授業レポート
2024/6/25 UP
つながる料理教室
~ブラウニーづくりで島豆腐屋さんの抱えるフードロス問題を学ぼう~
おから好きですか?おから食べてますか?
私もおからは好きですが、おからのお料理と言うと炒り卯の花を年に何回か作る程度です。
今回は沖縄の島豆腐をつくる時に出てしまうおからをパウダーにした「おからパウダー」を使ったブラウニー作りの授業でした。
私はおからをお菓子作りに使うのはダイエット目的でおからクッキーを作った事があるかな?というくらいでした。何故好きなのにあまり使わないのか?と言うと生のおからを買うと結構大量で家庭で消費するのが大変だったり、傷みやすいと言う事もありました。が、パウダーに加工すれば色んなお料理やお菓子作りに使えます。
今回は焼かないブラウニー作りに挑戦です。 講師には島豆腐のおから廃棄の問題を解決し地域貢献をしたいとOkaraokaraを企業した崎濱花鈴さんと知念杏珠さんをお迎えしました。まずは4名ずつに分かれたグループ内で自己紹介と好きなおからの食べ方、参加した理由などを話してアイスブレイク。仕事の関係で興味を持たれた方やお菓子作りを覚えたい方など参加理由は様々でしたが、皆さんおからを使った焼かないブラウニー作りに興味津々でした。
早速実習に入りました。材料の分量を計って混ぜたらカップに入れてお好みのトッピングをした上で冷蔵庫に入れて冷やして固めるだけと言う手軽さでした。その間に講師のお二人は各グループを回って作り方を案内したり、皆さんとお話ししたりしながら和気藹々でした。ブラウニーが固まるまでの間、講師のお二人の自己紹介と起業に至るまでの経緯をお聞きしました。子供の頃から貧困問題や地域の問題などに興味があったお二人。大学時代に参加したコンテストで島豆腐を作る時に出てしまうおからの問題を知ったことをきっかけに、島豆腐屋さんを回って話を聞いたり、おからを使った商品の試作づくりを重ねながら、地域に貢献出来る事をしたい、島豆腐を作る時に出てしまうおからの問題を解決したいと起業にまで至ったそうです。おからは大量に出るものの傷みやすいために、その多くが廃棄されているそうです。しかも産業廃棄物として処分するしかないそうなので、その事実を知って何か出来ないかと思ったのが起業のきっかけだとか。
ブラウニーが固まったらいよいよお待ちかねの試食タイムです。バニラアイスと共にチョコレートやナッツなど好みの材料でトッピングしたオリジナルのブラウニーの味は最高でした。皆さん美味しい!おからが入っているなんて思えない!簡単なのに本格的な味!と大絶賛でした。また、班ごとにOkaraokaraのお二人が販売されているおからミートやおからを使った食べられるスプーン”PACOON”を試食しながら、新しいおからの使い方、商品の販売方法を考えるグループワークを行いました。実際に試食をしたり、製品を手にとったりしながら、おからミートを使ったおつまみやレシピ、おからスプーンの形をソフトクリーンコーンやストローに変形しては?等「こんな食べ方もできそう!」「こんな人たちにも販売してみたら?」と、各班どんどん新しいアイディアが飛び出し、かわいいイメージイラストを描いてくださった方までいたりと、先生のお二人も大喜びでした。実際にアイスクリームスプーンを使わせていただいたら、しっかり固く、丈夫に出来ていておからの可能性は無限にあると感じました。
おからの問題を解決出来ればフードロス、産業廃棄物の削減、安全で健康的な食品作りから健康、ダイエットまで果てはプラスチック製品を減らして地球を守ると言う壮大なところにまで行き着く大きな可能性を感じました。 おからやおからパウダー、おからミートを使った製品を一緒に考えてみませんか?少し考えただけでも楽しいですよ。 授業を振り返ってみて若い方が地域貢献や産廃問題やフードロス地球環境の問題まで考えて、新しい起業をする事の意味や大切さやその勇気や行動力に感心させられました。授業そのものはお二人のほんわかとしたお人柄もあって終始和やかで楽しい雰囲気でした。おからの問題を考えると共に、これからも二人から目が離せない応援したいと思わせられた授業でした。
(授業レポート・写真:片山朱美、写真:野原邦彦)
私もおからは好きですが、おからのお料理と言うと炒り卯の花を年に何回か作る程度です。
今回は沖縄の島豆腐をつくる時に出てしまうおからをパウダーにした「おからパウダー」を使ったブラウニー作りの授業でした。
私はおからをお菓子作りに使うのはダイエット目的でおからクッキーを作った事があるかな?というくらいでした。何故好きなのにあまり使わないのか?と言うと生のおからを買うと結構大量で家庭で消費するのが大変だったり、傷みやすいと言う事もありました。が、パウダーに加工すれば色んなお料理やお菓子作りに使えます。
今回は焼かないブラウニー作りに挑戦です。 講師には島豆腐のおから廃棄の問題を解決し地域貢献をしたいとOkaraokaraを企業した崎濱花鈴さんと知念杏珠さんをお迎えしました。まずは4名ずつに分かれたグループ内で自己紹介と好きなおからの食べ方、参加した理由などを話してアイスブレイク。仕事の関係で興味を持たれた方やお菓子作りを覚えたい方など参加理由は様々でしたが、皆さんおからを使った焼かないブラウニー作りに興味津々でした。
早速実習に入りました。材料の分量を計って混ぜたらカップに入れてお好みのトッピングをした上で冷蔵庫に入れて冷やして固めるだけと言う手軽さでした。その間に講師のお二人は各グループを回って作り方を案内したり、皆さんとお話ししたりしながら和気藹々でした。ブラウニーが固まるまでの間、講師のお二人の自己紹介と起業に至るまでの経緯をお聞きしました。子供の頃から貧困問題や地域の問題などに興味があったお二人。大学時代に参加したコンテストで島豆腐を作る時に出てしまうおからの問題を知ったことをきっかけに、島豆腐屋さんを回って話を聞いたり、おからを使った商品の試作づくりを重ねながら、地域に貢献出来る事をしたい、島豆腐を作る時に出てしまうおからの問題を解決したいと起業にまで至ったそうです。おからは大量に出るものの傷みやすいために、その多くが廃棄されているそうです。しかも産業廃棄物として処分するしかないそうなので、その事実を知って何か出来ないかと思ったのが起業のきっかけだとか。
ブラウニーが固まったらいよいよお待ちかねの試食タイムです。バニラアイスと共にチョコレートやナッツなど好みの材料でトッピングしたオリジナルのブラウニーの味は最高でした。皆さん美味しい!おからが入っているなんて思えない!簡単なのに本格的な味!と大絶賛でした。また、班ごとにOkaraokaraのお二人が販売されているおからミートやおからを使った食べられるスプーン”PACOON”を試食しながら、新しいおからの使い方、商品の販売方法を考えるグループワークを行いました。実際に試食をしたり、製品を手にとったりしながら、おからミートを使ったおつまみやレシピ、おからスプーンの形をソフトクリーンコーンやストローに変形しては?等「こんな食べ方もできそう!」「こんな人たちにも販売してみたら?」と、各班どんどん新しいアイディアが飛び出し、かわいいイメージイラストを描いてくださった方までいたりと、先生のお二人も大喜びでした。実際にアイスクリームスプーンを使わせていただいたら、しっかり固く、丈夫に出来ていておからの可能性は無限にあると感じました。
おからの問題を解決出来ればフードロス、産業廃棄物の削減、安全で健康的な食品作りから健康、ダイエットまで果てはプラスチック製品を減らして地球を守ると言う壮大なところにまで行き着く大きな可能性を感じました。 おからやおからパウダー、おからミートを使った製品を一緒に考えてみませんか?少し考えただけでも楽しいですよ。 授業を振り返ってみて若い方が地域貢献や産廃問題やフードロス地球環境の問題まで考えて、新しい起業をする事の意味や大切さやその勇気や行動力に感心させられました。授業そのものはお二人のほんわかとしたお人柄もあって終始和やかで楽しい雰囲気でした。おからの問題を考えると共に、これからも二人から目が離せない応援したいと思わせられた授業でした。
(授業レポート・写真:片山朱美、写真:野原邦彦)