授業レポート
2010/7/23 UP
原宿表参道隣人プロジェクト2010始動します!
「地域の人たちが集まって、楽しく交流しよう」という趣旨の「隣人祭り」はパリが発祥の地。
2008年に日本支部が出来て以来、全国に広まっています。
シブヤ大学でも呼びかけをして、2009年10月、
原宿二丁目町内の人たちと一緒に「ケアコミュニティ・原宿の丘」で「隣人祭り」を行い、大盛況でした。
そこで、2010年にも「また何か一緒にやりたい」という声が挙がり、
今回の授業は、新たなプロジェクト発足のためのガイダンスという形で行われました。
●自己紹介で和気あいあいと
この日の参加者は18人で、まずは自己紹介から。
東京、神奈川、千葉から集まった男女は、表参道で働いている、
表参道によく遊びに来る、地域活動をしてみたいなど、参加のきっかけはさまざま。
●2009年の「隣人祭り」って?
授業コーディネーターの嘉村真由美さんと、シブヤ大学の学生で、
「コンシェルジュ」として「隣人祭り」の運営にかかわった4人から昨年の様子について説明がありました。
2009年7月にガイダンスを行った時には33人が参加し、
それぞれが「コンシェルジュ」として10月の隣人祭りに向けて、準備を進めました。
3つの班に分かれ、原宿二丁目町内の人たちと交流をしながら、
当日どういうことをやればいいかというプランを出していきました。
10月25日(土)当日、会場となったのは、廃校となった旧原宿中学を利用した「ケアコミュニティ・原宿の丘」。
中学校の校庭が、ほぼそのまま残されている形の広い敷地に集まったのは、
町内の住民約60人とシブヤ大学関係者が約30人、計90人ほどでした。
各班のイベントは
1班「昔の遊び」
コマや缶ぽっくりなど
2班「隣ん家カレー」
スタッフや住民が持ち寄ったカレーは、
インド風あり、家庭料理風ありとさまざまで、食べ比べができ大好評。
3班「ハロウィンで遊ぼう」
かぼちゃやおばけのモチーフを折り紙で作るコーナー
後に町内会では、
「とても楽しかった」「画期的なイベント」
「30~40代くらいの若い世代に多く参加してもらいたかった」
「来年もぜひ開催してほしい」などの意見が挙がりました。
●自分たちの住む地域について考えてみる
次に、自分たちの住んでいる地域のつきあいについて、地域別に分かれて話し合いをしました。
共通して出た意見としては、町内会というのはどうしても古いイメージがある。
義務感ではなく、楽しいつきあいができないか。
子供向け、高齢者向けのイベントはあっても、
それ以外のもの、若者や一人暮らしの人も参加できるものがほしいなど。
●2010年「原宿表参道隣人プロジェクト」理想の形とは?
さらに3つのグループごとに、2010年、これからどんなことをやっていけるかを話し合いました。
・千葉、神奈川チーム
婚活、健康に関すること、花火、キャンプファイヤー、フォークダンス、
高校生による出し物など、お祭りの具体的なプログラムに関する意見が出されました。
・都心、中央線チーム
気軽に参加できて、関わり方は多岐に渡るもの。
放置された庭、空いた土地で、農業をやってはどうか。
野菜などが収穫できれば、それを料理して食べるというところまでみんなで持続的にシェアできる。
・練馬、品川、目黒、中央チーム
地域の人たちのサークルを作る。
町内新聞、町内放送。
梅酒を作るなど、みんなで共通体験をしてはどうか。
ギネスに挑戦など、達成感を得られるものがいい。
これらを受けて、授業コーディネーターが町内会にも話をして、
さらに今日集まった人たちとの会合も続け、次につなげていきたいとしめくくりました。
今回の話し合いでは、
「何かをやってみたい」「一緒に盛り上げていきたい」と思う多くの人たちの熱意が伝わってきました。
2010年はどんな「隣人プロジェクト」が繰り広げられるのか、これからの展開が楽しみです。
(ボランティアスタッフ 大野多恵子)
2008年に日本支部が出来て以来、全国に広まっています。
シブヤ大学でも呼びかけをして、2009年10月、
原宿二丁目町内の人たちと一緒に「ケアコミュニティ・原宿の丘」で「隣人祭り」を行い、大盛況でした。
そこで、2010年にも「また何か一緒にやりたい」という声が挙がり、
今回の授業は、新たなプロジェクト発足のためのガイダンスという形で行われました。
●自己紹介で和気あいあいと
この日の参加者は18人で、まずは自己紹介から。
東京、神奈川、千葉から集まった男女は、表参道で働いている、
表参道によく遊びに来る、地域活動をしてみたいなど、参加のきっかけはさまざま。
●2009年の「隣人祭り」って?
授業コーディネーターの嘉村真由美さんと、シブヤ大学の学生で、
「コンシェルジュ」として「隣人祭り」の運営にかかわった4人から昨年の様子について説明がありました。
2009年7月にガイダンスを行った時には33人が参加し、
それぞれが「コンシェルジュ」として10月の隣人祭りに向けて、準備を進めました。
3つの班に分かれ、原宿二丁目町内の人たちと交流をしながら、
当日どういうことをやればいいかというプランを出していきました。
10月25日(土)当日、会場となったのは、廃校となった旧原宿中学を利用した「ケアコミュニティ・原宿の丘」。
中学校の校庭が、ほぼそのまま残されている形の広い敷地に集まったのは、
町内の住民約60人とシブヤ大学関係者が約30人、計90人ほどでした。
各班のイベントは
1班「昔の遊び」
コマや缶ぽっくりなど
2班「隣ん家カレー」
スタッフや住民が持ち寄ったカレーは、
インド風あり、家庭料理風ありとさまざまで、食べ比べができ大好評。
3班「ハロウィンで遊ぼう」
かぼちゃやおばけのモチーフを折り紙で作るコーナー
後に町内会では、
「とても楽しかった」「画期的なイベント」
「30~40代くらいの若い世代に多く参加してもらいたかった」
「来年もぜひ開催してほしい」などの意見が挙がりました。
●自分たちの住む地域について考えてみる
次に、自分たちの住んでいる地域のつきあいについて、地域別に分かれて話し合いをしました。
共通して出た意見としては、町内会というのはどうしても古いイメージがある。
義務感ではなく、楽しいつきあいができないか。
子供向け、高齢者向けのイベントはあっても、
それ以外のもの、若者や一人暮らしの人も参加できるものがほしいなど。
●2010年「原宿表参道隣人プロジェクト」理想の形とは?
さらに3つのグループごとに、2010年、これからどんなことをやっていけるかを話し合いました。
・千葉、神奈川チーム
婚活、健康に関すること、花火、キャンプファイヤー、フォークダンス、
高校生による出し物など、お祭りの具体的なプログラムに関する意見が出されました。
・都心、中央線チーム
気軽に参加できて、関わり方は多岐に渡るもの。
放置された庭、空いた土地で、農業をやってはどうか。
野菜などが収穫できれば、それを料理して食べるというところまでみんなで持続的にシェアできる。
・練馬、品川、目黒、中央チーム
地域の人たちのサークルを作る。
町内新聞、町内放送。
梅酒を作るなど、みんなで共通体験をしてはどうか。
ギネスに挑戦など、達成感を得られるものがいい。
これらを受けて、授業コーディネーターが町内会にも話をして、
さらに今日集まった人たちとの会合も続け、次につなげていきたいとしめくくりました。
今回の話し合いでは、
「何かをやってみたい」「一緒に盛り上げていきたい」と思う多くの人たちの熱意が伝わってきました。
2010年はどんな「隣人プロジェクト」が繰り広げられるのか、これからの展開が楽しみです。
(ボランティアスタッフ 大野多恵子)