授業レポート

2017/6/20 UP

やりたい事をやり続ける為に
パクチーハウス東京と考える
自分の肩書きの作り方

初めて名刺をもらったとき、すごく嬉しかったことを思い出しました。
そこに私の名前と仕事が書いてある。
私を知らない人に私を伝えるツール、それが”肩書き”なんだと思います。


本日の授業は、
『やりたい事をやり続ける為に パクチーハウス東京と考える自分の肩書きの作り方』です。
先生の佐谷 恭さんのお話を聞きながら、自分の肩書きを考えました。

佐谷さんは大学在学中にさまざまな国を旅し、その後、富士通、リサイクルワン、ライブドアを経て、07年株式会社旅と平和を創立。世界初のパクチー料理専門店・パクチーハウス東京をオープンさせました。経歴もさることながら、ご本人の言動も面白く、パクチー柄のランニングシャツと黄緑色の短パン、メガネも緑と全身パクチーカラーで登壇。乗換えが2回あると走るのとさほど変わらないからとご自宅から教室のある恵比寿までの約10キロを走ってきています笑

そんなファンキーな佐谷さんは、やりたいことをやりつづけるために「パクチー狂会会長」を名乗り、現在まで全緑で物事に取り組んでいます(※全部緑にかける癖をお持ちのようです)

特にパクチーに関しては一切の手を抜かず、自身が経営されるパクチーハウス東京はすべての料理にパクチーが潜んでいます。上に添えてあるだけではなく、煮込むときにも使っているので逃げられません。全緑度が違います。


 


なぜそこまで全力なのか?


佐谷さんのお話の中に、「日本人は好きなことをやめてしまう」という発言がありました。
旅行好きの佐谷さんはたくさんの国をめぐりさまざまな出会いと経験をしてきましたが、年齢を重ねるごとに旅行をする機会は減り、刺激的な体験も減ってきました。

だったら旅を知っている人を集めて話せばいい!と、10年前には誰も知らなかった「パクチー」をツールにお店をオープンさせました。お店のコンセプトは“交流する飲食店”


詳しくはこちらへhttp://paxihouse.com/blog/concept/

またロンドンを旅する友達のSNSからコワーキングスペースの存在を知り、知識を共有し、友達をつくれるようにと2009年東京初のコワーキングスペースもオープンさせました。こちらのコンセプトは”パーティーするように仕事をする”


会議が面白くないから、面白くするにはどうしたらよいだとう?上司にお酌ばかりしないですむ飲み会はできないか?など、自身の体験を基にもっと毎日が面白くなるように軽やかに行動をされています。


 


全緑でやっていると日常は面白くなる”。そう信じているのだと思いました。
そんな佐谷さんが始めたパクチー活動は、空前のブームとなり、そして文化となっていきます。


 


その他ににも、パクチーを貸し付ける『パクチー銀行』や89(パクチー)に絡めたマラソンなどなど、
とにかく面白そうならやってみる。
また行きたい旅行も多少無理やりでもパクチーと絡めて普及活動だ!と言って盛り上げる。

理由なんて後回しで、行きたい!やりたい!!と自分の心に素直になることが大切だとおっしゃっていました。発信し続ければいつか誰かと繋がれる。まさにパクチーは”人を繋げるツール”になっています。


そして、そのツールがさらに有効となるのが、「肩書き」
肩書きもただ名乗るだけでなく、名刺をつくることで、人に配ることができ、自分の分身となって誰かの元に降り立ちます。
楽しいことを続けたいなら名前をつける。それがやりたい事をやり続ける為の秘訣でした。


やりたいことを肩書きにしよう




秘訣がわかったら早速実践へ。
ここからは各自で自分の肩書きを考えて、グループごとに発表をしました。
自分の好きなことや、自分のしていることを肩書きにしている人。
思い思いの肩書きが生まれていきます。


・シニアファッション向上協会会長


・DNS (できることは何でもやります!相談役)


・MMK(モロッコもろもろコーディネーター)


・ジャムDIY


・シングルトンスカイプ協会会長  などなど


そしてその肩書きが、自分自身をPRしていきます。


PR(パブリック・リレーションズ)とは組織とその公の間に、双方の利益をめざし、双方向のコミュニケーションを維持する活動。まさに肩書きによって目の前の人を繋いでくれるのです。


私は会社とは別の名刺を持っていますが、最近肩書きが変わりました。
ずっと欲しかったその肩書きは、私を表すと同時に私に責任を背負わせてくれました。
その責任から大変なこともあるけれど、自分を保つ大切なモチベーションになっています。
肩書きが自分を縛るのか、それとも自由にするのか?
道具に使われない人でありたいと思いました。

(レポート:伊藤扶美子、写真:白國文佳)