シブヤ大学

先生紹介

[ 臨臨床道化師/日本クリニクラウン協会事務局長兼芸術監督 ]

塚原 成幸TSUKAHARA SHIGEYUKI

東京都出身。現在、大阪市在住。都留文科大学大学院修了(臨床教育実践学)
学生時代は保育園で働きながら、紙芝居を中心とした一人芝居を行う。大学卒業と同時に「仕事は自分で創るもの」と考え、人と地域が深くふれあえる可能性を求めて移動劇場「シアター道芸」をスタート。
また大学3年の時、車で交通事故を起こし長期の入院とリハビリを余儀なくされる。病院生活で毎日天井を眺めながら、元気になったら幼い頃から気になっていた道化師という生き方をしてみようと決意し、RING LING CIRCUS CLOWN COLLEGE JAPANでクラウン芸の基本を学ぶ。(以後オーストラリアやアメリカでも修行)その後、自然豊かな長野県塩尻市に劇団の拠点を置き、全国各地で山の道化師パックマンショーやコメディーパフォーマンスを行ってきた。1995年以降は「上演活動だけが道化師の関わる活動ではなく、人の暮らしそのものに関わりを持っていくことが道化本来の姿」という信念をもって災害地域での救援活動やまちづくりの支援、あるいは医療や福祉、教育の分野において「毎日を笑顔に変える」様々なユーモア講座やワークショップを実践。「人は楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなる」がモットー。自身は前向きな人生を多くの人と分かち合いたいと行動を続けている。
2005年からは大阪市に拠点を持つ、日本で初めてのクリニクラウン(臨床道化師)の組織、特定非営利活動法人・日本クリニクラウン協会の事務局長兼アーティスティックディレクター(芸術監督)を務めている。
著書に『こども時間を届ける臨床道化師~瞬間を生きる子どもたち』(オフィスエム刊)がある。
http://www.cliniclowns.jp/


※プロフィールは授業開催時の情報です。
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