生きるということ―医師と患者と病院をめぐって―

あなたは、どんな時に病院に行きますか？
体調不良の時、自力で治せそうにない時、明らかに病気のような時。
私たちは最初から、「病院へ行けば何とか治る」と思って行くでしょう。
または、「適切な治療方法を教えてくれ、それを行えばよくなるはず」と思っています。
その病気の専門の医師が〝治してくれる″と思っている場合がほとんどでしょう。
しかし、私たちの身体は〝誰かが治してくれる″ものなのでしょうか？

本授業では、患者と医師と病院の三角関係にスポットを当て、「生きる」こと、「生きる」ために自分たちがすべきことについて医師と共に考えてみたいと思います。
先生は、三井記念病院の髙本眞一先生。「患者と共に生きる」ことを掲げ、人が生きようとする力を尊重しながら、医療活動を行う心臓外科を専門とする先生です。
命の境界と接する日々を送る先生に、「心臓外科医の仕事とは」「命の現場について」などざっくばらんにお話を伺いつつ、希望する方は昼食もご一緒しながら、生きることについての考えを深めてみたいと思います。

【注意事項】
＊本授業終了後、高本先生を囲んでのランチ会を行いますので、当選された方には出欠のメールを送らせていただきます。時間は授業終了後12：30～14：00くらいを予定しています。どうぞお気軽にご参加ください。ランチ代は各自ご負担下さい。
＊宿題があります。「髙本眞一先生に聞いてみたいこと」を当選後、メールにてお送りください(事務局より確認メールを送らせていただきます）。心臓病のことや、心臓外科医の生活など、なんでも結構です。授業進行の参考にさせていただきます。