授業レポート

2019/7/10 UP

【3回連続授業】自分で縫い上げる~この夏の浴衣づくり”2019”(第二回)

毎夏シブヤ大学で行われている「自分で縫い上げる~この夏の浴衣づくり」!今回は2019年度の第2回目の授業です。

今年の講師のYAMAZAKI OKO先生は、ホーチミン・ハノイ・フエの6工場で700人にもの方々に技術指導されていたのだとか。生徒のみなさんに短時間で技をテキパキとわかりやすくレクチャーするYAMAZAKI先生が印象的でした。

まずは、運針から!その様子は、まるでスポーツや吹奏楽の基礎練習のよう。みなさん宿題で運針が鍛えられただけあって、最初のうちは自信満々だったものの、先生から「耳ぐけ」と「三つ折りぐけ」という新しい技を伝授され、その難しさにすっかり自信を無くしてしまいます。みんながんばれー!!



運針の基礎練が終わったところで縫いの本番へ。
褄下(つました)の三つ折りぐけから始めます。
着用時には見えない下前をくけてみますが、折山の間に針を通す事が難しい!宿題で背縫いと脇縫いまで終わっているので、その後に脇くけで縫こみの始末(通称「イカの頭」部分)をします。全部縫い上げる時間がなかったので、一部は宿題に!



そして、袖縫いに。仕上げたい袖の丸みを選び、印をつけていきます。浴衣の形をカスタマイズできるのも、自分で縫い上げてつくる浴衣ならではの醍醐味です。ここで前回の授業や宿題で自信をつけた運針が大活躍!ひたすらちくちくと縫っていきます。

袖口を三つ折りぐけ、袖振りを耳ぐけで補強して裏返すと、袖の出来上がり!ですが、これは宿題です。片方の袖てつくり方を学んだので、もう片方は復習を兼ね自分でも出来るようになる。和裁がほぼ左右対称に作られているから出来ることなのですね。



衽(おくみ)の裾の処理のお話も伺いました。1cm幅で三つ折りぐけをしていきますが、角の部分は、額縁をつくります。角を三角に折って、さらにその半分まで裾を折って、また折り返すと本当に額縁の角みたいになって面白いですね。これは、最後の仕上げで縫い上げます。

集合写真で羽織っていただいた姿は、浴衣らしくなってきたのではないでしょうか!次回の浴衣の完成が待ち遠しいですね。

レポート:波木香里