シブヤ大学
イベント

【しぶやをつくるゼミ|レポート】中間発表会を実施しました。



9月にスタートした「しぶやをつくるゼミ」の中間発表会を実施しました。「渋谷を訪れる人や渋谷に暮らしている人が、このまちを世界一だと思ってもらうこと」を目標に活動している一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメントの皆さんの想いを起点に立ち上がった本ゼミは、応募の中から約15名のゼミ生が選ばれ、現在3つのグループに分かれて活動をしています。

中間発表では、それぞれのグループが渋谷のまちで実現したいアイデアやその理由、具体的なイメージを発表し、さらに企画をアップデートしていくための意見交換を行いました。

以下、簡単なイベントレポートをお楽しみください。



中間発表はリアル会場に加えて、オンラインで中継をした形式で実施しました。中間発表の目的は、大きく2つ。

実現のために必要なことを明らかにする

②より良くするための応援コメントをする&もらう

企画の良し悪しをジャッジするのではなく、あくまでも企画内容をさらにアップデートするための場です。より良い企画にするためのアドバイスや応援コメントを一人一人が手書きで「コメントシート」に記入し、渡していきます。発表間の転換時間や発表終了後に直接カードを渡しにいくことで、より互いの想いが伝わり、会話のきっかけになっていました。


ここからは、グループからの発表をかいつまんでご紹介します。

チーム「トガリ」は、チーム名の通りトガることをキーワードに企画を構想。

トガるといえば、上に上に尖らせていくようなイメージがあるが、訪れた人たちが一斉に上を見上げていたら、面白いのではないか、そんなシーンをつくれないだろうか、とグループで話し合いを続けてきたそうです。舞台は、渋谷駅地下広場に設定。目線より上に渋谷川が流れている場所でもある渋谷駅地下広場。人々が上を向きたくなる企画として「星空×天井」を提案していました。会場からは「視覚だけではなく、聴覚も使って川のせせらぎを音で表すなどしたら、より上を向きたくなるのでは」などの意見が出ていました。


チーム「とっぷらヤーシブ」は、"渋谷の待ち合わせにもっと「まちの面白い雑学」と「快適さ」を!渋谷の深みをまだ知らない人を渋谷の地下に引きずり込む!"をテーマに企画を提案。

メンバーがみんなまちを"ぷらっと"歩くのが好きなことからフィールド(渋谷のまち)に積極的に出て、人々がまちに愛着を持つためにはどんなことができるだろうか?を軸に話し合ってきたそうです。まちを歩く中で渋谷について知れば知るほど面白い!と思った経験と、充電がなくて待ち合わせに困った経験から、提案されていたのはクイズに正解するほど充電ができる仕組み。地下に行くにつれて、よりディープな渋谷を知ることができるアイデアでした。


チーム「Enjoooooy!!!!」は空きスペース(駅地下・ビル等)を有効活用して、「個人の夢・興味関心・やりたい」を応援するスペース・仕組みを提案。

コロナ禍で個に向き合う時間が多くなり、個人の「楽しさ」を大切にしたい、それぞれの夢や楽しさを応援できる場所を渋谷につくれないだろうか、というところから企画がスタートしました。実際にメンバーがやりたいことはそば打ちやリベラルアーツを学ぶ、焚き火、ラップの制作、マイナースポーツを楽しむなど実にさまざま。だからこそ、誰かのやりたいことに乗っかったり自分のやりたいことに仲間を集うことでより面白くなるのではないか、そしてそのようなプラットフォームを渋谷につくりたい!との提案でした。



ゼミ生の並々ならぬ熱量に触れて、各企画の実現がより楽しみになった中間発表でした!

最終発表は2月。果たしてそこまでにどんな企画にアップデートされるのでしょうか?これからの活動も楽しみです!