刺繍に宿る物語
~アイヌから学ぶ自然と生きる知恵~
土
10:00-12:30
- 幡ヶ谷社会教育館
- 秋辺 得平 [(社)北海道ウタリ協会 副理事長]
- 参加費
- 無料
- 定員
- 30名
- 参加対象
- アイヌ文化に興味がある方。
- 当日の持ち物
- 筆記用具をご持参ください。
- 申し込み方法
- 上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※抽選後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。 - 【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。 - ※1:本授業の抽選は5月7日(水)に行います。(抽選予約受付は5月6日(火)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、5月15(木)0時まで先着順でお申し込みを
受付いたします。
アイヌとはアイヌ語で「人間」を意味する言葉。自然界の全てのものに心があるという精神に基づき、自然を指す「カムイ」に対する概念として、「人間=アイヌ」を位置付けています。
彼らの作るアイヌ文様には、人間と自然の関わり方を描いた、生きる知恵と想いが織り込まれています。例えば、代表的なモチーフ「渦模様」は、ぐるぐると渦巻く“無限の力”を表し、棘のような「括弧(アイウシ)模様」は“魔除け”を意味します。これらの文様を生かした衣装を身に纏うことで、自然の力を味方にして共に生き続けようというのが、アイヌ流の考え方です。
今回の授業では、アイヌの考え方を形にした「アイヌ文様」やその背景にある文化を講義で学びます。その後、実際に切り紙細工と刺繍体験をし、アイヌの人々の営みを追体験したいと思います。
先生は、アイヌ文化を通じ自然と共生する生き方を伝道する『北海道ウタリ協会(ウタリ=アイヌ語で「仲間」)』副理事長の秋辺得平先生。熊のように大きく、豊かな髭に大きな声で笑う秋辺先生は、全国の小学校でアイヌ語で語る歴史家であり、北海道でたった18人しかいない伝統工芸師の一人です。
アイヌの人々は、文字を使いません。そのため、できごとや歴史を口伝えで語り継いできました。つまり、先生が教えてくれることもまた、村の長老たちから受け継いだ知恵そのもの。
さあ、秋辺先生の紡ぐ、刺繍に宿る物語のはじまりはじまり。
【授業の流れ】
■10:00 オリエンテーション(アイヌ文化のセッション)
■10:45 ワークショップ「切り紙」
■11:15 ワークショップ「アイヌ刺繍」
■12:00 まとめ・質疑応答
■12:30 終了
【注意事項】
当日の授業では、材料費として、お一人あたり「500円」を頂戴致します。
彼らの作るアイヌ文様には、人間と自然の関わり方を描いた、生きる知恵と想いが織り込まれています。例えば、代表的なモチーフ「渦模様」は、ぐるぐると渦巻く“無限の力”を表し、棘のような「括弧(アイウシ)模様」は“魔除け”を意味します。これらの文様を生かした衣装を身に纏うことで、自然の力を味方にして共に生き続けようというのが、アイヌ流の考え方です。
今回の授業では、アイヌの考え方を形にした「アイヌ文様」やその背景にある文化を講義で学びます。その後、実際に切り紙細工と刺繍体験をし、アイヌの人々の営みを追体験したいと思います。
先生は、アイヌ文化を通じ自然と共生する生き方を伝道する『北海道ウタリ協会(ウタリ=アイヌ語で「仲間」)』副理事長の秋辺得平先生。熊のように大きく、豊かな髭に大きな声で笑う秋辺先生は、全国の小学校でアイヌ語で語る歴史家であり、北海道でたった18人しかいない伝統工芸師の一人です。
アイヌの人々は、文字を使いません。そのため、できごとや歴史を口伝えで語り継いできました。つまり、先生が教えてくれることもまた、村の長老たちから受け継いだ知恵そのもの。
さあ、秋辺先生の紡ぐ、刺繍に宿る物語のはじまりはじまり。
【授業の流れ】
■10:00 オリエンテーション(アイヌ文化のセッション)
■10:45 ワークショップ「切り紙」
■11:15 ワークショップ「アイヌ刺繍」
■12:00 まとめ・質疑応答
■12:30 終了
【注意事項】
当日の授業では、材料費として、お一人あたり「500円」を頂戴致します。
先生
[ (社)北海道ウタリ協会 副理事長 ]
秋辺 得平
1943年、千島ウルプ島生まれ。アイヌの人権問題に広くかかわるとともに、文化継承にも力を入れ、釧路アイヌ民芸企業組合をベースに精力的に活動を続ける。1989年、ねじも釘も使わない15人乗りのアイヌの海洋船「イタオマチプ」を180年ぶりに復元・進水を担った国内唯一の存在。2005年、日本国際博覧会(愛・地球博)地球市民村「先住民族の文化館」を出展、2008年夏にスペイン・サラゴザ国際博覧会に出演する予定、国内外でアイヌ文化が人間と自然が共生するものとして理解されつつある。
教室
幡ヶ谷社会教育館
1973年設立の区民の自主的な学習・文化活動の場を提供するための施設。地下1階、地上4階建てで、学習室・料理室・和室・音楽室などがある。シブヤ大学の他にも学習・文化活動のきっかけ作りのために「講座・教室」を開催しています。
<バリアフリーに関して>
建物玄関口からのスロープ、館内エレベーターなどは設置しておりますが、点字タイルはございません。目が不自由な方は、事前にシブヤ大学事務局までご連絡いただくか、当日シブヤ大学スタッフまでお声がけ下さい。
- 所在地
- 渋谷区幡ヶ谷2-50-2
電話:03-3376-1541
幡ヶ谷社会教育館施設案内
※お問い合わせは所在場所についてのみお願いいたします
授業内容や出欠、遅刻等についてのお問い合わせ、ご連絡はシブヤ大学事務局 までお願いします。)
最寄り駅:京王新線幡ヶ谷駅北口下車 徒歩5分
渋谷駅始発の都バス阿佐ヶ谷駅行(15番のりば/渋66系統)・「幡ヶ谷」下車徒歩5分
渋谷駅始発のコミュニティバス(ハチ公バス)・「6号通り」下車すぐ
<連絡先>
シブヤ大学事務局
080-7507-7332
info@shibuya-univ.net