【シリアスゲームであそぼう！】　
ボードゲームで学ぶ、お金と社会

※授業当日はJR山手線外回りの大崎～渋谷～池袋間が運休となっています。詳しくはJR東日本専用Webサイトをご確認ください。
https://www.jreast.co.jp/shibuya-koji/


■「シリアスゲーム」を題材にしたシリーズ授業『シリアスゲームであそぼう！』
シブヤ大学は、2023年から『Learning Design Lab.』と協働して、新しいシリーズ授業『シリアスゲームであそぼう！』を開催しています。このシリーズでは、「シリアスゲーム」と呼ばれ昨今注目を集めている、社会問題の解決を主目的につくられたシミュレーションゲームを使います。例えば、環境問題やSDGsについて学ぶもの、行政への陳情のしかたや、家事育児の分担をテーマにしたものなど、さまざまなボード（カード）ゲームが存在しています。シリーズ詳細はこちら。

■ボードゲーム『Roll Over（ロールオーバー）』で投資を体験！

「シリアスボードゲーム」とは、ボードゲームによる学習効果へ注目し、特定のテーマについて学べるよう設計されたボードゲームのことです。本シリーズ講座の第１回は「育児」に関するテーマでしたが(前回の様子はこちら)、今回は「お金」に関するシリアスボードゲームを体験します。

授業の先生をしてくれる株式会社FPal（エフパル）の方々は、ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、独自のノウハウでボードゲームを開発しています。「お金」に関わるボードゲームをこれまで7種も開発し、高校生向けの作品から、企業研修向けの作品まで、さまざまなバリエーションを揃えています。

その中から今回は、投資をテーマとしたボードゲーム『Roll Over（ロールオーバー）』を体験します。ゲーム内でさまざまな仮想の投資商品を扱い、本当の投資のように悩みながら、資産のリスクとリターンについて学ぶことができるゲームです。

長らく「貯金」が主なお金の貯め方の手段だった日本ですが、現在は、iDeCoやNISAなど、市民一人ひとりが自分の資産運用を正しく認識していくことが求められている時代。また、ESG投資やインパクト投資など、社会的・環境的な問題解決に投資を結びつける動きも盛んです。「お金の流れは、社会にとっての血流みたいなもの」とよく言いますが、「消費」だけでなく「投資」も含めて、自分のお金がどのように社会に関わっていくのか、これを機に考えるきっかけになればと思います。 また、授業の終盤では、「シリアスボードゲーム」の一般的な話題にも触れ、ゲームという学習方法の特性についても考えてみましょう。



【授業の流れ（途中で休憩をはさみます）】
13：30　授業の開始と挨拶
13：40　[第１部]ゲームの説明と体験、振り返り
16：00　[第２部]ライナップ紹介
16：15　[第３部] ボードゲームと課題解決（紙を配る）
16：30　終了