シブヤ大学

授業レポート

2024/5/9 UP

親子ひこうきヨガ

〜子どもの心と体を強くする〜

親子で体験する「親子ひこうきヨガ ~子どもの心と体を強くする~ 」を開催しました!

「ひこうきヨガ」は「アクロバットヨガ」のポーズの一つ。
この動きを通して大人と子どもが触れ合い、触れ合いながら自然と愛情を感じ、成功したら一緒に喜び、失敗したら一緒に悔しがる、そんなふうに過ごすことで子どもの心と体を強くすることができるのが、この「ひこうきヨガ」です。
「挑戦 → 失敗 → 受容」を繰り返して、大人と子どもで組む「ひこうきヨガ」は親子の絆を深め子どもの自己肯定感を高めます。
さて、実際にどんなことをしたのか、それではさっそく当日の様子を見ていきましょうー!

まずはヨガの呼吸からスタート!

見よう見まねでしっかりポーズを取る子、自分の好きな格好で(寝転がりながら)呼吸を整える子、と初めからそれぞれな様子でリラックスした雰囲気です。

「これなら簡単にできるよ」と言う声が聞こえて来ました。が、そこは先生、少しずつ難易度を上げていきます。 「では次はこれをやってねー」と先生が「カエルのポーズ」をすると、先ほどまで余裕そうだったみんなの様子が変わり、止まっている先生とは裏腹にコロンコロンと転がり出す子どもたち。

それを見て大人もやってみるものの、大人も静止できずにコロンコロンと転がります。 子どもたちはそんな大人を見ておもしろくて大笑い。

「さあ、次はみんなのマットをながーく並べて、みんなでコロコロするよー。」 まずは子どもたちが転がります。マットの上を真っ直ぐに転がるのが難しそうです。


「大人もやりまーす!」 大人もマットの上に横になり、手を上に上げてコロコロ。そうなんです、このコロコロ、かなり腹筋と背筋を使うんです。段々とアクロバットな要素が出て来ました^^


何周かした後、先生が今度は大人をマットの真ん中に集めています。 何をするのかなと思って見ていたら、横になった大人の上に子どもが乗り、大人に「息を合わせて同じ方向に転がってください!」という指示が出ました。

下の大人が回転すると、上の子どもが前方へ向かって動き始めます。

まるで下の大人が丸太のよう!丸太で重い荷物を運ぶ古代の人たちの建築現場が思い浮かびました。 これにも子どもたちは大はしゃぎ!

息切れしている大人を横目に「もう一回!」のリクエストをする子どもたち。 端まで行けるとガッツポーズで大喜びしました。



ここまでで皆さんだいぶ体も心もほぐれてきたようです。 この後もいくつかのポーズをし、お待ちかねの「ひこうきヨガ」のポーズに入ります。

まずは床で上に乗る子どものポーズの練習。

頭の先から足の先まで「ピーン」と伸ばすにはどこに力を入れたら良いかを練習します。 初めはクネっと曲がっていた子も何回か練習するうちに「ピーン」となって来ました。

では、足の上にも乗って見ましょう!


初めは手をつかんで、バランスが取れてきたら離していきます。


膝の上ではなく、足の裏に子どもを載せるので結構な高さがありますね。

では、お父さんお母さんとやって見ましょう!



先生の見本ではうまくいくけど、お父さんお母さんとやると何だかうまくいきません…。
あっちにふらり、こっちにふらり。
低い時は大丈夫なのに、高くなると体が丸まってしまいます。
「何でだろう。」「悔しいね。」「もう一回やってみよう。」「もう一回だ!」
そうやって一緒に悔しい思いをしながら、練習しました。
飽きながらも、何度も何度も。

そして力を合わせて、ここまでキレイな「ひこうき」ができるようになりました!




同じ成功体験をすると、大人と子どもの絆が強くなりますね!

一緒に失敗して、一緒に成功して、一緒に考えて、一緒に楽しむ!
それが「ひこうきヨガ」の醍醐味なんだな、と今回の授業を通して実感しました。

お父さんお母さん、お疲れさまでした☆
子どもたち、とっても楽しんでいましたね。
お家で「ひこうきヨガやってー!」と言われたらぜひ何回でもやってあげて欲しいです。

こうやって持ち上げられるのはあと何年かな。
このふれあいが、思い出がお子さんの心の支えになりますように☆

【おまけ】
こんなポーズもやったよー。