やきもの鑑賞入門編15 殿様の器。~技を知る~
土
16:00-17:30
- 戸栗美術館
- 中島 由美 [戸栗美術館キュレーター]

- 参加費
- 無料
- 定員
- 20名
- 参加対象
- やきもの、職人技、江戸時代の文化に興味がある方。
- 当日の持ち物
- 筆記用具をご持参下さい。
- 申し込み方法
- 上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※抽選後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。 - 【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。 - ※1:本授業の抽選は2月4日(月)に行います。(抽選予約受付は2月3日(日)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、2月14(木)0時まで先着順でお申し込みを
受付いたします。
江戸時代に、最高の技術と材料を用いて作られた至高の磁器、『鍋島焼』。純白の素地、なめらかな釉(うわぐすり)、緻密な文様、美しい色彩、品格ある形。それは、当時の庶民はもちろん、現代でも目にする機会の少ない「宝物」。
前回に引き続き、今回もこの殿様の器の魅力に迫りたいと思います。テーマは、その「技」。
日本で初めて磁器が焼けるようになったのは17世紀初頭の肥前でのこと。当時、一般に流通していた磁器は『伊万里焼』です。それらは多くの民間窯があった現在の有田町で焼かれ、それぞれに切磋琢磨して新しい磁器を生み出していました。『鍋島焼』は、そこで創案されたさまざまな技法や文様を取り入れて洗練し、その技術に磨きをかけて献上品の磁器を焼き上げたのです。
今回の授業では、細かい文様を描くための墨弾きの技法、斬新な文様構成、器の高台にまで描かれた文様をじっくり観察してみましょう。伊万里焼と鍋島焼の共通点、相違点を比較しながら、その巧みな技術に迫ってみたいと思います。
前回に引き続き、今回もこの殿様の器の魅力に迫りたいと思います。テーマは、その「技」。
日本で初めて磁器が焼けるようになったのは17世紀初頭の肥前でのこと。当時、一般に流通していた磁器は『伊万里焼』です。それらは多くの民間窯があった現在の有田町で焼かれ、それぞれに切磋琢磨して新しい磁器を生み出していました。『鍋島焼』は、そこで創案されたさまざまな技法や文様を取り入れて洗練し、その技術に磨きをかけて献上品の磁器を焼き上げたのです。
今回の授業では、細かい文様を描くための墨弾きの技法、斬新な文様構成、器の高台にまで描かれた文様をじっくり観察してみましょう。伊万里焼と鍋島焼の共通点、相違点を比較しながら、その巧みな技術に迫ってみたいと思います。
先生

[ 戸栗美術館キュレーター ]
中島 由美
東京芸術大学大学院美術研究科修了(保存科学専攻)。戸栗美術館学芸員、日本陶磁協会研究員を経て現在、戸栗美術館評議員・学芸員。執筆、カルチャースクール講師等の活動を行う。著書「古伊万里との対話」「古伊万里からくさ美術館」監修「週刊やきものを楽しむ」他。
教室
戸栗美術館
1987年10月、美術品を永久的に保存し、広く一般に公開することを目的に財団法人の認可を受け、旧鍋島藩屋敷跡地に開館。現在では日本のみならず世界的にも評価の高い古陶磁専門美術館として活動している。主な収蔵品は、東洋陶磁器。東洋陶磁器は、日本、中国、朝鮮、などで生産された陶磁器の総称で、日本磁器の内、江戸時代のはじめに肥前国(現在の佐賀、長崎県)で生まれた磁器を肥前磁器と呼びます。
※古陶磁器:7,000有余点 古書画:4,000有余点(平成13年10月現在)
開館時間 : 午前9時30分 ~ 午後5時30分
(入館は閉館30分前まで)
<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計ではございませんので、車椅子の方、入場が困難な方は事前にシブヤ大学事務局までお知らせ下さい。
シブヤ大学事務局: Tel 03-3770-4285/E-mail info@shibuya-univ.net

- 所在地
- 渋谷区松濤1-11-3
電話:03-3465-0070
<当日の連絡先について>
電話:080-5542-2820 (※注)
(※注)
①授業当日午前8時以降にご連絡頂きますよう、お願いいたします。
②場所についてのお問合せや、やむを得ない場合の当日キャンセルのご連絡の場合のみ、おかけ頂きますよう、お願いいたします。
最寄り駅1:JR山手線・埼京線・東京メトロ銀座線・半蔵門線・東急東横線・京王井の頭線渋谷駅 下車 徒歩15分
最寄り駅2:京王井の頭線神泉駅 下車 徒歩7分