シブヤ大学

やきもの鑑賞入門編13 「古き」と「新しき」が出逢う場所。

16:00-17:30
  • 戸栗美術館
  • 中島 由美 [戸栗美術館キュレーター]
参加費
無料
定員
20名
参加対象
食器、古伊万里、日本文化に興味がある方。

当日の持ち物
筆記用具をご持参下さい。
申し込み方法
上記受付期間中、WEBフォームより抽選予約制で申し込みを受付いたします。
※抽選後にキャンセルが発生した場合は先着順で受付再開します。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。         
【入場】教室へは、授業開始時間までに必ずお入り下さい。授業開始後の入場は制限させていただきます。なお、10分を超えて遅刻された場合は受付終了となり、授業へ参加することが出来ませんのでご注意下さい。
【交通手段】当日、教室への交通手段は電車、バスなど公共機関をご利用下さい。近隣への配慮のため、車・バイク・自転車でのご来場はご遠慮願います。
【撮影等】会場への撮影、録音機器のお持込は固くお断りさせて頂きますので、ご了承下さい。
※1:本授業の抽選は12月3日(月)に行います。(抽選予約受付は12月2日(日)24時までとなります。)
※2:抽選後、定員に満たない場合やキャンセルが発生した場合は、12月13(木)0時まで先着順でお申し込みを
受付いたします。
『古伊万里』というと、200年も300年も昔のやきもの。
美術館の展示室では、その色や形、文様の美しさなどに注目し、昔の人々の暮らしを思い浮かべたり、やきものの歴史を
感じたりしつつ“鑑賞する”古美術品です。
でももしあなたが、日常でこれを“実際に使う”としたら、どんな風に使ってみるでしょうか?

「古い器だから、畳と床の間のある日本家屋じゃないと…」
「小さなお膳に並べた懐石料理じゃないと…」

きっと、そんな風に“かしこまってしまう”かもしれません。けれど、古伊万里の染付磁器は、長い陶磁史の中では最も新しく
登場したやきものです。つまり、現代の私たちの暮らしに最も近いところにあるものなのです。

今回は、「古伊万里を現代の日常の中に」をテーマに授業を行いたいと思います。例えば、古伊万里の小皿に透明なガラス素材のコップ、なんて組み合わせは現代だからこそできるコーディネート。「私ならこう使う!」「こんな料理を盛ったら美味しそう」などなど、テーブルコーディネーターやインテリアスタイリストのように、現代に生きるからこその楽しい提案をみなさんもぜひ考えてみてください。

古きものと新しきものが出逢う場所。
それが、私たちの暮らす所なのかもしれません。

先生

[ 戸栗美術館キュレーター ]

中島 由美

東京芸術大学大学院美術研究科修了(保存科学専攻)。戸栗美術館学芸員、日本陶磁協会研究員を経て現在、戸栗美術館評議員・学芸員。執筆、カルチャースクール講師等の活動を行う。著書「古伊万里との対話」「古伊万里からくさ美術館」監修「週刊やきものを楽しむ」他。

教室

戸栗美術館

1987年10月、美術品を永久的に保存し、広く一般に公開することを目的に財団法人の認可を受け、旧鍋島藩屋敷跡地に開館。現在では日本のみならず世界的にも評価の高い古陶磁専門美術館として活動している。主な収蔵品は、東洋陶磁器。東洋陶磁器は、日本、中国、朝鮮、などで生産された陶磁器の総称で、日本磁器の内、江戸時代のはじめに肥前国(現在の佐賀、長崎県)で生まれた磁器を肥前磁器と呼びます。
※古陶磁器:7,000有余点 古書画:4,000有余点(平成13年10月現在)

開館時間 : 午前9時30分 ~ 午後5時30分
(入館は閉館30分前まで)

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計ではございませんので、車椅子の方、入場が困難な方は事前にシブヤ大学事務局までお知らせ下さい。

シブヤ大学事務局: Tel 03-3770-4285/E-mail info@shibuya-univ.net

所在地
渋谷区松濤1-11-3
電話:03-3465-0070

<当日の連絡先について>
電話:080-5542-2820 (※注)

(※注)
①授業当日午前8時以降にご連絡頂きますよう、お願いいたします。
②場所についてのお問合せや、やむを得ない場合の当日キャンセルのご連絡の場合のみ、おかけ頂きますよう、お願いいたします。

最寄り駅1:JR山手線・埼京線・東京メトロ銀座線・半蔵門線・東急東横線・京王井の頭線渋谷駅 下車 徒歩15分
最寄り駅2:京王井の頭線神泉駅 下車 徒歩7分