フタバとシブヤ、少しずつでも近づくために
〜映画『フタバから遠く離れて』の監督と話してみよう〜
土
10:45-15:00
- オーディトリウム渋谷
- 舩橋 淳 [映像作家]、木幡 ますみ [大熊町の明日を考える女性の会 代表]

- 参加費
- 無料
- 定員
- 20名
- 参加対象
- どなたでも
- 当日の持ち物
- 映画鑑賞費1,300円、筆記用具
- 申し込み方法
- 上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※抽選後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。 - 【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。 - ※1:映画鑑賞費1,300円をご用意ください。
※2:本授業の抽選は2013年2月6日(水)に行います。(抽選予約受付は2月5日(火)24時までとなります。)
※3:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、
2013年2月21日(木)24時まで先着順でお申し込みを受付いたします。
2011年3月12日、福島原発1号機で水素爆発が発生。全面立入り禁止区域となった福島県双葉町は、町全体が丸ごとの移住を余儀なくされました。1423人の町民が250km離れた埼玉県の高校に避難されていたことを、ご存知の方は少なくないかと思います。
私も事実としては知っていました。けれど、彼らの日常生活を追ったドキュメンタリー映画『フタバから遠く離れて』を観て思ったのは、「頭で認識していただけかもしれないな」ということ。映像で触れた彼らの日常生活、ポツポツと話をされる身の上、少しずつ変化することもあれば、依然変わらないことも……そんな一部始終が頭とは別のところに沁みてきて、刺さりました。「単に情報として知ることと、それよりは少しでも近づくことの違いをみんなと共有したいな」と、この授業を思いつきました。
311からもうすぐ2年。多くの避難者は新しい生活へ。けれど、避難所に残っている方も数十名いらっしゃると聞いています。もちろん、誰も双葉町には帰れていない。まだまだ何も終わってない。そして、つい先日、町全体の避難を決断し、国と東電に対して補償を訴えて来られた井戸川町長の辞意表明を知りました(原発推進派だった彼が311で考えを改めた心持ちについては映画でも自ら語ってらっしゃいます)。
フタバから遠く離れている町民の生活とは別に、今、フタバとシブヤ(フタバではないすべての地域?)も離れてしまっている。けれど……それでいいのかな?と。
『フタバから遠く離れて』を撮られ、避難生活の目撃者でもある舩橋淳監督を先生に迎えて、生の声を伝えてもらったり、みんなで考えたり、話し合ったり。そんなことから、始められたらいいなと思っています。
【授業の流れ】
10:30 受付開始(映画館ロビーにて)
10:45 映画『フタバから遠く離れて』(96分)を鑑賞
上映終了後、各自昼食
13:25 映画美学校地下1F小教室(※同建物内)に集合
※13:00から入室できます。教室内への飲料等持込みは自由です。
13:30 授業開始
舩橋監督のお話
監督、関係者ゲストを交えてのフリートーク
質疑応答
15:20 アンケート、集合写真
15:30 解散
※時間・午後からの教室が変更になりました。
(授業コーディネーター:松本典子)
【注意事項】
※1:本授業は、①オーディトリウム渋谷(渋谷区)にて全員で映画を鑑賞、
②場所を移動してトーク(@映画美学校地下1F小教室)、という構成で行います。
どちらか一方のみの参加はご遠慮ください。
※2:カンパ(300円)のお願い
今回、映画鑑賞料とは別に、教室使用料のカンパを募らせていただくこととなりました。
当初、使わせていただける教室が至近にて見つからず、恵比寿社会教育館の利用を予定しておりましたが
先生である舩橋淳監督およびオーディトリウム渋谷様のご尽力にて、
同建物内にある映画美学校さんの教室を特別料金でお借りすることができました。
もろもろの便宜を考え、勝手ながら教室を変更させていただいた次第です。
有志ということで、よろしければご協力ください。
また、ご意見などございましたらシブヤ大学事務局までご連絡ください。
私も事実としては知っていました。けれど、彼らの日常生活を追ったドキュメンタリー映画『フタバから遠く離れて』を観て思ったのは、「頭で認識していただけかもしれないな」ということ。映像で触れた彼らの日常生活、ポツポツと話をされる身の上、少しずつ変化することもあれば、依然変わらないことも……そんな一部始終が頭とは別のところに沁みてきて、刺さりました。「単に情報として知ることと、それよりは少しでも近づくことの違いをみんなと共有したいな」と、この授業を思いつきました。
311からもうすぐ2年。多くの避難者は新しい生活へ。けれど、避難所に残っている方も数十名いらっしゃると聞いています。もちろん、誰も双葉町には帰れていない。まだまだ何も終わってない。そして、つい先日、町全体の避難を決断し、国と東電に対して補償を訴えて来られた井戸川町長の辞意表明を知りました(原発推進派だった彼が311で考えを改めた心持ちについては映画でも自ら語ってらっしゃいます)。
フタバから遠く離れている町民の生活とは別に、今、フタバとシブヤ(フタバではないすべての地域?)も離れてしまっている。けれど……それでいいのかな?と。
『フタバから遠く離れて』を撮られ、避難生活の目撃者でもある舩橋淳監督を先生に迎えて、生の声を伝えてもらったり、みんなで考えたり、話し合ったり。そんなことから、始められたらいいなと思っています。
【授業の流れ】
10:30 受付開始(映画館ロビーにて)
10:45 映画『フタバから遠く離れて』(96分)を鑑賞
上映終了後、各自昼食
13:25 映画美学校地下1F小教室(※同建物内)に集合
※13:00から入室できます。教室内への飲料等持込みは自由です。
13:30 授業開始
舩橋監督のお話
監督、関係者ゲストを交えてのフリートーク
質疑応答
15:20 アンケート、集合写真
15:30 解散
※時間・午後からの教室が変更になりました。
(授業コーディネーター:松本典子)
【注意事項】
※1:本授業は、①オーディトリウム渋谷(渋谷区)にて全員で映画を鑑賞、
②場所を移動してトーク(@映画美学校地下1F小教室)、という構成で行います。
どちらか一方のみの参加はご遠慮ください。
※2:カンパ(300円)のお願い
今回、映画鑑賞料とは別に、教室使用料のカンパを募らせていただくこととなりました。
当初、使わせていただける教室が至近にて見つからず、恵比寿社会教育館の利用を予定しておりましたが
先生である舩橋淳監督およびオーディトリウム渋谷様のご尽力にて、
同建物内にある映画美学校さんの教室を特別料金でお借りすることができました。
もろもろの便宜を考え、勝手ながら教室を変更させていただいた次第です。
有志ということで、よろしければご協力ください。
また、ご意見などございましたらシブヤ大学事務局までご連絡ください。
先生

[ 映像作家 ]
舩橋 淳
東京大学教養学部表象文化論分科卒後、ニューヨークで映像制作を学ぶ。ベルリン映画祭、釜山映画祭でプレミア上映された『BIG RIVER』(オダギリジョー主演、オフィス北野制作)、『谷中暮色』などを監督。今年4月13日には『桜並木の満開の下に』(臼田あさ美主演)が公開に。著作に『フタバから遠く離れてー避難所からみた原発と日本社会』がある。
映画『フタバから遠く離れて(NUCLEAR NATION)』公式サイト
http://nuclearnation.jp/jp/
(2月23日〜3月15日にアンコール公開、また2月22日にはベルリン国際映画祭出品ロングバージョン特別上映あり)

[ 大熊町の明日を考える女性の会 代表 ]
木幡 ますみ
3.11の原発事故により避難を余儀無くされた福島県大熊町の町民から発足した「大熊町の明日を考える女性の会」の代表を務める。双葉町民と同じく帰宅の目処が立たない中、どのように行動すべきかについての勉強会、国や自治体、東京電力への働きかけなどを行なっている。
教室
オーディトリウム渋谷
<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計ではございませんので、車椅子の方、入場が困難な方は事前にシブヤ大学事務局info@shibuya-univ.netまでお知らせ下さい。

- 所在地
- 東京都渋谷区円山町1-5 KINOHOUSE 2F
TEL 03-6809-0538
最寄り駅:JR渋谷駅
JR渋谷駅ハチ公口から徒歩約10分