【シリアスゲームであそぼう！】
カードゲーム「カジークジー」で見直す対話の価値

■「シリアスゲーム」を題材にしたシリーズ授業をスタートします
シブヤ大学では、「シリアスゲーム」を題材にしたシリーズ授業をスタートします！
このシリーズでは、「シリアスゲーム」と呼ばれ昨今注目を集めている、社会問題の解決を主目的につくられたシミュレーションゲームを使います。例えば、環境問題やSDGsについて学ぶもの、行政への陳情のしかたや、家事育児の分担をテーマにしたものなど、さまざまなボード（カード）ゲームが存在しています。
コロナを経て、改めてリアルな空間に集って学ぶことの価値を再考する中で生まれた今回のコラボレーション。見知らぬ人同士が、普段はなかなか話しづらい社会問題をゲームを通して考えるシリーズ授業のはじまりです。シリーズ詳細はこちら。

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■カードゲーム「カジークジー」
育児対話カードゲーム「カジークジー」は、プレイヤー2人が勇者や賢者などの冒険家となって、次々と押しよせる家事・育児・仕事のトラブルを解決していく、RPG風の対話型協力ゲームです。

“魔王を倒して帰路につく勇者パーティの背に、気づけば魔王の赤子「カジークジー」と、罪なき子を育ててくれと残した魔王の手紙が……自慢の剣技も魔法もいっさい通じない「子育て」の闘いへ、命をけずって奮闘する2人の新しい冒険が始まった！”

ゲーム中のトラブル解決には、それぞれの能力値（体力や賢さなど）が必要ですが、互いに相手の数値を直接知ることはできません。トラブル内容から互いの得意・不得意を考えつつ、話し合って納得感のある分担をつみあげていきましょう。

ゲームは育児をテーマとしていますが、そのゲーム体験の根底にあるのは、どんなことでもパートナーと対話することの大切さ。

育児以前に、そもそも結婚したいのか、子どもを持ちたいのかなど。ゲーム監修者である主夫ラボ・高木駿さんの体験談も交えながら、さまざまな生き方を選べる現代だからこそ、大切なパートナーと対話する機会をつくり、苦楽をわかちあい、支え合って生きていく意味を再確認します。

また授業の後半では、近年増えてきた「学びのあるアナログゲーム（シリアスゲーム）」についても触れ、ゲームという対話の手段についても考えてみましょう。

【授業の流れ（休憩は随時はさみます）】
13：15　受付開始　
13：30　冒頭の挨拶とミニゲーム
13：50　[第１部]ゲームの説明と体験
14：45　[第２部]主夫ラボ・高木さんの講義とグループ対話
15：50　[第３部]ボードゲームと課題解決
16：30　終了

（授業コーディネーター：松本浄）

【注意事項】
※：本授業は抽選予約制での受付となります。抽選は2023年2月8日(水)に行います。 (抽選予約受付は2月7日(火)24時までとなります。)