうで、あ、これは表参道にあって重宝する場所だな、しっかりチェックしてきました。また青山に服を買いに行った際に、ふらふらっと寄っていっぱい楽しめるステキな場所を見つけることが出来ました。

先生、生活の木さん、そして生徒さんたち。今回はどうもありがとうございました!
これなら冬の感想肌も怖くないわっ!

(ボランティアスタッフ 望月 崇)