シブヤ大学

シブヤ大学ツーリズム08
『農村里美の“日常”体験 ~農村で見つけたホスピタリティ~@茨城』

08:00-00:00
  • 茨城県常陸太田市里美地区
  • 白石 智洋 [NPO法人遊楽(ゆうがく)理事長/グリーンツーリズム・コーディネーター]
参加費
無料
定員
20名
参加対象
どなたでも。

当日の持ち物
各体験のための汚れてもよい動きやすい作業着(ジャージ等)、汚れてもよい靴(長靴等)、防水グローブ、雨天時のための雨具(傘やレインコート)をご持参ください。夜は冷え込みますので防寒着をご持参されます事をお勧めいたします。
また、宿泊施設は、女性は「古民家荒蒔邸」、男性は「沼田邸」で、相部屋利用となります。浴衣・アメニティグッズ(タオル・はぶらし等)はございませんので各自にてご用意ください。(トイレ・お風呂・洗面所は共同です。)
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより「先着順」にて申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご参加となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。         
【授業料(実費)】20,000円(バス、ガソリン、高速道路使用料、食事、宿泊、温泉、各種材料の代金)につきましては、関東ツーリズム大学事務局より内容確認および振り込み案内のメールをさせていただきますので、メール到着より5日以内にご入金ください。
<ご注意>キャンセルの際は必ず関東ツーリズム大学事務局までご連絡いただきますようお願い申し上げます。
(関東ツ-リズム大学事務局TEL:03-6273-9467 担当:斉藤)
【集合】集合場所へは時間までに必ずお集まり下さい。
※1:本授業は、1泊2日のバスツアーとなります。
※2:本授業へのお申し込みは「先着順」となっております。申込締切日は、4月28日(月)17時までとさせて頂きます。(ただし、定員となり次第締め切らせて頂きます。)
※3:定員をオーバーしてお申込があった際にはキャンセル待ちの受付とさせて頂き、後日関東ツ-リズム大学事務局よりその旨をメールにてご連絡させて頂きます。
2007年5月から始まり、大好評を期した「シブヤ大学ツーリズムシリーズ」が、2008年春、『関東ツーリズム大学』とのコラボレーションにより、パワーアップして帰ってきました!

『関東ツーリズム大学』とは、1都10県が“キャンパス”となり、その場所でしか学ぶことのできない、体験と交流を通じた“旅する授業~ラーニングバケーション~”を行なう、新しい大学です。授業は4つのタイプ《体験型・学習型・社会貢献型・研究開発型》があり、東京を中心に、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、山梨、長野、新潟、静岡の各キャンパスで、それぞれ個性ある地域の色を満載した授業が行なわれます。
記念すべきこの《シブヤ大学ツーリズム by 関東ツーリズム大学》の第一弾は、昨年たった20分で定員になった茨城の農村の日常を体感する授業を、再び開催します!

【授業プログラム】
■プログラム総合『農村里美の“日常”体験~農村で見つけたホスピタリティ~』

授業の舞台は、茨城県常陸太田市の里美地区という小さな農村。
阿武隈山系の山が連なり、そのふもとには一面の田畑が広がる、それはまるで、昔話に出てくるような風景。
旧街道沿いには歴史薫る古民家がいくつも立ち並び、古き良き日本の生活を今に伝えています。
このキャンパスでの授業は、この古民家を中心にしてリアルな「農村の日常生活」を体感していただきます。不便なところもたくさんあるかもしれませんが、短い期間でもこの里美の住民として、自由に生活してみてください。

■プログラム1 「おかえりなさい」
茨城県常陸太田市里美地区は原風景の残る小さな農村です。旧街道沿いには歴史薫る古民家がいくつも立ち並び、古き良き日本の生活を今に伝えています。

そんな農村に静かにたたずむ古民家「沼田邸」で、この里美地区のみなさんが、「おかえりなさい」と出迎えてくれます。ありのままの自然の魅力、地元の人間のあたたかさ、地産地消の郷土料理、そして地域の抱える現実に触れてもらう農村生活の始まりです。

仕事をするには、まず腹ごしらえ。里美の郷土料理を、いただきます!


■プログラム2 「夕食の準備」
夕食となる里美の郷土料理をつくるため、この「夕食の準備」プログラムでは、4つのチームに分かれます。

1つ目は、「農業体験」です。この里美に移住して有機農業を営んでいる水野氏の畑で、農を体験していただきます。2つ目は「食器作り体験」です。山から竹を切り出してきて竹細工で器を作ります。器はお土産にも。3つ目は「山菜摘み」です。春の味覚山菜を山の中で探します。そして4つ目が「蕎麦打ち体験」です。日本で最高の本質といわれるこの地域の特産品、常陸秋蕎麦をつかって蕎麦打ちをしていただきます。


■プログラム3 「田舎の夕食と交流会」
夕食がある程度出来上がったら、温泉で汗を流します。「美人の湯」として有名なぬくもりの湯へと向かいます。その後、古民家に戻り4つのチーム毎に体験の発表をしていただきます。その後は夜更けまで交流会。美味しい郷土料理と、美味しい地酒、囲炉裏の灯を堪能しながら、地元の方々との楽しい交流の時間を過ごしてみてください。


■プログラム4 「野草でお華体験」
この里美地区には、様々な植物が生息しています。ふだん、何気なく歩いているだけでは気づかない雑草のなかの綺麗な草花。このお華体験を通じて、自然に目を向けて、その美しさを体感していただきます。竹を切り出して花器をつくって、世界にひとつだけのあなただけの作品を作ってみてください。気分はまるで宝探しです。


■プログラム5 「里美自由時間」
ここまで、里美で田舎生活体験をしてみて、みなさんきっとひとつ気がつくことがあると思います。それは、時間の流れかた。都市では決して感じることのできない、ゆっくりとした時間の流れを、それぞれ自由に感じていただきます。

一見、何もない農村ですが、じつは心躍らす様々なものが当たり前に存在しています。そんな「何か」を探すのもよし、あえて何もせず縁側で昼寝するのもよし。
※希望者には有料の体験メニューもご用意できます。


●食事内容
【里美郷土料理】
里美の郷土料理には様々なものがあります。常陸秋蕎麦、青大豆の豆腐、けんちん汁、花巻寿司、お漬物の数々。
米や野菜など、素材はほとんどが地元のもので、無農薬有機栽培です。


●施設紹介
【宿泊「古民家荒蒔邸」(女性宿泊)】
古民家を利用した新しい農家民宿のモデル事業として、平成18年茨城イメージアップ奨励賞受賞。よりリアルな田舎暮らし体験を提供するため、施設利用案内以外のサービスはあえて行なっていません。

設備は囲炉裏やかまどなど、昔ながらの生活を体験できるものから、給湯式の浴槽、水洗トイレなど、現代人の生活には必要な最低限のものまで備えています。周辺には旧市街地の情緒ある町並みと田畑の広がる農村風景が広がっています。


【体験の場「古民家沼田邸」(男性宿泊)】
街道から少し奥まった場所にある古民家を再生。荒蒔邸に比べて、山や川などより自然に囲まれているため、農業体験や間伐体験など、「自然との共生」を学ぶことができます。庭で山菜を摘んで、川で魚を釣り、畑で野菜を収穫し、竹で食器を作って食事を楽しむなど、使い方派は自由。

設備は荒蒔低のように現代人には生活しづらい点なども多少ありますが、よりリアルな昔ながらの日本のライフスタイルを感じることができるでしょう。


【美人の湯「里美温泉保護センターぬく森の湯」】
里美温泉保護センター「ぬくもりの湯」は、超音波気泡振動浴、寝湯、うたせ湯、露天風呂などの温泉はもちろん、休憩施設、娯楽施設も完備。阿武隈山系の雄大な自然の中でゆっくりと心と体を休め、ゆったりとした時間が過ごせます。

原泉名:里美温泉1号井
泉質:単純硫黄泉
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病気回復期・疲労回復・健康増進・慢性皮膚病等


【交流施設「里美ふれあい館」】
里美ふれあい館は、市民の人々や訪れる人々が集い、体験交流を通して楽しく過ごしていただくために、常陸太田市が提供する施設です。こんにゃくづくりやわら細工、そば打ちなど多種のプログラムを用意しております。また、宿泊施設も併設しております。


●スケジュール
【当日の流れ】
<1日目:2008年5月4日(日)>(食事:朝× 昼○ 夕○)
08:00 JR東京駅丸ビル前 集合08:30 JR東京駅丸ビル前 出発(バス内は、他己紹介など)
11:30 古民家沼田邸 到着
12:00 プログラム1 『おかえりなさい』昼食開始
13:00 昼食終了 プログラム2『夕食の準備』開始、各チーム移動
17:00 プログラム2 終了(沼田邸に集合し温泉へ移動)
17:30 温泉入浴
18:30 温泉入浴 終了(沼田邸へ移動)
19:00 プログラム3 各チーム体験発表用資料作成&体験発表
20:00 夕食&交流会
23:00 就寝(任意)

<2日目:2008年5月5日(月)>(食事:朝○ 昼○ 夕×)
07:30 起床
08:00 朝食
09:00 希望者はプログラム4『野草でお華体験』、プログラム5『里美自由時間』 開始
11:30 昼食
12:30 最後のお話
13:00 最後のお話 終了 JR東京駅に向けて出発
17:00 JR東京駅 到着 解散
※尚、当日の交通事情により、帰りの際の到着時間が変更となる場合もあります。予めご了承下さい。

【注意事項】

※1:バス、ガソリン、高速道路使用料、食事、宿泊、温泉、各種材料の代金として、お一人あたり「20,000円」をご旅行代金として頂戴いたします。
※2:1日目に行われる交流会の際のお飲物代(アルコール類、ソフトドリンク類)につきましては、上記1の代金には含まれておりません。当日アルコール類、ソフトドリンク類をご希望の方から「1,000円」、ソフトドリンク類のみご希望の方から「500円」を頂戴いたしますので、予めご了承ください。
※3:お申し込み頂いた方には、関東ツーリズム大学事務局より内容確認および振り込み案内のメールをさせていただきますので、メール到着より5日以内にご入金ください。
<ご注意>キャンセルの際は必ず関東ツーリズム大学事務局までご連絡いただきますようお願い申し上げます。
(関東ツ-リズム大学事務局TEL:03-6273-9467 担当:斉藤)
※4:最小催行人数は本ツアー全体(28名定員・シブヤ大学募集枠20人)で20名以上とし、添乗員、バスガイドは乗務いたしません。
※5:1日目の「夕食の準備」は4つのチームに分かれて活動します。チーム分けは当日、参加者から希望を取り、定員に達した場合はくじ引き等で決めさせていただきます。ご希望に副えない場合もありますので予めご了承ください。
※6:やむを得ない諸事情・天候によっては一部プログラムを変更の上、実施する場合があります。
※7:こちらで、軍手等はご用意しますが、各体験のための汚れてもよい動きやすい作業着(ジャージ等)、汚れてもよい靴(長靴等)、防水グローブ、雨天時のための雨具(傘やレインコート)をご持参ください。夜は冷え込みますので防寒着をご持参されます事をお勧めいたします。
※8:宿泊施設は、女性は「古民家荒蒔邸」、男性は「沼田邸」で、相部屋利用となります。浴衣・アメニティグッズ(タオル・はぶらし等)はございませんので各自にてご用意ください。トイレ・お風呂・洗面所は共同です。
※9:お客様の個人情報はお客様との連絡のために利用させていただく他、お客様がお申し込みいただいた旅行において運送・宿泊機関などの提供するサービスの手配及び受領のための手続きに必要な範囲内で利用させていただきます。運送・宿泊機関などへの個人情報の提供について同意の上お申し込みください。また、お電話にて受付後、詳しい旅行条件を説明した書面をお送りいたしますので事前にご確認の上、お申し込みください。

【お問い合せ先】
関東ツ-リズム大学事務局(NPOえがおつなげて内)
TEL:03-6273-9467 
MAIL:egao-plaza@mist.ocn.ne.jp
担当:斉藤

先生

[ NPO法人遊楽(ゆうがく)理事長/グリーンツーリズム・コーディネーター ]

白石 智洋

「道の駅さとみ」の駅長を務める傍ら、平成14 年4月に地元農家等とともに「里美ツーリズム探究会」を設立し、同年6月、空き家となっていた古民家を改修して古民家の宿「荒蒔邸」をオープン。同探究会は、県北地域におけるグリーンツーリズムの新しいスタイルを都市住民に提供し、古民家を活用した新しい農家民宿のビジネスモデルが評価され、平成18年9月に「いばらきイメージアップ大賞」(奨励賞)を受賞した。今後は、同じようなグリーンツーリズムの拠点(宿泊施設)が増加し、空き家の活用と地域の活性化につながるためのモデル的な位置づけになるものとして期待されている。

教室

茨城県常陸太田市里美地区

常陸太田市は、茨城県の北東部にあって県都水戸市から北へ20km、東京から120km圏に位置しています。昭和29年7月に1町6ヶ村が合併し常陸太田市が誕生し、翌年、世矢村と河内村を、さらに平成16年12月に金砂郷町、水府村、里美村を編入して現在に至っています。平安末期から約470年間は北関東の豪族佐竹氏の拠点として発展し、その後は水戸藩の要地として特に重視されたところから、市街地の台地を中心とした周辺には佐竹氏に関係の深い社寺や、西山荘・瑞竜山など徳川家に関する史跡が多く残されており、やすらぎを感じる落ち着いたまちです。

今回訪れる里美地域は、原風景の残る小さな農村。観光地として多くの人が訪れたり、有名な特産物があったり、といった土地ではありませんが、有名な観光地、特産品に劣らない魅力ある景観や、歴史を紡いできた郷土料理など、静かで温かい生活をおくるための様々な要素が、当たり前に存在しています。

所在地
茨城県常陸太田市里美地区